Here I Am since 2005

この前、研究室の飲み会がありました。

そのとき、ちょっとした揉め事というか、
ま、嫌なことがあって。
私は今まで、この研究室のためにどれだけのことをしてきたんだろう、
って思ったんです。

去年の今頃に配属が決まって、
基礎実習、ゼミがあって、
２月から本格的な研究が始まって、
半年かけて研究室旅行の計画立てて、
次の代との顔合わせ飲みの計画立てて。

バイトとか、定期試験、卒試、国試のための時間をいっぱい割いて、
何のためにやってきたんだろう、って。
これだけのことをやってきたのに、
その結果がこれか？？
って・・・。

大好きだったはずの研究室が、
すっごくイヤになって、
もう行きたくもなくて、
でももう卒論も終わったし、
ゼミもあと数回だし、
謝恩会だけだから、
救われた～
って思ってて。

謝恩会の計画は、また私がやらなきゃいけなくて、
面倒だな、って思ってた。
今までは、まさに「謝恩」で、
本当に感謝して、最期に最高の贈り物しよう、って思って
やってきたけど、
なんだかもうどうでもよくって、
適当にやるか、って考えたとこだった。



でもね、そこまで考えたとき、
じゃあ、私は今まで見返りを求めて幹事やってきたのか？？
って思えた。
何かを返して欲しくってやってきたのか？って。

サークルの幹事だったとき、
たしかに返ってくるものはたくさんあった。
なにかっていうと、「幹事おつかれ★」ってプレゼントもらって、
なんだか特別扱いされてて。
そんな状況に慣れてたのかもしれないけど。
でも、そのために幹事やってたとは思いたくなくて、
だから今回も、今の自分の考えてることは否定したくって。

研究室で、なにかといろんなことの幹事やってるのは、
最初は他に率先してやってくれる人がいなかったから、って思ってたけど、
やっぱり好きだからだとも思うし、
いろんな計画立てたり、やりたかったからだと思う。
やるからにはみんなに楽しんでほしいかったから、
頑張ってた。
そういう気持ちは、
自然となくなってしまうのもなのかな。

「原点に戻る」

なんて、私は今までしたことなくって、
その意味もよくわかんないけど、
今回はそうしたいと思った。
そうしなきゃいけない、と。

１年間過ごしてきた研究室は
やっぱり特別で、大切で。
だったら、謝恩会もちゃんとやらなきゃいけないんじゃないか、と。
３日たって、やっとそう思えた気がする。