豊饒の月をみながら　　　　　　　　　　　　　　　　　　～やるなら今なんじゃないの？・・・俺！～

[塾物語] カテゴリの記事

全28件 (28件中 1-28件目)

1

• 

  これがなかったら・・・

  自分が塾をやるうえでこれがなかったらというものが２つある １つは２００６年３月に出会った松江塾の真島先生のブログ。これがなかったら、とっくの昔にこの業界から逃げたしたか、つぶれてたか・・・１年目のノリと勢いで駆け抜けて天狗になってた僕の浮ついた魂にガッツリ楔を打ち込まれた。ま、このブログでは何度も書いてるな。 真島先生、ずいぶんご無沙汰しちゃってるなぁ・・・また会いたいな そしてもう１つがこの１冊 多分これは初めて書くけど、僕が本から仕事に生かすことを学ぶということを経験した最初の本。 ２００７年にブログを書き始め色々な先生と仲良くさせてもらうようになった。その中で、新規で塾を立ち上げたばかりの三重のもちざくら先生から頂いた本。 この本を徹底的に読み込み塾を出したんよ。その後、彼から他の本の話など出たことがない（笑）。２００７年当時の僕は自塾がこの本の内容からズレていないか必死に読んだ記憶がある。 この１冊の本との出会いが、その後の僕の塾屋人生を大きく変えることになる。 それついてはまた今度・・・

  2016.09.21

  コメント(0)

• ２０１４年を振り返る　１

  いよいよ今年も終わってしまうので今年１年を振り返ってみよ～う～だるまさんが転んだ ２０１４～ まず、今年１番の出来事は“塾理念”が完成したことだこれを社員それぞれが心棒として、色々なことに取り組めたそして自分の中での大きな変化としては“人を育てる” と自分でコミットメント出来たこと今までは、本当に人を育てるという意識はなく勝手に育っていったという感じだったただでも、そろそろ  育てる　と、向き合ってもいいのかなとで、どうせやるなら、塾という枠組みではやらないようなものをやりたいそんな感じで講師研修をスタートさせた一応今のところ集まってどうこうという形のものは６回それ以外に、読書研修を行ったりあ、研修旅行と称して、初めてみんなで旅行にも行った １年目にしてはどれもこれも大成功究極の見切り発車だったが参加してくれた連中が非常に主体的に“場”に参加してくれみんな、真剣に、ことにあったってくれた「交流分析」「心と仕事の繋ぎ方」「抽象化と具現化」 「モチベーションのマネジメント」「インプットとアウトプット」「SECIプロセス」 たぶん、大学の授業より面白いと思うんだよなぁ・・・な～んて、軽い自惚れを感じてしまうのは講師の連中が面白いと、いっぱい僕を褒めてくれるから（笑）  来年はまた新しい取り組みもあるまだまだ学びの途中でシェアしたものばかりなので基本的には全部「２０１５版・・・・」という形でブラッシュアップさせたい読書研修に関しては、今年の新人たちから意見がたくさん挙がってきたノリノリか、おめ～らは(-。-)y-゜゜゜ と、いうことで塾屋１０年目で一気にここは進化出来たでもまだまだなのは、やった僕らが分かっている僕ひとりで何かをやるという考えは微塵もないのでまた来年もみんなでワーキャーやっていくのだそれが１番盛り上がる 

  2014.12.29

  コメント(0)

• “見せ場”の前の・・・

    　　　　　　　う～ん、講師も生徒も新規募集が完全無風状態 　　　　　　　どっちもとピタリと止んでしまういう経験がないので、若干呆然（苦笑） 　　　　　　　ただ、これは自分の塾物語でいうとナイスなんだろうなとは思う 　　　　　　　後から考えたときに絶対に、美味い酒の肴になるからね 　　　　　　　今、絶対に気をつけておかないといけないことは２つ   　　　　　　　ひとつは　あわてふためかないこと 　　　　　　　僕自身、心のどこかで　誰がやってると思ってるんだ(-。-)y-゜゜゜ 　　　　　　　と、いう気持ちが仁王立ちしている 　　　　　　　そして、慌てふためくという間抜けな姿を 　　　　　　　スタッフや講師達に見せたくないという見栄 　　　　　　　こんな気持ち達が、今までも塾のピンチを救ってきた 　　　　　　　ビビリだけど自信家で、ガキ大将出身でホント良かった（苦笑）  　　　　　　　そして、もうひとつは絶対に現状肯定しないこと 　　　　　　　これはこの６～７年、僕が読むのを離れたブログの先生方から教わったこと 　　　　　　　言ってたことと現状がズレてきたときに 　　　　　　　気づくと、さも最初からその現状を 　　　　　　　自分は目指してたみたいことを言い出しちゃう  　　　　　　　すごくすごくカッチョ悪い 　　　　　　　絶対にこうはなりたくないと思う 　　　　　　　あ、僕は陰で笑ってます 　　　　　　　アホだ、こいつって（笑）  　　　　　　　少なくとも、僕は絶対にこうはなりたくない 　　　　　　　これは嫌味でも皮肉でもなく 　　　　　　　　　　　　　　そんな先生がいたことに感謝だ 　　　　　　　自分の周りの人間にそんな風に思われるぐらいなら 　　　　　　　僕はさっさと、この仕事を辞める  　　　　　　　まさかね、学生講師の応募が全然ないなんて想定外ですわ（苦笑） 　　　　　　　別に今年はいいんです、来年どうすんだって話ですわ 　　　　　　　で、生徒募集に関しても、今年は過去最高の入塾者を狙うと宣言 　　　　　　　自分の中の、この人数は無理だろうと思う数字と向き合い 　　　　　　　自分自身がかけていたストッパーを 外して戦いの狼煙をあげた 　　　　　　　なのに・・・いつもと変わらん状態　は、はずかしい(/ω＼*)  　　　　　　　いやぁ、もう１回色々立て直しだな、マジで 　　　　　　　ただ、こんな状態でも、一緒に戦っているスタッフは 　　　　　　　軸がブレずに仕事と向き合っている 　　　　　　　と、いうか、自分自身の“あり方”と向き合っている 　　　　　　　これが非常に僕の中の戦う魂に火をつけるんですなぁ  　　　　　　　やっぱり、僕みたいなヘタレは一人で塾やるのは無理だ 　　　　　　　自分の中の武器としての“ビビリ”と“見栄っ張り” 　　　　　　　このバランスを保って前に進むには 　　　　　　　やっぱり今の組織体がいいんだと思う  　　　　　　　という現状報告 　　　　　　　と、ブログに書く事で 　　　　　　　軽く退路を断ったんじゃね？という自己満足に浸っちゃいました(*^^)v 　　　　  　　　　　　 うっし、明日もがんばっぺ 　　　　　　　　　　　　　　  

  2014.05.13

  コメント(0)

• ３月ラスト

   　　　　　　　早い、早すぎる　　　　　　　今日で３月もおしまいだ　　　　　　　７年一緒に働いたスタッフが　　　　　　　いよいよ社員としてファイナル　　　　　　　　　　　　　　昨日は卒塾生が花持ってきてくれたり　　　　　　　保護者からご挨拶やらお手紙やら・・・ 　　　　　　　７年かぁ　　　　　　　訳も分からぬ２人で　　　　　　　よくもまぁ、潰れずやってこれたもんだ　　　　　　　生徒たちが驚くほど、僕らは普段会話もしない　　　　　　　ミーティングも年に１回やるかやらないか　　　　　　　　　　　　　　来週からは時間講師として　　　　　　　週１塾に登場となる　　　　　　　いきなりいなくなっちゃうわけはないので　　　　　　　あんまり感慨にふける感じでもない（苦笑） 　　　　　　　でもまぁ　僕の塾物語も今日で第１章が終了だ　　　　　　　３月ラストのファンキー土曜　　　　　　　本日もスタートです

  2012.03.31

  コメント(0)

• いよいよだ、いくぞ(ー_ー)!!

   　　　　　　日付が変わって、いよいよ本日　　　　　　新教室が開校する　　　　　　僕自身の立ち位置については散々迷ったが　　　　　　４年一緒に働いた教室長に全てを任せることにした 　　　　　　もちろん、塾で起きた全ての責任は僕がとる　　　　　　おっかないし、かなりビビってはいるが　　　　　　見栄っ張りな自分が勝ってしまった（笑） 　　　　　　新教室から戻る車中　　　　　　教室長に僕が今、思っている事を伝えた 　　　　　　うまくいかない事もあるだろう　　　　　　悔しくて悔しくてしょうがない時もあるだろう　　　　　　でも、それらすべてが全部自分の血肉になる　　　　　　俺らが、何の為に頑張るのか　　　　　　それを今一度確認した 　　　　　　教室長が　　　　　　午前中、たまたま塾生の小学生の親子と会い　　　　　　ニッコリ笑って　頑張って下さいね　　　　　　　と、声をかけてもらったそうだ 　　　　　　去年、震災の前に　　　　　　これまた塾生の親子が新教室と、本部教室の為に　　　　　　小さなぬいぐるみを作って来てくれた　　　　　　教室に飾って下さい　　　　　　震災で開校が延び　２体とも　うちの教室にあった　　　　　　さっき、２体とも教室長に渡した 　　　　　　生徒が１５人になったら１個は返せよ　　　　　　うちのなんだから（笑） 　　　　　　ふぅ　いよいよだ　　　　　　お会いした際に　パワーを頂き　　　　　　facebookで激励され　　　　　　メールでエールを送ってもらった　　　　　　素晴らしき全国の先生方　　　　　　ちょいと　ひと暴れしてみます　　　　　　泣きごと　愚痴を　言う気はございませんが　　　　　　心底頼りにしております(^^♪　　　　　　　　　　　　うっし　がんばっぺ　　　　

  2012.03.20

  コメント(0)

• ちょいと昔を振り返ってみたりした

   　　　　中２と小５からの問い合わせが続く　　　　でもたぶん、１本は同業者だな（笑） 　　　　いいね、そんな塾になったか、ハハハハ 　　　　今年はちょっと考えている　　　　あ、今年もちょっと考えている 　　　　まだまだ落ち着く塾ではないし　　　　変化　　変化　　変化　　　　もちろん根幹は絶対に変えないけど 　　　　来年度は５年目　これはやっぱり区切りでしょ　　　　全然、塾の事がわからん僕と新卒のスタッフ　　　　そして古狸みたいなアホ講師達　　　　１年目は内部での戦いば～っかり　　　　もう、ガンガンやりあった　　　　多くの連中が塾から去っていた　　　　そして、今の戦い方の基礎となった　　　　学生講師が集結　　　　２年目は、ＦＣ本部との戦い　　　　これはえらかったなぁ　　　　　自分がもう大人なんだと自覚（笑）　　　　契約書の甲だ乙だ・・・・　　　　３年目の去年はチーム戦を意識した戦い　　　　熱かったなぁ、激しかったかなぁ　　　　でも、この年の事をブログに書き続けたから　　　　僕のブログは多くの人に読んでもらえるようになったんだと思う　　　　１年目でも２年目でもダメ　　　　たぶん、僕のブログの立ち位置が変わっていたと思う 　　　　もうすぐ４年目の戦いが終わろうとしている　　　　塾生の半分が抜けた中で　　　　地域での評価が上がっていた事に感謝　　　　吹っ飛ぶんじゃないかと思った収支も問題ない　　　　でも、色んなことがあった年　　　　特に生徒の成績以外の事で悩んだなぁ　　　　でも、大事な経験だ 　　　　５年目はこういう塾にするんだぁ　　　　これをいつ誰に聞かれても話せるようにしないとな 　　　　４年目の戦いが終わったら　　　　また、色んな先生とお会いする　　　　もう決まっている方も、僕が勝手に思っている方も 　　　　楽しみだな 　　　　さてと今夜も色々やるべ

  2009.02.04

  コメント(0)

• 風

   　　　　　今日、２人の入塾が決まった　　　　　これで、今年度うちの塾に集った生徒が５０名になった　　　　　それぞれがぞれぞれの新しい風を吹き込んでくれた 　　　　　去年とは違う「ほんわか」した教室　　　　　全然違う教室になった　　　　　人が変われば空気が変わる　　　　　塾としての根幹がぶれなければ　　　　　枝葉が変わるのなんてどうってことはない 　　　　　いや、むしろ去年と同じ花しか咲かないのもつまんない 　　　　　腹をかかえて笑い　怒鳴り声が響き渡る　　　　　そんな普通の毎日　　　　　生徒も講師もそして僕も　　　　　喜んで集う空間 　　　　　生徒も講師も一致団結とは無縁の世界にいるけれど　　　　　塾という空間においてはみんな同じ方向を向いている　　　　　　　　　　うん、それでいい 　　　　　大将が調子にさえ乗らなけりゃ　　　　　大崩れしないかな　　　　　もちろん、色々思うところ考えるところあるけれど　　　　　それもまた楽しい毎日に必要な事 　　　　　負けず嫌いの見栄っ張り　　　　　ガキ大将気質は抜けないけれど　　　　　生徒・保護者・講師・スタッフ　　　　　僕の周りには素晴らしい人間が集まってくる 　　　　　僕がチーム戦で負けない理由　　　　　理由は全てそこにある 　　　　　さぁ、ここからだ　　がんばっぺ 

  2008.09.28

  コメント(0)

• 塾物語　らすと

   　２００６年度は、営業的には１年目ほどの生徒増にはならなかった。　１年間で３２名の新しい生徒達。しかし、生徒達の成績は１年目よりも上がった。特に中学２年生達の頑張りは、受験生を越える驚異的なものがあった。１年目のような、お祭り騒ぎの受験前と比べ、静かに淡々と、私立・県立の入試が過ぎていった。年によって、メンツによってこうも違うのかと思うほどの、違い。 しかし、１１名の受験生達は合格の知らせしか持ってこない（笑）。ま、まさか、全勝か・・・。県立のランク落とせと言われて、１月の末に入塾した女の子。隣りの町からやってきた。４０日前に入塾させてくれるとこなんてあるわけないが、噂を聞いて・・・塾生の友達。こいつは本当に狂ったように勉強した。いつかブログに書くが、４０日で５教科100点アップした。学校の先生があきれてため息ついた、ランク下げずに倍率２倍超えの高校へ志望校変更、ランクを上げた、彼女がホントに行きたかった高校・・・合格。そして、あと一人で全勝の夜９時半・・・「ダメでした」。申し訳ない、２０勝１敗も、その子にとっては２勝１敗・・・私立へ行く事になった。 　おそらくこの先、何回も、合格・不合格を見ていくだろう。良かったなと何十回・何百回言えるんだろう・・・ごめんな、申し訳ないと何度、頭を下げるんだろう。その子にとっての高校受験、どれだけ一緒に燃え・笑い・怒り走り続けられるんだろう。僕の塾物語は、まだまだ始まったばかりだ。ページだってほんのわずか・・・でも、めちゃめちゃおもろい物語。　ずっとずっと続きます。  　　　２００７年３月　僕はあの人に手紙を書いた　　　書くかやめるか、悩みに悩んだ　　　でも、書こうと決めたら　あれもこれも・・・　　　一気に書き上げた　　　こんなの届いたらひくよなぁ・・・　　　１日おいたら、絶対投函しなくなる　　　ひどい内容だったと思う　　　すぐ封をして、清水のなんちゃらの思いで投函 　　　埼玉県川越市・・・　　　　　　　松江塾　真島剛太郎　様　　　　　　この男が僕の人生を変えました　　　あの日、あの時、真島先生のブログを見なかったら・・・　　　僕の人生は随分つまらないものになってたと思う 　　　　　心から感謝しております　ありがとうございました　　　そして、今度はちゃんと松江塾へ行きたいと思います 　　　これからの塾物語の報告もかねて・・・　　　

  2007.06.24

  コメント(2)

• 塾物語　２０

   　　　生まれて初めて足がすくんだ日から　　　僕は自分の今までの塾業務について　　　生徒・保護者・講師との関係　　　営業・教務・事務・それらを含む経営　　　考えられる事、すべてを改めて見直した　　　ひとりひとり浮かぶ生徒の顔　　　こいつらの成績全部あげる・・・とにかくそれに尽きる　　　　　　講師達は僕を見てる　　　彼らは僕の意識の変化に一切戸惑いを見せない　　　まず学生講師達が担当する生徒に変化が・・・　　　これは顕著な例だが、１学期の中間テスト　　　理科８点の生徒が２学期期末９０点　　　これは学校で大騒ぎになった　　　僕が持った生徒では、数学で３０点いかない子が　　　８６点まであがった　　　それぞれの講師がこのような物語を　　　生徒と一緒になって紡ぎだしていった　　　ノリや勢いではなく、みんなが　　　自分のやるべき事をやっていった　　　生徒の前で怒鳴られる講師　　　講師のために歯を食いしばる生徒　　　１年前の派手さはない　　　しかし、着実に教室の力はアッップした　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あの日帰ってから、僕は講師に初めて嘘をついた　　　「なんだか、お忙しいそうだから、声かけずに・・・」　　　僕はあの塾に憧れなんて抱いていない　　　僕は僕の塾を最高にするんだ　　　相手になる・ならないなんて関係ない　　　勝負事なんて勝つか勝つまでやるしかないんだ　　　僕の人生は年下の男の存在を知って変わった　　　この男に勝つ気持ちで戦ったら　　　僕は地域で絶対に負けないはずである　　　だって、この男より爆裂な奴、このあたりにいないもん　　　出てこないでしょ、まず　　　 　　　今、この瞬間もこの男は、なりふり構わず生徒と向き合っている　　　　　　僕の勝負は生涯かけて戦わなきゃ決まらなそうだ　　　

  2007.05.31

  コメント(0)

• 塾物語　１９

   　　２００６年６月　僕は休みをとってある塾へ向かった　　先方にはアポをとっていない　僕の脳天をブチ抜いたあの塾　　突然行こうと決めて電車に乗った　　基本こんな突発的な行動をとる人間ではない　　熟慮に熟慮を重ねの男が電車に飛び乗る　　「とりあえず、どっかから電話入れるか・・・」 　　電車を乗り換え乗り換え　あの塾へ向かう　　そしてついに最寄駅へ　　「やべえなあ～電話してねえよ・・・」 　　駅から歩いて１０分ぐらいだろうか　　ついにあの塾の前まで来てしまった　　と、同時に目に飛び込んできたあの塾長・・・ 　　いまだにこの時の感覚は忘れない　　生まれて初めて「気」に押されて足がすくんでしまったのだ　　その先生は子供達と笑って話されていた　　すごくすごく微笑ましい絵が自分の目の前に・・・　　しかし、１歩も足が動かない　　緊張なんかではない　本能的に感じたのである　　「俺、見透かされる・・・」　　その先生の笑顔の奥に今まで悩み抜き戦い続けた気が・・・　　ほんとにそんなことがあるのか？　　でもその時、僕は確かに気に圧倒され　　道の反対側に渡れなかったのだ　情けない　　　　「だめだ、違いすぎる」　　勢いだけで走り抜けて思いあがっていた男と　　日々思い悩み前へ突き進んできた男　　同じ土俵に上がって戦おうなんて・・・　　心の底から思いました　　「今、この先生と会っちゃダメだ。もっともっと頑張ろう」　　　　結局、この先生に会うためだけに４時間以上かけたのに　　僕はただただ立ちすくむだけの時間であの塾をあとにしたのです　　「こういうのを尻尾巻いて逃げてきたっていうんだな」　　「ったく、何やってんだ俺、情けない」　　「でも、今会ってどうすんの？その方が情けない結果に・・・」 　　急にお腹が空いてきました　そうだ何も食ってねえや　　その塾のすぐそばには鰻屋さんがありました　　よし、ここだ　「すいませ～ん！・・・・すいませ～ん！」　　確実に店はやっているのに誰も出てきません（涙）　　それから２・３分、呼び続けても応答なし　　「そうだよな、こんなへタレに食わす鰻なんかねえよな・・・」 　　夕暮れ時、駅に向かってとぼとぼ歩きました　　僕の人生であれほど完璧に「とぼとぼ」歩けたことは　　後にも先にも・・・情けない　　結局、駅ビル内でジャンクフード・・・うまくない　　でも・・・お似合い 　　この日の帰り道、僕は数えきれない程の　　「チキショー」を心のなかでつぶやいた 　　　　 　　

  2007.05.20

  コメント(0)

• 塾物語　１８

   　ブログと出会い、それまで抱いていた塾業界への不信というかあきらめにも似た気持ちが一変した。この国の塾業界に携わる人々のエネルギーは半端ではない。むしろ異常である（笑）。いわゆる「仕事をこなす」という感覚で働いている人からみたら常軌を逸していると思われるだろう。もちろん、ブログには様々なスタイルがある。自分の現状をストレートに書き連ねる人、少し斜に構えながらクールに分析する人・暇だ～とおっしゃている方・・・この方々みんな持っている「気」が普通ではない。そうでなければ、多くの人々に読まれるブログを書き続けることなど無理だろう。　僕は、ブロガ－の方は絶対に尋常じゃない「気」を放たれていると信じている。もちろん２４時間３６５日などという話しではない。ここ１番の時の勝負時、はずしちゃいけない勝負時、すごい気が放射されているんだと思う。　僕はたった一人の塾長さんとお会いした事がある。いや、正確にはお見かけしたことがある。この時の体験は、鼻っ柱が強く、見栄っ張りの僕の仕事観・人生観をかえる大きな出来事であった。この塾長さんこそ、僕が初めて目にしたブログの塾長さんである。　長くなりそうです。この時の話は、次の塾物語で書かせてもらいます。

  2007.05.10

  コメント(0)

• 塾物語　１７

   　　新しい年度がスタートした　　まず僕の中で大きく変化したこと　　講師に対して怒るようになったこと　　１年目、やはり遠慮があったのか　　カチン、ハァ～？という場面が何度かあったが　　自分の信頼してる講師、黙って飲み込んだ　　しかし、前へ突き進むためにはしょうがない　　講師はたまげただろう　　そして、講師との面談の回数が増えた　　評価してる点、改善してほしい点　　きちんと伝え、必要とあらば怒鳴り飛ばした　　講師・生徒には明確な数値目標を設定させ　　そこを目指し様々なアプローチを仕掛けた　　　　やはり、僕の意識が変わるだけで講師達は変わる　　と、いうことはまだまだこの教室は伸びる　　日々の充実した生活はずうっとキープされたまま　　モチベーションは下がりようがない　　ブログで全国の塾を知ってしまったのだから・・・　　これは、今だに続いているが　　僕が教室にやってきてまず行うのが　　ブログチェック　これで業務がスタート 　　５月の半ば、僕はある一つの欲求に駆られ始めた　　それは、僕に魂をブチ抜いたアノ塾を　　実際この目で見てみたい　　あのメーター振り切った塾長に会ってみたい 　　想いに駆られ出したら我慢する方が難しい　　う～ん、どうしよう・・・・

  2007.05.05

  コメント(0)

• 塾物語　１６

   　　１年目生徒が４５人増えた　　過去１度も黒字になったことのない教室　　前年比なんちゃら％ＵＰだそうで　　まわりの方々は大喜び　　しかし、僕にとってはノリと勢いだけの産物　　もう本物を知ってしまったから・・・　　　　今までパソコンの前にいる時間なんて皆無だったのに　　連日パソコンの前にかじりつき　　全国の先生方のブログを読み漁った　　そこはメーターの振りきった滅茶苦茶な人たちの　　毎日の「普通の」日常が綴られており　　それを読むたびに己の力の無さを痛感　　　　しかし、僕は教室の大将である　　僕の【気】を読んで必死に頑張ってくれる講師　　彼らが何の迷いもなく走る為には　　大将が明確な方向性を掲げなくては話しにならない 　　１年目、僕は生徒の成績を上げることに重きをおかず　　塾に来ることは楽しい・勉強することも悪くないよ　　こう感じてもらう事を大きな柱として戦った　　しかし、僕の脳天をブチ抜いた先生は　　どうすれば成績が上がるかを狂気なまでに追い求める　　しかも塾はとても楽しそうなのである 　　とにかく成績をあげる　　もちろんそれまでも皆あがってはいたが　　そこに自分の持てる全ての力を注ぎ込む　　塾に来るのが楽しい塾　　これは１年間で空気として出来上がった　　もう１本の柱を必ず築く　　　　講師を集め、１年間の労をねぎらい　　今年戦う為の方向性を話した　　誰からも異論はでなかった　　やるしかないんだ絶対に　　上司・社長は僕の慢心を心配してたらしいが　　冗談じゃない、そんな暇あるわけねぇじゃんよ 　　２年目は静かなスタートとなった　　

  2007.04.29

  コメント(0)

• 塾物語　１５

   　　あのブログに出会い　　完膚なきまでに叩きのめされた夜　　悔しいやら情けないやら・・・　　でも塾業界にも素晴らしい猛者がいることが分かった　　見ている方向が一緒の連中がいたことの喜び　　しかし、その連中の背中しか見えない悔しさ　　一晩中いろいろな感情の波に飲み込まれ吐き出され　　でた結果が、塾を生涯の仕事にしようということ　　　　翌日、僕の異変に気づいた講師に　　そのブログの話しをした　　とにかく今年は変わらなくてはダメだ　　目先の増えた減ったで盛り上がっていては・・・　　終わる　確実に終わっちゃう　　もっと塾としての根っこの部分を強化しよう　　どんな塾が出てきても沈まない船をみんなで作ろう　　僕らは決して間違った方向には進んでいない　　でもゴールテープをきったわけではない　　まわりはアホみたいに走り続けてる　　やろう、とにかくやり続けなきゃ・・・ 　　　２００６年度戦闘開始！

  2007.04.28

  コメント(0)

• 塾物語　１４

   　塾屋稼業１年目を終え、僕には充実感・満足感、この類の気持ちしか湧き上がってこなかった。そして、もうひとつ・・・勝った。今思えば、恥ずかしいのを通り越してアホとしか言えない感情だが、回りの講師達とも、この手の話で盛り上がる日々が続いた。　そして僕にとって運命の日がやってきたのだった　世の中にブログなるものが存在するのは知っていました。ある日、何の気なしに「塾長・ブログ」とかなんとかで検索。この次点ではまだ、世の中で塾という業界は最低だと思っておりました。　しかし、数多くのブログの中で、僕が一番最初に見たブログ・・・みなさんも間違いなくみた事のあるブログです・・・これが僕の人生を変える事になったのです。　とにかく、書いてある内容が無茶苦茶で、今まで僕が見聞きしてきた塾とは全く違うもの。色んな感想が僕の中で駆け巡りました「な、なんだ、こいつ」「すげぇ～ぞ、こりゃ」「俺が想い描く塾・・・やっとみつけた」「年下じゃん・・・」　もう貪るように最初からブログを読み倒しました。心臓がバクバク鳴っていくのがわかりました。最初は自分と同じ志だと嬉しくなりながら読み、次第に僕とは腹のくくり方が全く違う事に気づいたのです。自分の顔色が青くなるのを、あんなにハッキリ自覚したのは生まれて初めてでした。　「俺、１年間何やってきたんだろう・・・話しになんねぇじゃん。なにが勝っただよ・・・ばかじゃねぇの。ちきしょう、悔しいな。だめだ、このまんまじゃ絶対だめだ。限界まで戦ったか？余力あんじゃねぇの？隣りにこんな塾が出来たらどうすんだよ！ごめんなさいって白旗か？かっこわりぃ～な。もう１回やり直しだ。全部やり直し。この塾に勝てる塾作んなきゃダメだ。」　こんな台詞が言葉を変え語調を変え、自分自身に突き刺さってくる　そして、ブログを全部読み終えた時、僕の中で新しい感情が湧きあがってきた　「ふ～、間に合って良かった」　調子ノリの僕が、もしこのブログに出会えなかったら、間違いなくどこかの時点で投げ出しケツまくっていただろう。自分の中で、この仕事を生涯かけてやるんだという気概がなければ、全国の猛者とどうやって戦っていくというのだ。大丈夫、自分でヤバイと気づいたんだ、間に合ったんだ。　自分自身に色んな事を言い聞かせる夜となった・・・ 　　

  2007.04.20

  コメント(0)

• 塾物語　１３

   　　猛烈に忙しかった冬期講習　　まさか自分が大みそか・元旦まで　　仕事をする人間になるとは夢にも思わなかった　　おせちは、生徒と一緒に教室で食べた　　冬期講習が終わり私立高受験までは　　ほんとに一瞬だった　　息つく暇もなく　　県立までの爆走祭り　　連日連夜、自習に残る生徒　　それに付き合う講師達　　しかし、全員のメーターは振り切ったまんま　　なんだ、この熱気は・・・　　自分の人生で感じた事のない熱いものが　　心の奥底から湧き上がる　　どいつもこいつも　よ～やった！　　さあ、戦ってこい！思いっきり相手のクビ取ってこい！　　合格発表の朝は自分の時の何百倍も緊張した　　受かった！受かったよ、先生！　　こんな報が次から次へと・・・　　お前ら最高だよ　　また不合格の報も　　先生ごめんなさい　　なんでお前が謝るんだよ　　俺だろ　謝るのは・・・・本当に申し訳ない　　合格・不合格関係なく保護者・生徒が挨拶にやってくる　　どうしてみんな頭を下げる？　　何度下げても下げても下げ足りない程　　僕は皆さんからたくさん勉強させて頂きました　　どんなに言葉を重ねても感謝の気持ち表せません　　ありがとうございます　　 　　受験が終わり、僕は充実感でいっぱいだった　　１年間よく頑張ったなぁ・・・ 　　こんな思いをフッ飛ばす　僕の人生をかえた　　あのブログに出会うまで・・・・あと１０日　　

  2007.04.18

  コメント(0)

• 塾物語　１２

   　教室には、塾に対する僕の考え方に賛同してくれる講師だけがのこった。ぼくは、小さな頃から１対１の個人戦に弱かった。いや、からっきしだったかもしれない。その代り、チーム戦になると滅法強い。僕の資質・能力は自分が一番知っている。だけど、要は自分が負ける戦いをしなければいいだけである。教室というチーム戦での戦いに持ち込めば、僕にも勝機がある。　　１度渦巻きだした教室の空気は１日１日大きくなり、１０月以降教室の扉を開けた人全員の入塾が決まっていった。講師不足を救ってくれた学生講師・そして新たに加わった２人の１９歳。これに今まで頑張ってくれた社会人講師が、毎日必死に生徒と格闘する。生徒達も次から次へと個性的なやつらが集まり、僕を含めた講師を鍛え上げてくれた。　塾の運営に正解なんてない。でも、連日連夜の講師・生徒の熱気に触れるたびに、僕のやり方は間違いなかったんだと心から思った。　毎日が充実している。こんな月並みな表現を３０歳をすぎて、初めて人前で口にした。 　僕の人生を決めるブログに出会うまで　　あと３ヶ月・・・・　　

  2007.04.10

  コメント(0)

• 塾物語　１１

   　　　　夏期講習を境にピタッと止まってしまった入塾　　　　しかし９月の声を聞くと、再び塾の空気がじわじわと変わり始めた　　　　１人、また１人と生徒が増え　　　　１０月になると、毎週のように体験・入塾が・・・ 　　　　しかし、この頃、僕にとって最大の心配事が襲ってきました　　　　講師が足りなくなってきたのです　　　　昨日の体験の子が決まったらどうしよう　　　　明日〇〇が休みだ・・・どうすっぺ　　　　こんな状態が２～３週間続きました　　　　しかしこの時の出来事が僕の教室運営の基本を作ってくれました 　　　　かなり運営的に綱渡りの状態を救ってくれたのが　　　　学生講師の連中　　　　彼らは、それまで誰が決めたかわらないルールにより　　　　スーツ着用でありました　　　　もしこれを着ずに授業をやる事を許可してもらえれば　　　　大学から私服で直行して授業やれます　　　　このセリフを聞いた時の安堵感は今も忘れません　　　　この日より、うちの塾は私服解禁！　　　　またゴチャゴチャ言われるんだろうなぁと思っていたら　　　　誰も何にも言いません　　　　ん？ん？ん？　　　　それどころか、突然僕の事を褒めちぎりだしたのです　　　　おいおい、おっさん、まさか授業増やして欲しくて　　　　ゴマすってんのかい？　ふざけるなよ　　　　こっちが一番困ってる時、薄ら笑いで　　　　「お手並み拝見させていただきます」　　　　もう忘れたのかい？　嘘だろ、おい　　　　男だろ、情けなくねえの？キャリア２０年なんだろ？　　　　うち辞めて　俺と勝負しろよ・・・ 　　　　古参の連中、この辺りで全員辞めていきました　　　　打算でくっつき離れのくり返し　　　　あっちで悪口、こっちでゴマすり　　　　とうとう本物には出会えなかったなぁ 　　　　学生講師もピンキリでしょう　　　　意見が分かれるのも当然だと思います　　　　でも、あの時、僕の事を全力で支えてくれたのは　　　　間違いなく、若くて未熟な彼らだったのです 　　　　どうみんな、塾は毎日楽しいかい？　　　　俺はとっても楽しいよ　　　　ありがとな 　　　　　　　　  　　　　

  2007.04.08

  コメント(0)

• 塾物語　１０

   　　一気に生徒が増える事により、当然ゴチャゴチャぬかす輩はいました。まぁ～、自分の教室にいたナンチャテ講師達とは直接お話し合いをしました。で、この時感じたのは、この業界の人達の天下無敵の世間知らずぶり！よく、ここまで無事に生きてこれましたね、と思わず唸ってしまうぐらいの自分勝手な論理。今思えば、うちのグループには変わったのが多かっただけなんですが・・・　　生徒の成績が上がらなかった時の保護者クレーム対策を自慢気に話すバカ。もう笑うしかなかったので笑ってやったら、「もしも君により良い対策があるなら、聞かせてもらおう。今後の僕のキャリアに役立つかもしれないしね。ただし、何の対策もなく僕のことを笑ったのなら、僕は君を許さないよ、絶対。」と仰るので、よしゃあいいのに「まず、僕を許そうが許すまいがかまいません。ただちょっとお聞きしたいのですが、その保護者の意見ってクレームですか？生徒を塾に預けたのに成績が上がらない・・・このクレーム対策と言われても・・・僕には全く浮かびません。普通、保護者に詫び入れて、成績あげるために努力するんじゃないんですか？」　　で、何言い出すのかと思いきや、「き、君のキャリヤはどれくらいなんだね！僕は２０年以上この世界にいるんだよ・・・」　もう無茶苦茶である。ただ、ぼくも基本阿呆なので相手にしなきゃいいのに、「キャリアは７ヶ月です。でもこんなド素人が結果だしました。しかもこの教室の数字の全責は僕にあります。数字悪けりゃクビです。もし僕の考え方が気に入らなけりゃ、変わりますかポジション？そのかわり、今いる生徒ひとりでも辞めさせたら、僕なにするかわかりませんよ？」　　もう、子供の喧嘩以下です、はい。　最後に言われちゃいました。「たかだか、２０人ぐらい増えたぐらいで調子に乗らない方が身のだよ。現にかき入れどきの夏期講習で、全くふえてないんじゃねぇ（苦笑）・・・」

  2007.04.07

  コメント(0)

• 塾物語　きゅう

   　自分達の想いのつまった８００枚のチラシ。正直反応があるのかないのか、全く手ごたえがなかった・・・・すいません、嘘です。絶対に問い合わせは来る。そう信じて疑いませんでした。今考えると、どっからそんなアホみたいな自信が湧いてきてたかわかりませんが、当時は他塾と違う事をやってるというだけで、妙に強気だったようなきがします。　結果　３件の問い合わせが有り、そのまま体験、そして入塾！もしこのとき空振っていたら、地力のない僕は終わっていたかもしれません。このときの入塾は、調子乗りの僕を調子に乗らせるには十二分な出来事となりました。　それからのうちの塾は、自分達で企画を練り、内部生に対しても特別授業を行い、時間が空けばポスティングの鬼となる、ガンガンの攻めダルマとして動き続けました。気づけば、１０人程の生徒も３０人を超え、同じグループの万年最下位の座も脱出。そして、季節は夏期講習。いわゆる塾業界のかき入れ時に突入しました。　しかし、うちの塾は、ピタッと入塾が止まってしまいます。本来なら焦るべきところではあるのだけれど、僕にとっては夏期講習自体初めてで１：２の時間割を組むのにてんてこ舞い。かなり綱渡り状態でありました。なので、生徒の流れが止まってしまった事より、１日１日が無事終わる事の安堵感の方が大きかったのかもしれません。　それでも初めての夏期講習は、本当に楽しいものでした。やはり、朝から晩まで誰かしら生徒が居り、明るい笑い声がきこえ、あちこちで馬鹿話で盛り上がる・・・このころから、保護者の方から、雰囲気が以前に比べて格段に良くなった　と言って頂けるようになっていったのです。

  2007.04.04

  コメント(0)

• 塾物語　はち

   　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　狙いを定めた地域に一軒一軒ポスティング開始。とりあえず、こういう塾がありますよ！っつうことを知ってもらわなければ、お話しにならない。とにかく直接話が出来る状態がベスト！なので、このときは午前中の洗濯物干し終りタイムを狙い撃ち。ま～、しゃべり倒して、聞き倒しました。そのとき分かったのは、うちの地域でポスティングをやっているとこがないことと、お母さん方はとてもとても色々な情報をもっている、ということでした。。　　東京で塾巡りするより、世間の母上殿の意見を聞きまくった方が間違いなく参考になります。正直、僕自身、塾然とした塾を作る気がなかったので、お母さん目線で物を考えてきたつもりでした。でも、所詮つもりはつもりだったのです。全く予想外の意見・考え方が次々と出てきました。僕の塾運営の根幹は、数えきれないお母さん方からの意見でどんどん強固なものになっていった気がします。このときの話は、僕の財産です。今、うちの塾に入塾する保護者のほとんどの方がこう言ってくださります。「こんな塾があったんですねぇ・・・」　　でも、別に僕の能力ではないんです。当然です。全くキャリアないんですから。だから、僕は聞きまくりました。こんな塾ってどうですか？塾のここがこうだったらどうですか？塾のここが怪しいと思うとこってあります？これをどんどん突き詰めて塾運営の基本ラインを作っていきました。ただ、それまでのうちの塾と全く違う塾になっちゃいましたが（苦笑）   

  2007.04.01

  コメント(0)

• 塾物語　なな

  　　　　さて、一体全体どうやって、生徒を集めるか？？？　うちの地域では、塾の生徒募集は、おもろいぐらいに、猫も杓子も・・・・　　　　　【教室に実績張り紙バ～ン＆折込チラシドーン】のオンパレード。しかも、み～んな同じ様なラリパッパなフレーズが次から次へと・・・大滝翁なら、まず間違いなく、「つまらん、お前のチラシはつまらん！」とご立腹な、爽やかカラフルチラシ。 　　ま、そんなぶった斬っても、僕に御機嫌なアイデアもなく・・・ただただ、自分の言葉で、こんな生徒と頑張っていきたいということを伝えたいなと、そればかり考えていました。なにせ、生徒は全然いませんので、時間だけはたっぷりある。で、結局とった方法が、スタッフと一緒につくった手作りチラシを、通塾者ゼロの地域にポスティングするというものでした。　　いやぁ～冷たい愛想笑いのシャワーを他教室の大将達から浴びながら、とにかく動くというコンセプトのもと、３日間で８００枚のチラシを各家庭にウオリャ！ウヲリャ！とポスティング。　 　　戦いの火蓋は切って落とされたのであります。  

  2007.03.31

  コメント(0)

• 塾物語　ろく

  　　　塾へ戻ってきた僕が、一番始めにやったのは、「問い合わせ対応マニュアル」の破棄と、一緒に戦うスタッフにどういう塾にしていくかの相談（と言うか、僕の塾業界に対してへの挑戦の了承）をすることでした。　　まず、うちの塾はＦＣ加盟教室なので、どうしても本部の指導が入ります・・・普通は。しか～し、驚いたことに、うちの本部はその類のことは、無・無・無まるで無。おかげで、本当に好き～にやらせていただきました。普通なら訴訟もんの怠慢ぶりも、僕にとってはもう足を向けて眠りまくりの大感謝！　　マニュアルでは、電話の問い合わせに対しても、褒めて不安を与えて強引にというもうクロージングまでの　ザ・電話営業　スタイル。まあ～ねぇ～かますだけかまして、後はトンズラかましちゃうんなら、いいんでしょうけど、こちとら地元だし、後ろ指さされて生きてけるほどタフじゃない。名前を聞き出せ！住所を聞き出せ！電話番号を・・・・アホ。　　はいはい、やめやめ　。ええかい、絶対こっちから住所・電話番号聞いちゃダメだよ。だって、聞いてどうすんの？　ガンガン営業しちゃうの？　俺やだよ、そんなめんどくさいことすんの・・・料金？週一回の料金から教えてあげるんだよ。さも、週２回がスタンダードです的な雰囲気で話すなんて絶対ダメ！保護者の事なめてるよ、本部は。それでおちますだってさ（笑）！　　教材費？ふっかけてどうすんの！１冊いくらにしようぜ。教室維持費？・・・って何？金もらわなきゃ維持できないかい？　あ、入塾金やめよう、意味わかんねぇし。え、本部からクレームがはいる？今までもらってた？・・・・あのね、出来ない理由はアホでも言えるでしょ？　俺はプロっていうなら、どうやったら出来るか考えようよ。　　このころが一番無駄なエネルギーを使っていましたが、今、考えると僕のやり方も強引でした。今までのやり方かたっぱしから否定して好き放題おっぱじめたら・・・おこりますわな、普通（苦笑）。でも、やっぱり、本気の勝負しかけようと思ったら、半端な気持ちの人は、道を譲ってくれるもんです、はい。　　　　　 

  2007.03.28

  コメント(0)

• 塾物語　ご

  　　店長さんが僕に言う。「生徒さんの話しをしてる時、めちゃめちゃ楽しそうですね。何だか、仕事の話しをしてる人とは思えませんよ」　　ふぅ～、何だか僕は大きな勘違いをしていたみたいだ。結局、人が集まる所には、理由がある。ただ、塾の中心は、誰がなんと言おうと子供達だ。その子供達の気持ちをほったらかしにして、システムや方向性なんて意味ねぇじゃん。小難しい話は、わかんねぇや。僕も講師も生徒達も塾に来るのが楽しいと思える、そんな場所を作ったら・・・よし、決～めた。　　(名前出したらまずいよね。○崎さん、あの時は本当にありがとう。あの時、お店に顔出してなかったら、僕の人生は全然違ったものになってました。あなた以上の接客する人にいまだ出会ってません。また、お店やる時は必ず行きますね。)　　遅めの昼食を終えた僕の塾巡りは、別の目的をもつ事となった。今まで、塾業界でおかしいと思ったことを、箇条書きにして、それについて聞きまくろう。それから、 ３時間とにかく話しを聞きまくった。いやぁ～もう心折れそうなお話続いた。　　おっさんさぁ、「あのクラスは小金運搬クラスだから」はないべ・・・鏡見てみなよ、小汚い笑顔になってるよ。アッ、二言目には、「僕ぐらいのレベルになると」の兄ちゃん、意地悪な質問連発してごめんね。けどね、自分の所の事務の方を例えに出して、「世の中、使う側と使われる側しかいないんですよ(苦笑)」って、ええんかい？大将がそれで！・・・なら、あの程度の質問で、顔真っ赤にして怒ってどうすんだよ。後ろの事務の方、笑いかみころしてたよ。　　この時、心の底から塾業界の人間を蔑んでいました。絶対に、自分はこの連中と違うやり方で勝負しよう。本気でそう思いました。　　僕が塾ブログに出会うまで・・・・あと11ヶ月　まだその存在も知らず 　※おっさん、兄ちゃん、その後、元気にやってますか？次の仕事もまた塾ですか？お互い・・・いや、何でもないです。  

  2007.03.26

  コメント(0)

• 塾物語　よん

   　　塾巡りの途中、今は無くなってしまったが、吉祥寺の「ガーリック・キッチン」という店で、僕は遅めの昼食をとった。ここの店は、料理抜群、本当に美味い。しかし、その味が二の次と思える程の素晴らしい接客態度のお店だった。まさにプロ。料金以上の料理と、料理以上のエネルギーをもらえる、そんな場所である。　　そこの店長さんと話しをしながら、僕は自分が中学時代に通ってた塾を思い出した。そこでの色々な思い出一つ一つが、塾巡りで出会った塾では100％味わえないものである。　友達のいじめの解決方法を一緒に何時間も考えてくれたり、中学男子必須エロネタの指導をしてくれたり、やってもやっても等式変形が出来ない僕を自宅へ拉致し明け方4時まで教えてくれたり・・・とにかく、ありとあらゆる事を大笑いしながら、時にはあり得んぐらい怒りながら僕に教えてくれた。　　そんな無茶苦茶な先生達は、20代になったばかりの大学生達だった。僕は、彼らが作った塾の一期生。今考えたら、塾経営などとは程遠い運営状況だったのかも知れない。ひょっとしたら、赤字のまんま突き進んでいたのかもしれない。でも、僕の先生達は、ただの一度も僕をお客さんとして扱わなかった。急に、その頃の記憶が猛烈に甦ってきた。その僕に店長が話しかけてくる。「お仕事、楽しそうですね」・・・・えっ？何で？・・・・塾業界辞めよっかなぁって思ってるのに・・・・最低だよ、この業界・・・・ 　　　この後、店長に言われた言葉で、僕の塾巡りは別の目的をもつことになった。   

  2007.03.24

  コメント(0)

• 塾物語　さん

  　２００５年春、僕はこの業界がどのように生徒を増やしているのか、自分なりに調べ、他の塾がどのように戦っているのかを考えた。本当に、うちのなんちゃってスーパー講師達が言うように、いかに勉強が出来る子を押さえるかが、塾業界で勝つためのポイントなのか？・・・自分の戦う方向性だけはきちんと決めたかった。　　５月、僕は東京へ塾巡りにでかけた。話しを聞いたのは１２校。あるところは、保護者に成りすまし、あるところでは名刺交換をして話しを聞いた。電話で聞けば済むのに・・・とナンチャッテ達にあきれられたが、僕にとっては直接行って塾の中にはいらなければ、意味がないのである。　　５、６塾目で、僕は塾業界がおかしな所だと確信した。そして一瞬、この仕事もうやめようと、考えてしまった。　　今思えば、極端な考え方の塾ばかりまわってしまったのだろうが、どの塾も生徒に対しての愛情が微塵も感じられず、懇切丁寧に月謝を運ぶ「お客さん」の集め方をレクチャーしてくれた。甥っ子姪っ子をダシに使い訪問した、塾長さんと呼ばれるお兄ちゃんには、甥っ子の方は入塾を断られてしまった。勉強の出来ないヤンチャクレは御免こうむりたいらしい。　　ひどい言い方だったなぁ～・・・口の周りにモスバーガーのソースつけて、情操教育がどうのこうの・・・ヤンジャン読みかけのとこ悪かったね・・・塾長。　　ほとほと嫌になっっていた　その時、僕は中学生の頃、自分が行ってた塾を思い出していた。 

  2007.03.23

  コメント(0)

• 塾物語　に

  新年度になり、いきなり一つの教室を任された僕は、自称スーパー講師の方々は、ほったらかすことにし、とにかくとりかからなければならない事がありました。そう生徒を増やす事です。正直、教室経営はアカもアカ、大赤字です。生徒もかろうじて２ケタにのる程度、曜日によっては　だぁ～れも　教室にきません。いけません、これではいけません。果たして僕の給料的なものはどこから湧き出てくるのか？？　しかも、僕は全くの素人（涙）。その時、このブログなるものを知ってたら、色々な方にアドバイスを頂き、相談にのってもらっていたでしょう。　しかし、２００５年3月時点ではこのようなものが世の中に存在するのも知らず、ただただ「ど～すっぺ、ど～すっぺ」と自問自答の毎日でした。そんな中、僕の中の戦う気持ちを奮い立たせてくれたのは、やはり生徒の存在と、思ってた以上に授業自体で他の人の足を引っ張らなかったことでした。白旗はいつでもあげられる・・・どうせ責任は、こっちがとるんだし、やりたいよ～うに、やってみっかな。             ２００５年度戦闘開始！　

  2007.03.21

  コメント(0)

• 塾物語　いち

  ２年前、この業界に飛び込んできた僕は、全くの未経験・ど素人でした。学生時代も含めると10年ちょっとの東京生活。志も何にもなく、とりあえず無職というわけにもいかないので勤める事になったのが、今のグループという感じっす。同じグループにいくつか教室があり、そこで多くの講師の方と出会いました。いやぁ～たまげました。もう十分キャリヤ持ちの方から、ノリノリ学生講師クンまで、そろいもそろって・・・そろいもそろって・・・そらいもラリって・・・  　　　お前ら・・・・何様？　状態　　　　　　　　　　　　　　　　 世の中にいるんだ、こういう奴って。話しても話しても、出てくるのは自慢話と現状への愚痴。生徒のレベルが高いの低いの、アイツは馬鹿だ阿呆だ、挙句の果てには今度の生徒は当たりだハズレだ・・・etc  働く業界間違えたかなぁ・・・・ 

  2007.03.21

  コメント(0)

全28件 (28件中 1-28件目)

1