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カテゴリ:重要伝統的建造物群保存地区
石見銀山・大森(世界遺産と重要伝統的建造物群保存地区) おじさん3人旅の2日目、今回のハイライト、最も時間を掛けた石見銀山とそこに栄えた大森地区の町。 ボランテイィアガイドさん、浜潟さんに御願いしまして銀山と大森の町を歩いて案内してもらいました。所要時間は4時間たっぷり。1時間半のオーバーでしたがガイドさんはとても熱心に案内いてくれました。3人に一人のガイドさん、おじさん3人も黙って聞いてない。次々と質問攻め。疲れたけど充実した半日となりました。 銀山入り口、駐車場やボランティアセンターの前にあるそばやさん。長時間歩く前のお昼、腹こしらえです。 ガイドの浜潟さん。資料を片手にいっぱい説明してくれました。ここには車が入れません。地域の方たちが何度も集まって、世界遺産となって観光客をどう受け入れるか、観光開発するのか繰り返し話し合いをして、一定のルールを決めたそうです。車両を入れないのもその一つ。沿道にも簡単には店はできないそうです。けばけばした観光地にはここはならないようですよ。 たぶん、これが世界でも最も進んだ観光地なのではないでしょうか。 外と中の気温差は大きい。汗が一気に冷える。カメラもこの通り。 ここが公開している鉱山の入り口。 大森地区の町並み。ここは重要伝統的建造物群保存地区に選ばれたいるところでもあります。銀山とここ大森にはかつて20万人が生活していたらしい。銀山でいかにここが潤っていたのか。この町並みはその名残。今は1千人以下の町となったのですが、……実はかなりすばらしい財産がいっぱいだ。 この店、名前は忘れましたが、全国の有名デパートに入っている高級店舗の本店がこの店。ど田舎の大森の町に最高の店がある。デザインも超一級品。 中世、江戸時代に栄えた町、そんな誇りが町のあちらこちらにある。 これが重要伝統的建造物群保存地区の一つなわけです。世界遺産もすばらしいが、この町並みも最高級ですよ。
大森にある世界に誇る「中村ブレスト」株式会社の本社前。ある意味、ここにこの会社があるから世界遺産、町並みが世界に紹介と評価されています。中村社長は時間の多くをここ大森と銀山の再興に費やしています。今回は残念ながらお会いできなかったなー。 中村社長を紹介している本は複数あります。ここに行く時には是非一読してから行くことをお勧めします。この町にはこれからの地方活性化へのエキスがいあっぱいあります。少人数でご訪問を。(ツアーは出来るだけ仕方ない時だけにできればいいですね)
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