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カテゴリ:自然
おじさん3人旅 イン信州2日 上高地Tホテル。部屋のベランダから外を見ます。天気の良い日は穂高の山々が見えるというロケーションですが、予想通りの雨降り天候。新緑の上高地の朝でした。 ホテルはクラッシク風。昭和初期に建てられ後、何度か改装した現在のホテル。山小屋しかしらないものですから、部屋の中に入ってびっくり。テレビ、お風呂がついているではないか。ここはホテル、しかもリゾートホテルなのですね。 ホテルにゆっくりする3人旅ではないもので、次の目的地「奈良井宿」へ。ここは重要伝統的建造物群保存地区に選ばれた中山道の宿場町です。 朝のドラマ、「おひさま」の舞台にもなった町。 生憎の雨模様、朝も早い時間なもので通りにほとんど人がいません。 奈良井宿の町並みは1000mほど続いている。 おじさん3人旅、旅の目的の1つは、日本の中に残されている重要伝統的建築群保存地区を訪問して、町づくり、景観を味わうことです。いずれそのノウハウ、知識を自分たちの町に活かせればいいな、という夢も少しもっているのでしたが。 奈良井宿訪問も今回のメインの1つ。とはいえ、ガイドも同伴せず、事前の学習もほとんどないと、どうも折角の訪問が腰倒れ気味。感動が不足なのでした。(ボランティアガイドの予約が今回は間に合わなかった。昨年の石見銀山、大森地区は当日で予約できたが、ここはかなり前の予約が必要) 雨の中でもこの雰囲気ですよ。地元の多くの人が保存に関わっていますが、様々な課題も山積らしい。車の通行も多いですね。 次の目的地はちょっと変わった?場所。 茅野市にある諏訪神社の神官に関係する資料館。設計が藤森氏。彼の不思議な、地産地消資材を使った設計とその建物を見学となった。 はっきりいって物好きですからやれること(私たちの見学ですよ。決して設計者のことではないのですが)。 資料館入口。入場料はちなみに100円でした。 3人の感想は……。これを作った方々に頭がただただ下がる。私も建築屋の端くれですが、経済性オンリーでいつも仕事している。オンリーワンなものづくり、しかも地元の建築資材を使ったこんな建築はかかわったこと今までありません。 館内です。土間、壁ともに資材は土をベースにしています。壁は曲がって不思議空間。ここは宗教色のある空間です。異次元な空間です。 次は茶室へ。 ここには2つの茶室があった。その一つが上の写真の部屋? もう一つはもっと空中の茶室。 いよいよ私の頭は破裂していまい、思考が停止してしまった。……でもこんなこともできるんだと感動。とはいえ、ここでお茶会しますか?うーん、そんなことではないのですが。 美術館に行ったときに前衛絵画見た気持ち、それ以上でしょうか。 それから気をとり直して(言葉がみつからないもので)旅の大きな目的の1つ、八ヶ岳山麓、86netさん宅の訪問へ向かうのでした。 ここでもあいにくの雨模様。外にでて実際養蜂していますところを見せていただきました。雨の中ですとミツバチも動きがよくないそうです。 あわてたせいか撮影しそこなったのでしたが、86netさんには貴重なプレゼントいただいてきました。 86netさん、おじさん3人にどうもありがとうございました。いただいた巣箱参考にしていくつか作成してみます。材木屋さんに早速いらない厚めの板がないのか相談したところです。作った時にはこのブログにアップしてみます。 その後おじさん3人は信州安曇野へ向かうのでした。 安曇野ではわさび園、それから「いわさきちひろ美術館」の2か所訪問というよくばり。 かなり有名なわさび園の清流。映画のロケ地でもある。 いわさきちひろ美術館でしたが、人の姿もまばらでゆっくり落ち着いて館内をみることできました。美術館かくあるべしといった感想なのでした。 この後、おじさん3人旅は白馬へ向かうのですが、夕方時間の雨模様、そろそろネオンか赤ちょうちんが恋しくなる時間となり、白馬の町は車で拝見したのみで終了。今宵の宿、長野市へ向かうのでした。
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