加護坊山麓たより・町づくり

８月２０日石巻にて

石巻へ仕事で頻繁に通っている。震災の災害復旧工事と従来の建築工事という仕事。

昨日も門脇中学校周辺を通り、日和山大橋を渡って渡波、鮎川へ向かった。

魚の加工場、冷凍庫工事は魚市場の近くで急ピッチで工事が行われています。建物の外観はできそろってきた。この秋には工場も再開するところも出てくる。徐々に動き出した。

一方そうでもないところもいっぱい。

日和山公園の南。学校跡は今も燃えた姿のままですが、すごく静かです。同じ場所で東西南北の４面写真撮りました。

遅々として進まない復興、町の姿ですが。

周辺はガレキの大きな山々です。向こうには市民病院。

この先が海。太平洋。４００ｍほど先。

西側には日本製紙工場。ここも大打撃で暫く工場は操業していなかったが、煙突から水蒸気が見えるように復興のシンボルとしても、今は震災の操業率に少しづつ近づいている。

鮎川へ。クジラの加工品工場を建設中。

そして、海は満潮に近い時間。鮎川の港にも一時は船がなくなったのですが、ここでも時間とともに少しは増えているのでした。

復興には程遠い東北、宮城、石巻や三陸です。仕事柄良くこの地域に毎日のように通います。

時々復興の姿も更新させます。