|
カテゴリ:旅
宇和島遊子の海 5月の連休、遠出をしてきました。 飛行機で仙台空港から大阪伊丹へフライト。 レンタカーに乗り換え淡路島経由にて四国に渡たり、帰りはフェリーに車を乗せ本州に戻るという旅。 今回はその中からお気に入りの場所をアップします。 愛媛県宇和島市三浦半島遊子地区 トップバッターは宇和島 わが大崎市、伊達が取り持つ姉妹都市 宇和島は今年、伊達宇和島400年祭がおこなわれています。 その宇和島の中で特にお気に入りの場所 以前おじさん3人旅に数年前訪問した海 夕方着いたところ 静かな入り江、ここにだんだん畑が作られています。
日本一効率のよくないジャガイモ畑。玉ねぎはたけ。 畑の落差は人の背ほどもある。 幅は1m以下もある かつては放置されていた段畑 海の養殖がピークの時は捨てられていたそうだ それはそうでしょう。 こんな非効率の畑を作る人は、この日本にはめったにいません。 ところがここにはいるのですね。 小さな石を積み上げて作った段畑が蘇ったのでした。 先祖が作った段畑が広がりつつあります。 かつてこの畑は三浦半島全体を蔽うほどだったそうですが、 今はわずか 人手がまた畑に入って蘇ったそうだ この上は海抜100m 何十段もの畑が0mから空に向かって作られていた
次の朝、真っ青な空に映える段畑 ご主人は畑でジャガイモ、玉ねぎの収穫に出かけた 日本一効率の良くない畑のジャガイモ、値段は安いはずがない ここで作ったジャガイモだから買いたい人だけにしか買えない 青森の木村さんが作ったリンゴを思い出す 噂を伝え聞いて東京からもやってきているようだ とはいえ、ここで作られているものは数が限られているので中々食べられない 民宿段畑のご主人が操縦する船に乗って、宇和島の海を散策
町まで船だと15分、車はそうはいかない。中心部まで17kmはある。
NPOの組織もここに入っているようだ。 助成金もここにも入った。 段畑のご主人はこちらと一線を引いている。 この畑、NPOでも難しいようだ。 日本一効率の良くない畑が日本一のこんな風景を生んでいる。 効率ばかり追いかける日本人、立ち止まってみると面白い。 民宿に1泊して宇和島の魚を堪能させていただきました。
別れにもう一度写真をとった段畑、静かな入り江でした。 海では鯛、ハマチの養殖です。 かつてはここでも真珠養殖が行われていた海でした。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[旅] カテゴリの最新記事
|