|
カテゴリ:地域づくり
大崎市、世界農業遺産を巡る
大崎市鳴子中山平、南原穴堰、奥の細道 昨年大崎市田尻は世界農業遺産の地域に認定されました。 大崎地域全体でその認定を受けています。 今回はその中から 鳴子地区、岩出山地区の一部をアップ、ご紹介します。 かなりディープな地域です。 かつ、その一部は奥の細道、芭蕉が歩いた道、源義経を歩いた道となります。 最初に農業遺産施設へご案内 大崎市鳴子、中山地区、南原穴堰へ向かいます 鳴子温泉駅から山形方面に向かって、車で約15分くらいのところ 途中、今は紅葉まっさかりの鳴子峡を通過していきます。 途中から狭い道になりますが、 バスを降りて800mほど長靴はいて歩きます。 こちらの堀、今も現役でここの住民の方が生活用水として使用しています。 ここが南原穴堰から流れてくる堀 向かって右はJR、陸羽東線が走っています。 左は山 この堀、ここの市民の方々が共同で守っています。 清流 上流に向かって歩いていきます。 この清流にはやまめも来るそうですね。 大崎市の歴史等専門の車田さんからレクチャーを受け さらに奥に進みます。 そこに南原穴堰があります。 現役の堰、隧道 江戸時代初期、ここの地域の方々が自分たちで作った堰 深さ2mほど この隧道の長さは1331mにもなるそうです。 江戸時代に造られたものですが、今も現役で使っているのです。 世界農業遺産の一部です。 この堰、隧道が開田目的で作られたのでした。 ここが、その開田された田んぼ 今もこの通り 面積25ha いかがです? 25haの水田を作るために、1300m以上の隧道を手作業で作り 堰も作っているのです。 農業用水、生活用水に用いられています。 この堰、隧道を作った人の記念の碑が地元の方々によって作られています。 旧道沿いに石碑が残っています。遊佐という方がこの堰を作っています。 ここは芭蕉も歩いた奥の細道 中山宿です。 観光用の案内板 日本語、中国語、韓国語、英語で書かれています。 ここは中山宿 ここの神社 山神です。 明治の時代、いくつもあった寺社を1つにここにまとめたそうです。 芭蕉もここを歩いたようです。 山形との県境、堺田もそう遠くない中山宿 そしてここに街道用の駅があったという土地なのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[地域づくり] カテゴリの最新記事
|