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Emy's おやすみ前に読む物語

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あんじぇ(*・∀・)@ なるほど たしかに、メルヘンチックで印象的なシー…
あんじぇ(*・∀・)@ Re:「片想いの体温」~初子さんの話~ 4(08/04) 暑くって、な~んにもする気が起こらない……
あんじぇ(*・∀・)@ Re:「片想いの体温」~初子さんの話~ 3(05/30) ほんとにどうするつもりなんだかな~ボク…

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Nov 7, 2009
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カテゴリ:連載小説
皆さんこんにちは!
寒さが厳しい日が続いたと思ったら、昨夜はけっこう暖かくて
立冬の今日も、日差しが穏やかで気持ちいいですね。

先日更新作業中に、パソコンのトラブルで打ち込んだ原稿がぜ~んぶ消えてから
脱力してしまって・・・あっという間に1ヶ月以上経ってしまった!!
気温が下がると冬眠モードのように動作が遅くなるaco許してください。。。
では早速始めます!



----------------------------------

『片想いの体温』~初子さんの話~



《雪丸》の戸が開いて、珍しいお客様が来店する。

店内の様子を戸惑うように伺っている。


「いらっしゃい!

 ―――先生、カウンターでいい?」

「はい。」


ボクちゃんをカウンターの、あえて一番端の席に座らせる。

私は恋相棒に紹介する。


「夏恋の先生。」

「いらっしゃい。」

「こんばんは。」


諸事情を知っている恋相棒。でももちろん少しも顔に出さない。

「先生、何にしましょうか。」

「生ビールを中ジョッキでください。」

「はい。」



少し間をおいて、「初ちゃん、ちょっと。」

恋相棒、私にカウンターに入るように目で合図する。

ボクちゃんから自然に見えるよう、私は流しの皿を洗い始める。



「・・・初ちゃん、今日板さん来てるよ。」


夏恋が泣きながら《雪丸》に来たのは板倉さんも知っている。

板倉さんがどこまで知っているのか・・。


「もしかして修羅場かな。」

「うちでやるなよ。」

――確かに。

《咲花》の面倒を《雪丸》に持ち込まれるのは困る。

でも、それ以上に、面白い事になるかもとワクワクする。

それに、私もボクちゃんの口からあの日の事を聞きたい。



「・・・ところでさ、カッコイイでしょ。」

「そうだな。これは俺、板さんを応援しないとな。」

「勝率は?」

「男は顔じゃない。」


「そうだ!先生。」

カウンターからボクちゃんに声を掛ける。


「イカゲソの唐揚げ食べる?」





----手代木先生の話へつづく----





イカゲソの唐揚げ、おいしそう・・・。
寒い日に、暖かい場所であったかい人たちと飲むビールも
いいですよね!
私が頼むのは鳥軟骨の唐揚げ!やっぱコラーゲンでしょ!!
コラーゲン鍋もお気に入りです。(^-^)♪
皆さんも、お肌も心も乾燥に注意して、秋冬暖かくお過ごしくださいね♪
-aco-





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Last updated  Nov 7, 2009 02:38:17 PM
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