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テーマ:恋愛について(2607)
カテゴリ:恋愛
君が泣いているのを2度だけ僕は見たことがある。 1度目は組み立て体操の練習の時。 2度目は中学校の理科室でだ。 きっと君は忘れているだろうね。 僕以外誰も覚えていないかもしれないね。
僕は君の涙を見て以来、トラウマになってしまった。 君を泣かせちゃいけない。 女の子を泣かせちゃいけないと。 今も涙を見ると、頭の中が真っ白になる。 どうしたらよいのか分からず。 どうしたらよいのか分かっている人なんていないことを知っていながら・・・
女の子の伝家の宝刀は涙ということも知っているけど、 どうしても僕は女の子の涙には勝てない。
ここで怒ってあげるのが、本当の愛だったとしても、 心を鬼にすることができるのかさえ心配なんだ。
キミの涙の原因と僕はまるで関係なかった。 けど、キミの涙をみると、僕は無性に泣きたくなった。 でも、周囲の視線を気にして、泣けなかった。 泣いているキミのそばに行って、一言声をかけたかった。 でも、かけられなかった。 キミはしばらく泣いていた。 同じだけ僕の心も泣いていた。 キミの涙にもらい涙した。 何も出来ない自分に涙した。
キミの涙にかなうものなし カシムラマサシ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年04月28日 02時25分36秒
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