昨年の春、マイタケの原木栽培に挑戦したくて、通販でマイタケの「ほだ木」を購入した。スーパーに売られているマイタケはオガクズで栽培されたものなので、いつか天然ものに近い原木栽培のマイタケを食べてみたいと思っていた。マイタケの原木栽培は、シイタケとは違って非常に難しく、特殊な方法でないと「ほだ木」ができない。というわけで、すでに植菌済のほだ木を3本購入。
これを職場の雑木林の中に埋めたのが昨年の5月7日。あとは秋のマイタケの発生を待つだけ。
そして、見事?に発生したのが9月16日。ところが、ほだ木を3本埋めたのに、発生したのは1本。実は、後で分かったのだが、ほだ木を埋める際にそれぞれを密着させないとその年に発生せず、翌年以降に発生することがあるらしい。とりあえず1本はちゃんと発生したので、埋めた場所の環境には問題なさそうだ。というわけで、今年の秋の発生に期待している。
で、気になるお味の方だが、実はこのマイタケの収穫の直前、風邪で3日間身動きが取れないほど体調を崩し、味覚が一時的に無くなってしまったのだ。そんなわけで、せっかくの原木マイタケの味を楽しむことができなかったのが非常~に残念。ただ、コリコリとした歯ごたえだけは確かに市販ものとは違っていた。
そして、凝り性(笑)な私は、またもや原木もののマイタケを賞味したくて、新たにほだ木を購入。こちらはまだ袋を開けていないが、複数の原木がPPバンドでしっかりと束ねられて植菌されているようだ。ということは、今年の秋の発生が期待できる。できれば、将来は原木の伐採や植菌から自分で挑戦してみたいと思う。