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園芸侍の「なんでも植物栽培記」

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カテゴリ:お出かけ
 えらい間が空いてしまったが(笑)、3月21日に続いて先月の台湾旅行ネタを紹介。3月1日深夜から4泊4日の旅程で台湾を訪れていたが、最後の3月4日の夜は、有名な観光地「九份」で泊ることにしていた。日本では、映画『千と千尋の神隠し』の雰囲気に似ている街として知られる。ただ、一部にはここが映画のモデルになった場所だという誤解している方が多いようだが、スタジオジブリはこれを完全に否定しているらしい。あくまでも「映画と雰囲気が似ている街」である。
 九份へは、台北市内の忠孝復興駅から直通の路線バスで1時間半かけていく方法と、台北駅から瑞芳駅まで電車で、その後、路線バスで九份まで行く方法とがある。早いのは後者だが、私は行きは忠孝復興駅から路線バスで、帰りは路線バスと電車を利用した。ここでも悠遊カードを持っていると超便利。
 九份と言えば、やはりこの「阿妹茶樓(あめおちゃ)」だ。九份を紹介しているガイドブックやサイトに必ず登場する。確かにあの映画の雰囲気に似ている。
 そしてこの界隈を歩くと、まさに映画の世界に迷い込んだような幻想的な雰囲気に浸ることができる。この時は日本人の観光客が非常に多く、というか、日本人だけ?と言っていいほどどこもかしこも日本人だらけで(笑)、この街の人気の高さを窺い知った。
 で、スタジオジブリが否定しているというのに、こういう看板が(笑)。おそらく無断使用だろうな(笑)。
 そして、最初に紹介した阿妹茶樓(あめおちゃ)の入り口にもこういう看板が。スタジオジブリが見たら怒るのではなかろうか(笑)。
 一通りこの界隈を見て回った後は、あめおちゃのバルコニー席で港の方を眺めながらゆっくりとお茶を楽しんだ。この非日常的な空間が実に心地よかった。
 さて、この日は台南からの移動、台北市内の観光を経て九份へ到着したわけで、程よく疲れた後は宿に戻って疲れを癒した。ちなみに、私が泊ったのは「マイ・ストーリー・イン」という、ホステルである。部屋は相部屋なので料金が非常に安い。しかも、なんとこの日の宿泊客は私1人だったので、ゆっくりと休むことができた。さらに、ここの女将さんは超フレンドリーな方で、過去にカナダ在住歴があっただけに英語が堪能。近隣の観光スポットに付いていろいろと話をしてくれた。これでまた行きたいところが増えた(笑)。やはり英語が話せる人がいると非常に有り難い。
 そして翌朝は再びあめおちゃへ。夜の光景とは全く違う。この日の朝は韓国人の観光客が多かった。韓国人にも人気があるらしい。
 で、やっぱりここでも園芸ネタを一つ。九份は小高い山の上にできたような街だが、湿度が高いのか近辺の岩肌は苔むしているところが多く、なんとイワヒバの仲間を見つけた。日本では人里離れたところでないとなかなかお目にかかれないが、こんな観光地のすぐ近くで見れるのが意外だった。
 というわけで、九份に来て本当に良かった思うし、また機会があったら九份以外にも近隣の観光地を回ってみたいと思っている。余談だが、偶然にも私が最後に映画館に見に行った映画は、『千と千尋の神隠し』である(笑)。ずいぶん長い間映画館とはご無沙汰してるな・・・。





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最終更新日  2018.04.23 12:35:56
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