2015年1月21日の日記で、スナックパインの栽培に挑戦する話を書いた。あれから3年10か月と5日の月日が経ちどうなったかというと、いちおう結実には成功した。ただし、果実はえらい小さい(笑)。
本当は、もっと株を大きく育て上げてから開花処理を施して結実させるつもりであったが、狭い庭に所狭しと鉢植えを並べていてきめ細かい世話ができなかったのと、冬は室内で無加温で越冬させていたのとで、株そのものはほとんど大きくならず、開花処理も施していないのに今年の初夏に自然に花芽が上がってきて、11月に入った頃から果実から甘い香りが漂うになってきたので、収穫に踏み切った。で、お味の方だが、果実がゴルフボールのように小さく、可食部も少なく、それでもパイナップルとしての味と香りは楽しめた。
なお、一つ気付いたのは、開花から成熟までの期間が、デルモンテ・ゴールドより早かったということ。デルモンテ・ゴールドは初夏に花芽が上がって、年を越す頃になってようやく成熟して香りが漂うようになったが、スナックパインはそれより1か月半は早かった。環境に恵まれれば、もっと株を大きく育ててから人工的に開花処理を施して大きな果実を収穫したいところだが。なお、他にも食用パイナップルを栽培しているので、上手く結実したら後日紹介したい。