テーマ:子供の習い事(2490)
カテゴリ:セミナー道
クリスマス連休に、親子囲碁教室なるものに参加して、
はじめて囲碁を打ったのですが、 小学校一年生だか幼児だか... 小さな女の子たち相手に惨敗してしまいました。 なぜ、今更、囲碁を始めたかというと、 いくつか理由がありまして... 1.何年か前、尊敬する日下公人先生に「これからしたいこと」を お尋ねしたら「一局でも多く囲碁を打ちたい」とお答えになった 2.同じく、日下先生が、これからのリーダーに大切な素養は、 琴碁書画とご著書に書かれていた 3.ある囲碁名人曰く、囲碁を打てば相手の心がわかる。 心に障害のある人たちと打つと回復してしまうこともある。 4.日本のみならず、中国、韓国、最近は欧米でも盛んなので、 言葉を超えて国際交流できる 5.インターネットを通じて対局することもできるらしい 6.アニメ「ヒカルの碁」を見て、ただただ感動した 7.お受験よりは、子供の頭を柔らかくするのに役立ちそう 囲碁トレーニング(1(入門編) 現在七歳、小学一年生の息子が囲碁をはじめて一年近くなり、 誘われて遅ればせながら親子教室に参加したのですが、 囲碁そのものというよりも、とても良い人生の修養になりました。 恥ずかしいことに「ちょっと頭がいい」と勘違いしていた自分に気づき、 さらには、それが「大いなる幻想」であることを思い知ったのです。 なにしろ小学校に行くか行かないかの かわいらしい女の子たちに負け続けるという、 わが人生でも最高に屈辱的で情けなくて赤面する体験をしたのです。 さらに、自宅に帰ってから長男と囲碁を打つと、 まさに相手にならず、次から次に教えを受ける始末。 通常、老いては子に従え...の耐えがたきを耐える感情は、 もう少し後に体験するのが一般的でしょうが、 私は、一足はやく先取りしてしまいました。 今でも、かなり鼻持ちならない人格だったのですが、 いばる根拠が希薄なことに早く気づいてよかったです。 小林千寿先生「コミックでおぼえる囲碁」 さて、恥を忍んで、世界の子供たちにも教えている 講師の小林千寿先生に愚問を投げかけてみました。 「子供と一緒に始めて、親は追いつくのでしょうか?」 答えは.... 「追いつきません。追いついたら皆さんは天才です。」 笑顔でにっこり言われてしまいました。 続く答えの数々は....まさに衝撃的でさえありました。 ・子供は考えないですぐに打つ、親は長く考えて打つ ・子供は間違いを恐れないで数を打つ。親は負けを恐れて考えて打つ ・囲碁は英語と同じ。文法などを考えていては話せない ・子供は頭をからっぽにして学ぶ。親は頭に詰まった常識に邪魔される ・一方、70歳になっても頭を空っぽにして吸収する習い上手がいる ・負けられる内に負けなさい。強くなると負けたくても負けられなくなる ・なぜなら、囲碁は偶然が入り込む余地が少ない勝負だから あああ。返す言葉もありません。 そこで、来年のモットーを決めました。 「見る前に飛べ。落ちてもまた飛べ。」 もちろん、これは囲碁だけのことではありません。 折りしも、第二創業のいい機会ゆえ すべてゼロリセットして、メモリーを解放し、 良い師に学び直したいと強く思った「聖なる二日間」でした。 ▼日本棋院 http://www.nihonkiin.or.jp/ ◎ただいま久米繊維「第二創業」人財募集中! 久米 信行@縁尋奇妙 http://kume.jp/ http://t-galaxy.com/news/ http://jentle.co.jp/ http://t-galaxy.com/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.12.28 02:56:30
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