断念しました。
17日(土)がEBS講師育成講座の資格試験日でした。しかし私は残念ながら、家でぼんやりしていました。「あ~ぁ、今ごろ皆はスタバで朝練してる頃だわ~」とか「もう試験始まってるわね・・・」なんて感じで。第1回目の講座に出席した時点で、私は自分のEBSへの見解の甘さを思い知らされ続けてけるのだろうか?と不安を抱きながらも、とにかく必死で5ヶ月間皆についてくぞーーー!!と。そして試験の2~3日前までは、試験に向けて今まで通りいや今まで以上に目を白黒させながら、カリキュラムを作成し、ちゃんと9部印刷までし、実技の模擬レッスンの練習をし、英語の話しかけをせっせっと暗記しておりました。試験数日前、あともう少しあともう少しと英語の話しかけの暗記をしながら、ふとイングリッシュ・ベビー・サイン・・・それを講師になって教えるということはどういうことか?改めて考えていると、よくよく考えれば当たり前のことが、うっすらと感じていた不安が今頃私の背中に大きく振りかかってきた感じです。もともと自分の英語力に関しては大きな不安材料だったのですが、5ヶ月間でもう少しまともになれるかも~なんて思ったりしてたんですよね・・・きっと。実は私は解っているようで解ってなかった。赤ちゃんに英語でサインするだけ的見解しかなかった私は、実は自分の実生活でも娘への英語の語りかけに苦労しました。自分が自分の子供にEBSを使うだけなら、それでもいいでしょう。でも、講師となるとそうはいかないですよね~。英語の話しかけで鋭いツッコミを入れられたら、私の今の英語力では到底満足のいくような答えはできないしその場しのぎのごまかしすらできそうにない・・・。もしそんな先生に教えられたら・・・と思うと、私が生徒だったら「どうなの?」って感じだし。そこに私は「大きな責任」みたいなものを感じて、資格試験を受けることすらはばかられる思いでいっぱいいっぱいになってしまい、実際に試験を受けることを断念しました。どうせ落ちるんだから、受けるだけ受けて帰ってくればいい!?なんて思ったりもしたのですが、そんなスタンスで受けるのもなんだか虚しい気がして・・・。(これが私の心の弱さかも知れませんね)実際、「試験だけでも受けたら・・・」と「ここまで頑張ってきたんだから!」と心配して電話までもらってしまい、心は大きく揺らいだんですけどね・・・。 何をどう言っても言い訳になってしまうのですが、私にとってこの5ヶ月間は、悪戦苦闘しながらも本当に色鮮やかでイキイキと過ごせた充実した時間でした。大袈裟ですが、「私、今生きてる!!」みたいな感じかな!?ある意味では「青春」でした。この歳になって、課題に追われて徹夜で勉強するとは思わなかったし、ここまで頑張れるとも思ってなかったし・・・。本当にいい経験をさせてもらいました。これは私の一生の宝物です。目指すものがある人の目は輝きが違います。ほんとキラキラしてます。イキイキとしています。ここで出会ったすべての皆さんがそうでした。そんな出会いも私の中の大きな財産だと信じて、少しずつサインから言葉に移行しつつある娘とともにもう少しEBSを楽しみ、そして次は娘と一緒に英語のお勉強も続けていくしだいであります。