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英国民謡好きの戯言

英国民謡好きの戯言

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2011/06/26
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カテゴリ:2000年代女性ソロ
alison o'donnell

  1. Harbour Boy (A. O’Donnell/G. Lockett)
  2. No Meek Chrism (A. O’Donnell/K. Scott)
  3. The Plant & The Page (A. O’Donnell/S.P. Collins)
  4. Come Unto Me (A. O’Donnell/D. Colohan)
  5. Fires Down Under (A. O’Donnell/R. Moult)
  6. Song Of The Gael (A. O’Donnell)
  7. The Gay Balladeer (A. O’Donnell)
  8. March Of The Strawberry Blondes (A. O’Donnell/S.P. Collins) (For my sister Sara, the redhead in the family)
  9. Pointed Thinking Cap (A. O’Donnell/M. Tyack)
  10. The Flight Of The Vallant Earls (A. O’Donnell)
  11. Sparking The Flame (A. O’Donnell)
  12. Dated But Still Lovely (A. O’Donnell)
  13. To The Brow Of The Hill (And Back) (A. O’Donnell)


Alison O’Donnell
vo, tanbourine, melodica, autoharp, finger cymbals, bell stick, conspiratorial whisper, triangle, bodhran, per,handclaps
Dave Colohan
vo, mandocello, banjo, saz
Head South by Weaving (GL)
a-g, e-g, b, e-bow
Steven Collins
a-g, e-g, b, shaker, glockenspiel, bell stick, handclaps, key, shruti
box, e-tambura
Gavin Prior
a-g, e-g, amplified-per, plucked-p, programming, oscillations
Michael Tyack
g, b, cello, backing-vo
Jason Steel
a-g
Jimmy Faulkner
e-g
John Ryan
fiddle
Jonny Tennant
bouzouki, bodhran, b, per, cello, key, handclaps, backing-vo
Frank Boylan
b
Anthony Read, Martin McIver
ds
Emily Aoibheann
ds, conspiratorial whisper
Al Cowan
ds, djembe
Colm Hassett
tabla
Richard Moult
p
Kevin Scott
p, string arrangement
Isabel Ni Chuirean
key, p, organ, per, handclaps
Nancy Wallace
recorder
Will Summers
crumhorn
Nora Geraghty
tin whistle
Anna Bond
violin
Kristjanna Oleson
viola
Jonathan Bauch
cello
Margaret Ayre
cello, harmonium
Dara O’Brien
sitar

production by Geoffrey & Alison
artwork Dominic Cooper
This album dedicated to my dear and loyal friend Jenni McLean (1950-2009).

 なんかごめんね。ゲスト多すぎて大変なことになってるよね。レイアウト能力が低すぎるもんで見やすい画面にできなくてごめんね。

 アリソン・オドネルはウィリアムズ姓だったその昔、メロウ・キャンドルのメンバーとして活躍していたことは皆さんご存じの通り。
 その後は旦那と一緒にフリバーティギベットを組んだり、今世紀初頭にはベルギーでEishtlinn(読めん)なるグループの一員となっていたりとメロキャンでヴォーカルを分け合っていたクローダー・シモンズよりも聴く機会は多いように思います。

 瑞々しいシンギングが大人気だったアリソンも今や五十路オーバー、あの時の歌声はキープできているのかな…と一瞬不安になったことは否定はしません。事実加齢とともに喉が衰えていく人は多いしね。
 でも本作は大丈夫みたい。さすがに娘時代よりかは高音部のハリは後退しているけど、声質はほとんど変化ないよ。

 基本はアリソンがピンで歌っていますが、4のデイヴ・コロハンとのデュエットは絶品! お2人とも憂いを帯びた歌声で素晴らしいね。
 そして多重声にして独りデュエットを構築している6も良い。これはもうメロキャンを思い出さずにはいられない曲だわ。
 伴奏を極力抑えた10はトラッド臭しまくり! これも好きだな~。

 メロキャン似と言えば12も。まさか未発表音源か!?と錯覚しそうになるほど雰囲気があのまんま。
 続くラスト13ではそのメロキャンにいたフランク・ボイランがベースを弾いています。

 下手すればアリソンの声が聴けただけで満足しちゃいそうだけどサウンドも◎でした。まずメロディが美しいんだよね。
 ぐいぐい系という意味での力強さはほとんど感じないけど、かといって電子鍵盤楽器やプログラミングを過剰に導入することもなく。
 無理にアナログ感を出そうとか21世紀のテクノロジーを取り込みまくろうとかそういう空回りはしてないんだ。
 癒し系(もしくはヒーリング系)になっちゃったねとがっかりするパターンとは無縁、アリソンの過去の作品群(聴いたのは5枚ぽっちだけどさ)と聴き比べても何の遜色もなかったです。 


 http://www.alisonodonnell.com/







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Last updated  2011/06/26 01:12:35 PM
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