#1283 CRITICS GROUP 《WATERLOO-PETERLOO》 68年英国
With Henry Hunt We’ll GoLancashire LadsThe Labouring ManJohn O’Grinfell’sCast Iron SongVan Diemens LandDeath Of ParkerDrink Old England DryBattle Of WaterlooBoney Was A WarriorThe VictoryThe Dudley Boys (tune: Pam Bishop)Keepers And PoachersI Should Like To Be A Policeman (tune: Brian Pearson)The Way To LiveHandloom Weaver’s Lament Denis Turner vo; 1, 4, 5, 12, 16 Frankie Armstrong vo; 2, 7, 11, 15/1941.1.13- Brian Pearson vo; 3, 10, 13, 15 Terry Yarnell vo; 5, 8, 9, 14John Faulkner vo; 6, 9/mandolin, english concertina Peggy Seeger g/1935.6.17- Sandra Kerr g, dulcimer, tin whistle, spoons/1942.2.14- Jim O’Connor ds, per イングランド民謡と1780年~1830年のブロードサイドに印刷された歌を集めた作品。 クリティックス・グループは60年代後半から70年にかけて7枚ほどレコードを出していたようで、これは68年発表の4作目。 クレジットはないけど今回もイワン・マッコールとペギー・シーガーの2人が主宰者と思われます。 歌い手は5人。普段は歌うことが多いペギーとサンドラ・カーは演奏に専念しているので男性シンガー率が8割となっています。 テリー・ヤーネルは高音域に入るとピーター・ベラミーを思いきり親しみやすくしたような歌声になるし、ブライアン・ピアソンはマッコールの子分ってことに至極納得してしまう声質。ジョン・フォークナーはヘタレ感の薄いA・L・ロイドって感じ。 まあみなさん概して庶民派ですな。紅一点フランキー・アームストロングも親しみやすさが激増してる。 お気に入りは12。デニス・ターナーのリード+男性陣のコーラスなんだけど、わずかにショボン入りのリードと猛々しいコーラスって組み合わせがツボなのだ。しかも無伴奏だしね! 打楽器のみをバックにヤーネルのリード+男声コーラスで歌われる14も好きだなあ。 あとは旋律が“ロウランズ・オブ・ホランド”と一緒な2も聴きごたえがあるし、16曲中最も長尺の6も良い。男女デュエットの15もかわいいんだ~。 ラストのターナーはマッコールにクリソツだなあ。実は御大が歌ってました説が出てもおかしくないほど声似すぎ…本当に12で歌ってる人と同一人物なの?? これ、曲名から来るイメージの通りちょっぴり切なくて素敵なメロディだよ。 バックはシンプルだけど、ことさらに歌い手を強調してるって感じではないんだよね。メンツは激渋だけど聴き疲れは全然ないわ。