テーマ:社交ダンス(8677)
カテゴリ:映画のはなし
実業家としての功績が認められ、表彰式が華々しく行われた夜、アール・ブルックスは妻と共に帰路につき、車の中から社交ダンス教室で踊るカップルに目を止めました。
バックシートにいたマーシャルはアールを誘惑します。 2年間も我慢したんだ、今日ぐらい羽目を外しても良いだろう? ブルックスは殺人中毒でした。 この2年間は依存症の会にドラッグ中毒だと偽って入会し、なんとか衝動を抑えていたんです。 ブルックスにしか見えない彼の別人格マーシャルが、この特別な日のご褒美として、彼を連続殺人鬼“サムプリメント・キラー”へと誘います。 ターゲットは社交ダンス教室で見かけたカップル。 銃をビニールでカバーし、なんの躊躇もなく殺人に及ぶと、いつものように被害者の血の指紋を残します。 久しぶりに味わった震えるほどの快感でした。 しかし彼は小さなミスを犯します。 近所に住むスミスは覗き趣味があって、彼に決定的な写真を撮られてしまうんです。 スミスにも殺人願望があって、証拠写真をネタに自分も次の殺人に同行させてほしいと言ってきます。 サムプリメント・キラーの捜査を続けている女性刑事トレーシー・アトウッドは、再び動き出した連続殺人犯の捜査で近所の聞き込みをして、スミスが何かを知っていると感付きます。 彼女はやり手の刑事ですが、家庭問題で裁判沙汰になっている上、以前捕まえた凶悪犯が脱獄して命を狙われています。 ブルックスには出来の悪い娘がいて、大学を勝手に退学して家に戻ってきます。 どうやら妻子ある男性の子を身籠もっているうえ、同級生殺害の重要参考人になっている様子。 ブルックスは、娘にも自分と同じ殺人衝動があるのではと疑います。 『Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼』(原題: Mr. Brooks)は、2007年のアメリカ映画です。 ブルース・A・エバンス監督・脚本、ケビン・コスナーが主演と製作を担当しています。 ケビン・コスナーが若いんですよ。最近は何してるんでしょうね。 ブルックスにつきまとって悪魔のように囁くマーシャルをウィリアム・ハートが不気味に好演していました。 女刑事役はデミ・ムーアです。 あんまり期待してなかったんですが、面白い映画でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024/02/28 05:56:01 PM
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