テーマ:社交ダンス(8677)
カテゴリ:映画のはなし
プロのギャンブラーは、それで生計を立てられるものなんですね。
カード・カウンティングという勝率を上げる方法を使っていました。 『ラスベガスをぶっつぶせ』という映画でも使われてましたね。 現在は禁止されているそうですが、頭が良くないとできない方法だと思います。 映画の主人公はウィリアム・テルと名乗っていました。 本当に歴史的弓の名手と同じ名前なのか不明ですが、服役している間に独学でカード・カウンティングを身につけたようです。 元はイラク戦争に出征した軍人で、上官に命じられて罪を犯し、言ってみれば上官の身代わりとして服役させられていたわけです。 当然、その恨みは忘れていません。 ある日、ウィリアムはギャンブル・ブローカーのラ・リンダという女性に出会います。 大金が稼げるというポーカーの世界大会に参加してみないかと。 カード・カウンティングはブラックジャックだけじゃなく、ポーカーにも使える手なんでしょうかね。 あまりその辺り詳しくないのでなんとも言えませんが、ウィリアムは順当に勝ち上がっていきます。 しかしその大事な局面で、ウィリアムにとって特別な事態が発生するんです。 自分をハメた上官へ復讐のチャンスが。 大金か、復讐か。 人生の一大選択に迫られます。 『カード・カウンター』(原題:The Card Counter)は、2021年のアメリカ映画です。 ポール・シュレイダー監督・脚本、マーティン・スコセッシ製作総指揮。 名作タクシー・ドライバーのコンビですね。 R15のシリアスなスリラー映画でした。 この映画でカード・カウンティングを編み出したエドワード・ソープに興味を持って、関連の本を読みました。 ソープは大学で数学講師をしていた時にブラック・ジャックの必勝法を数学的に編み出し、ギャンブル界に永遠にその名を残します。 その後、ヘッジ・ファンドのマネージャーになるんですが、確率的に有利でない勝負はしない方針で億万長者になります。 現在91歳。健康長寿に対する向き合い方も合理的で、新型コロナの感染拡大もいち早く予想し対策をとったとのことでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024/05/31 07:19:42 PM
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