テーマ:社交ダンス(8688)
カテゴリ:旅行記
<温泉大国>
ハンガリーの国土は日本の1/4ほどで、人口は1000万人未満です。 もっと大きいイメージでしたが、オーストリアより少し大きい程度だったんですね。 もう一つ意外だったのは、ここが温泉大国だったことです。 日本と違ってほとんどが平原で、火山なんて一つもないのになんで温泉が出るのか不思議でした。 詳しい調査が行われた結果、この辺りの地殻が薄いため地熱が伝わりやすく、温泉水が多く存在していることがわかったそうです。(詳しくはこちら) ローマの支配下だった頃に、温泉好きの古代ローマ人によって造られた遺跡も残っています。 ブダペストの中だけでも温泉は100以上あって、オスマン帝国時代のトルコ式風呂もありました。 ほとんどの温泉は35度くらいで、みんな水着を着て入っています。 温水プールみたいなものでしょうね。 当然混浴です。 市民公園の中にあるセーチェニ温泉は、1869年の万博の時から温泉掘削が行われ、昨日紹介した英雄広場に1000mくらい掘った温泉の湧出口がありました。 1900年代に入ってからバロック風の宮殿のような施設が建てられ、以来市民の憩いの場となっています。 ただ入場料が一万円くらいするので、今は市民より観光客目当ての施設になっているようです。 ソ連時代は市民が気軽に入れる温泉だったそうで、アンジェリカさんも子供の頃は母親に連れられて兄妹たちとよく来ていたと言っていました。 膝が痛いとかで医師に診断書を書いてもらうと割引料金で利用できるそうです。 この市民公園はとっても広くて、英雄広場の両側には西洋美術館と現代美術館、今回ご紹介したセーチェニ温泉、そして動物園やサーカスの劇場もあるんですよ。 ディズニーランドとディズニーシーを合わせたより広い302エーカーだそうです。 広場だけで何日も遊べます。 今思い返してみると、日本ではうるさいほどの蝉の声が全くしませんでした。 木々や花もたくさんあって強い日差しを逃れれば空気が乾燥しているので涼しかったです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024/08/07 10:58:35 PM
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