第2次プラヤデアロ遠征記(その3)
<変わったこと、変わらないこと>スペインでは諸聖人の日とかいう連休中です。ホテルにチェックインした後、すぐに会場の下見に出かけました。歩いて5分ほどで、この日はアンダ-21の10ダンス世界選手権が開催されていて、競技会場は車でいっぱいです。あまり覚えてなかったんですが、建物に近づくにつれて記憶がもどってきます。この体育館は全然変わってませんでした。入り口はこちら。パンや飲み物を売る売店が出ています。中の様子を少し見てみたかったんですが、入場料20ユーロと言われて諦めました。がっつり観戦するわけではないのに二人で7000円近く払うのはもったいないですもんね。その代わり付近を少し散策して帰ることにしました。11年前にここに来た時はシーズンオフの避暑地みたいに閑散としていた街が、一変してメインストリートには人があふれていました。おしゃれな店も増えています。リゾート開発が進んだのか、新しいマンションも多く立ち並んでいました。海辺にも素敵なバーが出来ていて、まだ暖かいので泳いでいる人もいました。会場近くのスーパーで水を大量に買い込んで一度ホテルに戻り、テレビをつけるとローカルTVで試合の様子を生放送していたんです。しばらく観戦してから晩御飯を食べに外に出ました。以前入ったことがある店に行ったんですが、メニューも内装も変わっていて、若者向けの店になってましたね。とりあえずスペインのビール、サンミゲルとサラダ、スパゲティとハンバーガーを頼んで二人で一万円くらいでしょうか。高いですよね。ホテルに戻ってバーでコーヒーでも飲もうとしたら、そこで日本から参加の2組に会いました。特に示し合わせたわけではないのに、たまたま皆んな同じホテルだったんでしょうか。会場に近いので、フィンランドやドイツの選手団もこのホテルだったんです。コーヒーを飲みながらしばらくおしゃべりして、レッスンやキャンプの話などを聞きました。夜中、外から怒鳴り声が聞こえて目が覚めたんです。3時ごろでした。女性の『Stop it !』の甲高い声も何度も聞こえたので、酔っ払った観光客同士が道で喧嘩してたようです。日本なら誰かが警察呼んですぐに収まるんでしょうけど、結構長いことやってましたね。そういえば以前来た時も喧嘩の声が煩かったっけと思いながら、疲れていたのでいつの間にか寝てしまいました。(つづく)