テーマ:社交ダンス(8677)
カテゴリ:映画のはなし
バックは暖かなカリフォルニアの知事の家で、わがまま放題に育った大型犬でした。
北のゴールドラッシュに沸くご時世、犬ゾリ用の大型犬は高値で取引されることから悪い商人に捕まり売り飛ばされてしまいます。 人に慣れ、自然の中で暮らしたことのなかったバックの冒険物語です。 バックは言葉を理解する非常に賢い犬でした。 根底に眠る野性の本能も次第に研ぎ澄まされていきます。 アラスカの極寒の地で、郵便物を届ける仕事にもやりがいを感じ始めていました。 犬ソリの先頭を任されているスピッツは性悪なリーダーで、仲間たちは恐れ怯えています。 ある日、ついにバックと対決することになり、敗北したスピッツは去っていきます。 新たにリーダーとなったバックの働きはすごいかったですよ。 的確な判断で雪崩を回避したり、仲間を率いて最速で郵便物を届けました。 主演がハリソン・フォードとなっていたんですが、郵便の仕事に着く前にすれ違っただけで、まさかあれだけで終わりなのかと不思議に思っていたんです。 郵便の仕事を解かれ、意地悪な旅人たちから離れて後半はバックの飼い主になってました。 子供を亡くして夫婦間に亀裂が入り、一人最果ての地にやって来たジョン・ソーントン。 息子が生前行きたがっていた大自然をバックと共に旅して、偶然砂金とりが住んでいた古屋を見つけます。 バックはそこで森の狼たちと交流し、次第に野生に目覚めていくんです。 『野性の呼び声』(原題:The Call of the Wild)は、2020年のアメリカ映画。監督はクリス・サンダースです。 ジャック・ロンドン原作の「野性の呼び声」の通算6度目の映画化だそうで、この話をどこかで知ってる気がしながら見ていました。 翌日、急に思い出したんです。 手術してしばらく学校休んでた時、暇だったので家にあった少年少女世界の名作文学を読んでて、そのアメリカ編に『あしながおじさん』と一緒に入ってたんですよ。 子供用にアレンジされた本だったと思うんですが、タイトルが若干違って『荒野の呼び声』だった気がします。懐かしい〜。オレンジ色のブックケースに入った本。 映画はディズニー風にアレンジされていて、とってもマイルドなのでご家族でご覧になれます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024/09/26 06:02:29 PM
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