テーマ:社交ダンス(8695)
カテゴリ:旅行記
<バルセロナ空港から中長距離バスに乗る方法>
2024年11月1日、ホテルのシャトルバスで再びバルセロナ空港に送ってもらいました。 ターミナル1に中長距離バスの発着場があって、ここからプラヤデアロに行けます。 日本から参加の他の2組はすでに現地入りしていて、ダンス競技会に先駆けて開催されていたキャンプやレッスンに参加されていました。 彼らは大会側が用意してくれるバスを予約してホテルまで送ってもらったらしく、確実で安心ですが一人50ユーロと割高です。 自分たちでバスを予約して行くと、一人20ユーロと安いんですがその分いろいろ手間がかかりました。 11年前も乗るバスを見つけるのが大変だったんです。今回もそうでした。 目的のバスが何番停留所に来るのか分からない上に、時間ギリギリかもしくはそれ以降にしかやって来ないみたいなんです。 いろんな人に聞きまくってようやく分かったのは、中長距離バスが止まるのは7番以降の停留所ということ。 停留所番号は決まっていなくて空いているところにバスが停まるので、バスの横腹に書いてある会社の名前で自分の乗るべきバスを判断して、目的地に行くかを運転手に聞くという方法、これが一番確実のようでした。 予約したプラヤデアロ行きはモベンティスサルファバス(Moventis Sarfa)で、他の会社の運転手さんに聞いても冷たく『ここじゃない、あっちの方だろ。』みたいな反応です。 私たちは予定時刻の1時間前からここで右往左往して待っていたんですが、来たのは15分遅れくらいだったでしょうか。 荷物は自分でバスの横から詰め込んで、指定席に座ります。 バスはバルセロナ市街を抜けて出発しました。 高速道路をぶっとばして、アウトレットやいくつかの街で停まり、北へ向かいます。 なぜかマイケル・ジャクソンやマドンナなどの80年代ヒット曲がかかっていて、個人的には楽しかったですね。 窓から見上げると太陽の周りに彩雲が虹色に輝いていて、湿度が高い様子でした。 郊外に行くと信号がなくて、すべての交差点はラウンドアバウトになっています。 大きなバスが小さな丸を描くと結構車体が傾くのでその度にひやりとしました。 2時半ごろ、約2時間で目的地プレアデアロに到着。 ここで一つ問題が起きました。頼りにしていたWiFiが使えなくて、ホテルの行き方がわからなかったんです。 ものすごくいい加減ですが『たぶんこっち』と思われる繁華街の方へ向かって歩いて行きました。 身軽ならいいんですが、でっかいスーツケース引っ張って石畳をゴロゴロですから大変なんです。 ようやく街の入り口にたどり着いたところで、大将が『東だと思う』とか言って海の方に行こうとしたので、ちょっと待てと引き止めて目の前の洋品店でホテルの場所を聞きました。 バス停から1キロくらいは歩きましたね。 こういった面倒を考えたら50ユーロでもホテル直通バスの方が良かったんじゃないかと思いましたが、そんなこと言うと頑張って予約してくれた大将がかわいそうですからね。 それにこういった試行錯誤が旅の醍醐味なんですよ。 もうないと思うけど、もしまたこの場所で試合があったら今度こそすんなり行けると思います。 (つづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024/11/09 08:41:01 PM
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