カテゴリ:アート
広報をめぐって大きな批判があったため、あえて遊郭は 二度とこの世に出現してはならない制度であるとキャプ ションで強調しています。そんな負の側面と江戸文化を 担ったという2つの側面を考えながら眺めていたら、展 示されているそれぞれの作品のすばらしさに見とれてし まうことに少々、罪悪感を感じてしまう展覧会でもあり ました。 喜多川歌麿や鳥文斎栄之などの浮世絵版画も美品ばかり だったが何といっても、歌麿の肉筆画の大作「吉原の花」 は素晴らしいの一言。これを見れただけでも来た甲斐が ありました。登場人物はすべて女性ばかり、豪華絢爛で す。まさにこの世の春です。 バーチャルで吉原の地形的な全貌も知ることができた。 今の吉原はなかなか歩きづらいところですが、お歯黒 どぶなど確認しながら歩いてみたいです。 今回の展覧会で初めて知りましが、吉原の桜は常にある のではなく春の季節だけ、急ごしらえで植えられたもの だということでした。どこから運んできたのでしょう。 まさに見せかけの栄華の世界、江戸時代のテーマパーク だったのでしょうか。(4/5)
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最終更新日
2024年04月29日 09時40分56秒
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