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つまずく石も縁の端くれ

つまずく石も縁の端くれ

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2024年04月30日
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カテゴリ:アート


春の江戸絵画まつりに通いだして、もう何年になるだろ
うか。満開の桜を楽しみながら、こうして平日にのんび
りと来れるようになったことに喜びと一抹の寂しさを感
じます。

今回は仏教をキーワードにした展覧会。今年も素晴らし
い内容で大満足でした。まずは京都二尊院の「二十五菩
薩来迎図」。楽器を打ち鳴らしながらやってくる菩薩た
ち。截金(きりかね)で描かれた文様の美しさ。平等院
鳳凰堂の雲中供養菩薩の絵画版のように感じました。
一方。金沢の照円寺蔵の「地獄極楽図」の色彩感溢れた
地獄に落ちた亡者の悲惨な様子が生々しく見応えがあり
ました。

白隠や仙厓の禅画はなじみ深く、いつ見ても楽しみです。
そして今回いちばん見たかったのは、曽我蕭白の「雪山
童子図」です。画面を覆う鬼の青と童子の赤い衣との鮮
やかな対比の妙。奇怪な表情。奇想の画家蕭白の面目躍
如といった作品です。「群仙図屏風」と並んでお気に入
りの一枚です。長沢蘆雪のワンちゃんも楽しくていい気
分になりました。(4/11)









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最終更新日  2024年04月30日 16時50分38秒
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