カテゴリ:アート
![]() 北欧の絵画と聞いて、連想するのはまずムンクの「叫び」、 そしてハンマスホイの誰もいない室内の光景、そのほか、 北欧神話の妖精やトロルを描いたものなどですが、この 展覧会にもそんな雰囲気の作品がいくつも出ていて、楽 しませてもらいました。 ムンクの作品もありましたが、叫びとか吸血鬼とかマド ンナといったおどろおどろしい作品が好きなので、今回 出ているような荒いタッチの風景画?はいまひとつとい う感じでした。 全体的に風景画が多かったように感じましたが、なるほ ど北欧の自然の神秘をあらわしているんだなと納得して いました。(神秘と幻想は違うのですね)一番のお気に 入りはフィンランドのヴァイノ・ブロムステットという 画家の「冬の日」でした。流氷?の上を白いカモメが飛 び交うブルーと白を基調にした何とも清々しい冬の光景 でした。 お約束の北欧神話をテーマにしたファンタジックな作品 もあり、これも楽しめました。北欧の民話といえば、森 に住む怪物トロルです。日本昔話だと鬼にあたるのでし ょう。ムンテとかキッテルセンという画家のユニークな 作品がありました。妖精を描いたものでは、アウグスト・ マルムストゥルムという画家の「踊る妖精」がいかにも 北欧の神秘という感じで素晴らしかったです。 とにかく馴染みのない名前の画家の作品がほとんどで、 覚えきれないし、すぐに忘れてしまうのですが、スウェ ーデンの「エウシェン王子」には王族のプロの画家がい たなんてと驚きました。(4/11)
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年05月01日 04時49分59秒
コメント(0) | コメントを書く
[アート] カテゴリの最新記事
|