カテゴリ:木管五重奏
選曲会議2日目です。
さぁ、意見はまとまるのでしょうか!? 先週、4曲を通した感想を話し合いました。 (候補は6曲ですが、ダンツィ2曲は以前遊びでやったことがあるので今回は通してません) ■一次予選結果 ・ダンツィ2曲はアルページュ演奏会用ではなく、今後の練習課題として扱いましょう。 ・ホルストはきれいな曲だが、作り込んでいくには疑問。(ホルストさん、あなたは好きなんですが!) ということで、ヒンデミット、フェルステル、ドヴォルザーク「アメリカ」に絞りました。 ■二次予選結果 ・フェルステルは各パートの難易度が高く、技術的に不可能な部分がある、今後、チャレンジする機会があれば。 ということで、ヒンデミット、ドヴォルザークに絞込み。 ■本選 ヒンデミット、ドヴォルザークを各楽章2回ずつ演奏して、曲の構成を理解していきました。 ヒンデミットの訳の分からん連続したアルペジオ、拍子間(各パート別の拍子が出てくる!) 時折出てくるジャズのようなコードが病みつきになりそうです。 一方、ドヴォルザーク「アメリカ」は後期ロマン派ならでは美しいメロディーが各パート絡み合う構成は胸が熱くなります。弦楽四重奏のアレンジものの中では傑作でしょう。 全く正反対と言っていい2つの曲です。 トイレ休憩を挟み(頭を冷やして)票を取ることにしました。 結果 ヒンデミット:1票 ドヴォルザーク:4票 前回、前々回の演奏会で、近現代フランスものを演奏してきて、ロマン派アレンジ曲にチャレンジするのは今しかない?という意見でした。 しかし、前回の演奏会で、弦楽四重奏「アメリカ」が演奏されているのでかなりのプレッシャーです。また、前回のアメリカメンバーの心情もあるので、一度アルページュのメンバーにお伺いした方がいいのでは、ということになりました。 ちょっと、一言。 弦楽四重奏を木管五重奏編曲で演奏することについて、疑問に思う方もいるのではと思います。 しかし、私たちの大好きな、ベートーベン、ブラームス、ドヴォルザークは弦楽四重奏の名曲を残しても、木管五重奏の曲を残してくれてません。 さびしい! 管楽器の特徴を活かした曲を書いたのは、タファネル以降で、その時代から木管五重奏曲が発展してきました。(だから、フランス近現代期に木5名曲が多い)←あ、かなり個人的意見。 だから、今回のアメリカ木5アレンジ曲は、木管奏者にとっては願ってもない曲。 弦楽四重奏との違いをむしろ楽しんでいただければと思います。 余談-木管五重奏勝手に相関図 管楽器奏者は、割と自由人が多い。 多少「まとめにくい」と感じることがあります。 ただ、演奏となると、その自由さがうまい具合に発揮されることが多い。(発揮されないこともあります) 私なりに、各パートを観察したところ、勝手ながら以下の相関図が浮かびました。 あなたのところの木5はどうですか?(笑) K.I(FL) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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