テーマ:音楽のクラブ活動(534)
カテゴリ:ブラームス弦楽五重奏
今日は第2バイオリンが風邪で欠席でした。お大事に!
最初に、今後の練習予定について相談しました。 本番までに先生練習を2回入れようということになり、第2ビオラの先生に打診してみようという話になりました。 今日は、1楽章から順に流し、よくわからない箇所の確認や第2バイオリンとの要調整箇所をピックアップすることとしました。結果的に、1楽章に2時間半ほど費やし、残り1時間弱で、前回の練習でわかりかけてきた3楽章を復習することにしました。 1楽章は、冒頭から中間部(83小節目ぐらい~)までのテンポ設定、曲想の運び、強弱のレンジ、アーティキュレーションなど、かなり演奏の方針を決めることができました(再現部も方針は同じ)。まだ練習不足でそのとおりにできませんが、方針が定まったことによってだいぶまとまった演奏になってきたと思います。 中間部の2連と3連が出てくる箇所(83~110小節目)はやはりカオスでした・・・。前に1楽章をやったときと同じように、ゆっくりのテンポと控えめな音量で仕組みを再確認しました。 練習番号5番(111小節目~)からは、第2バイオリンと調整する箇所としました。111小節目から第2バイオリンが旋律なので、そこに入る110小節目をゆるめるかどうか、第1バイオリン&ビオラと三者で順にでてくるリズミカルな音形の弾き方やつなぎなどについてです。 再現部(練習番号6、137小節目~)の直前は、音楽的には非常に盛り上がるのですが、重音がたくさんでてきて難しい部分です。同じことをやっている第1バイオリンと第1ビオラで音程を合わせました。第1バイオリンの重音が非常にとりにくいのですが、第1ビオラとほとんどユニゾンになっている上の音が合わないと、耳障りになることがわかりました。上の音ははずさないように頑張らないといけません・・・。 再現部は冒頭のメロディーがクライマックスの様相で出てきて、VaとVcの3本が3連音符で伴奏します。この伴奏部分を抜いて弾くかどうか検討しましたが、客観的に聴くと、べた弾きにした方が重厚な雰囲気になってよさそうでした。 再現部からPiu moderato(209小節目~)までは、最初に方針を決めたせいか、すんなり進みました。 Piu moderatoからは、ゆったりとしたテンポにすることを確認しましたが、最後、終わりから3小節目はTempoIで突然もとのテンポに戻り3連音符のアルペジオをかけあがります。その入りのタイミングがなかなかつかめず苦労しましたが、間をとることで解決しそうな感じでした。今後も要練習の箇所です。 3楽章は、今の段階ではまだ早いパッセージが難しいので、ゆっくりのテンポで流していきました。 練習番号1からの第2ビオラとVcのロングトーンの動きと、合いの手であるVnと第1ビオラの関係がわかりづらかったので、確認しました。 前回の練習でとても苦労した35~80小節目の2連と3連のオンパレードの部分は、意外にもすんなり進みました。前回の練習の成果でしょうか!? 練習番号5からの掛け合いは崩れてしまったので、さらにテンポを落として確認しました。 Prestoからもテンポを落として弾いたものの、パート間の関係を把握するのに時間がかかりました。一度落ちると復活が難しいようです。 最後に、今日はテンポを落として弾きましたが、本番テンポの目安を決めました。冒頭は4分音符=84~90ぐらい、Prestoは4分音符=110ぐらいです。 次回(1月下旬)は、2楽章について今日のように方針を立てながら練習し、また、1楽章の演奏の方針を第2バイオリンに伝える予定です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 9, 2008 09:57:18 PM
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