今日は前回の反省から、1・2楽章を中心に練習し、最後に通して演奏しました。
1楽章:
- フレーズの始まる部分で、以前にも「ここは合わせよう」と決めていたところがしばらく練習しないうちに合わなくなってしまったようなので、このような部分を取り出して練習しました。
- 72小節目からの2つのヴァイオリンのメロディの音程がところどころ合わなくなっていたので、音程合わせをしました。
- 84小節目の、流れるメロディから16分音符の刻みに切り替わる部分のテンポ変化を確認しました。
- 123小節目から4小節間がなんとなく停滞する感じだったので、アクセントを活かして停滞感を出さないようにしました。
- 最後の piu mosso のテンポが上がりきらないので、piu mosso のテンポの確認をしました。
2楽章:
- 冒頭のテーマのテンポが、前回の通し練習を聴いてみたところ、とても停滞して感じられたので、テンポを上げることにしました。
- 第1変奏のテンポの確認をしました。
- 第5変奏の2括弧(129小節目)から、合わせるポイントをいくつか作りました。133, 137, 139, 141 小節目などです。
- 145小節目からの、第1ヴァイオリンの3連符のメロディのテンポを確認し、143小節目からのテンポ変化の練習をしました。
通し練習:
- 今回は、前回と比較すると、先ほどの練習の成果か、1・2楽章共に気合を入れた演奏になったため、4楽章で体力(精神力?)が持たなかったのか、4楽章が崩れてしまいました。
- 3楽章も、前回よりも安定感が崩れてしまいました。
1・2楽章で気合を入れすぎるとよくないようです。ペース配分を考えないといけないようです。あるいは、そういった状態になっても崩れないように、もっと弾き込んだほうがいいのかもしれません。
(Vn: T.Y. 記)