カテゴリ:木管五重奏
いよいよ本番1週間前、本日はホール練習です。
ここで、最終的な音のバランスを確認します。 木管五重奏の場合、管によって性質が異なるため、ホールでのバランス確認はとても重要です。 ホルンはベルが後ろ向きになっているので、どこに音を反射させるか壁探し。 ファゴットは筒が上に向いているので、ステージ上と客席に聴こえるギャップを計算。 フルートは音が響きすぎて生音が聴こえづらく、音の長さ・タンギングの調整に苦しむ。 オーボエとクラリネットは、、、まぁ問題ないでしょう。 ※ちなみに、ファゴット奏者、ホルン奏者、クラリネット奏者は楽器を新調(アップグレード)!ホールの響きを堪能するお三方です。 会場となる府中の森ウィーンホールならではですが、まるでお風呂の中で吹いている状態は、戸惑います。さらに、客席に人が入った状態だと響きが変わってきますので、最後まで柔軟な姿勢で演奏していくことが大切です。 今回の演奏会のための練習回数は、全部で7回。 正直、練習回数が足りなくて、まだまだ研究が必要という状態ではありますが、限りある時間の中で精一杯練習したのではないかと思います。 ここまで一緒にアンサンブルをしてきたメンバーに感謝! 本番は、愛情をもって、支え、支えられ、いい音楽を表現できたらと思います。 あぁ、じ~んときた。 酸欠で死にそうになったのもいい思い出です。 演奏するアメリカ木管五重奏版は、以前にも触れていますが、モラゲス木管五重奏のオーボエ奏者であるワルターさんの編曲のものです。 私たちは、モラゲスに敬意を表して「モラゲス風スタイル」で演奏することに! アメリカの譜面の表紙にある黒シャツメンバーの写真をみて、「これで行こう!」と決めました。せめて見た目だけでも、という実に単純な考え。(←おばか?) モラゲス風スタイル? ↓ オーボエ奏者; 「やはり詰め襟じゃないとまずいスか?」 「シャツは(ズボンから)出してもいいスか?」 と真剣に確認。 誰かが 「並び方もこのスタイルで行きましょう」 と、言い出したり、、 最後までふざけた内容ではありますが、 これでアメリカ木管五重奏の練習日記は終了です。 それでは、本番がんばります! K.I(FL) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[木管五重奏] カテゴリの最新記事
|
|