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テーマ:特撮について喋ろう♪(4734)
カテゴリ:サブカルについてうんちく
前回書いたように、『百獣戦隊ガオレンジャー』を最終回まで観たんでガオレンジャーの感想を書こうと思う。でも、そもそもガオレンジャーとかタイムレンジャーて何よ?? っていう人が多いのではないか・・・フロに入りながらそう思った。天下のスーパー戦隊シリーズといえども、自分の子供が観ていたのならともかく、数年前の戦隊なんて知ってる人のほうが少ないのではないか。俺だって半年前はガオレンジャーって何??状態だったもの。 そんな状況でいきなりツエツエがどうだとか、最期に出てきたオルグの大将のデザインはヤバイバに似ていたとか、ガオライノスのオモチャを変形させるのには苦労しただとか、そんな細かいことを書いても・・・芸なさすぎ。(でも、知っている人はそんな話がたまらなくおもしろかったりするんだよね(笑)) というわけで、まずはちょっとだけ周辺を解説。 スーパー戦隊シリーズは東映が制作し、テレビ朝日系列で毎週日曜日の朝7:30から放送されている。1年ごとに番組が入れ替わり、その始まりは『秘密戦隊ゴレンジャー』ということになっていて、現在放送されている『轟轟戦隊ボウケンジャー』は30作品目となる。近年のスーパー戦隊シリーズをさかのぼって挙げてみよう。 2006年2月~現在 『轟轟戦隊ボウケンジャー』 シリーズ30作記念。プレシャス=古代の秘宝をゲットするストーリー レッドは戦隊の原点に返り、冷静沈着な頼れるリーダー・・・のはずだった(笑) 2005年2月~翌2月 『魔法戦隊マジレンジャー』 マジ=魔法(マジック) 5人の兄弟が主役のファミリー戦隊。 「勇気」と「家族の絆」がテーマ。 2004年2月~翌2月 『特捜戦隊デカレンジャー』 デカ=警察 宇宙警察地球署のストーリー。 女性のピンクとイエローがアイドル並みの人気。 2003年2月~翌2月 『爆竜戦隊アバレンジャー』 爆竜と呼ばれる進化した恐竜が合体してロボットに。 シリアスな要素と同じぐらい、パロディー要素多し。 2002年2月~翌2月 『忍風戦隊ハリケンジャー』 忍者戦隊。忍者学校の生徒の3人が主役。 ハムスター館長、おぼろさん。和モノの要素が大。 2001年2月~翌2月 『百獣戦隊ガオレンジャー』 パワーアニマルと呼ばれる動物が合体してロボットに。 オモチャの売上げや高視聴率など、大ヒット。 2000年2月~翌2月 『未来戦隊タイムレンジャー』 未来警察が現代にタイムトラベルしてロンダーズファミリーの犯罪と戦う。人間ドラマの深さ、映像美、音楽美など秀悦。 ・・・というわけで、ガオレンジャーは今から5年前のテレビ番組となる。2001年というと9・11にニューヨークの世界貿易センタービルにジェット機が衝突して崩壊するという世界史的な大事件があった年だ。当時は日曜の朝7:30からスーパー戦隊シリーズなんてものが放送されているなんて知りもしなかったし、そもそも家にテレビがない時期もあった。翌年にはサッカーW杯日韓大会を控えていて、サッカーが盛り上がっていた年でもある。ガオレンジャーの中でロボットの必殺技でサッカーのシュートをする部分があったりもする。 そのガオレンジャーの特徴を簡単に書くと、前年のタイムレンジャーの反省からか、子供が観てわかりやすいような、シンプルなストーリー展開となっている。 ライオンやトラ、サメ、野牛など、パワーアニマルと呼ばれる動物が合体してロボットになったり、戦隊のメンバーは明るく元気で、ツエツエやヤバイバなど敵側の幹部もコミカルであったりして、子供番組の王道を行くような内容であった。 カラオケ・ビリヤード・ボーリングなど娯楽の要素も取んで、日曜の朝に戦隊シリーズが放送されるようになってから最高の視聴率を記録し、玩具の売上も飛躍的に伸びた。役者の玉山鉄二(ガオシルバー)や金子昇(ガオレッド)など、イケメン路線でお母さん層のハートもガッチリつかみ、後楽園スカイシアターのショーも大人気となったという。 このガオレンジャーの成功が一つの成功モデルとなり、その後の戦隊のイメージ作りのベースとなっているのではないかと思われる。 視聴者の主体として子供を念頭に置いたということもあって、マジレンジャーやタイムレンジャーのように特筆して人間ドラマがスゴイということではなかったが、娯楽作品として気軽に楽しめる戦隊ではあった。最終回近くの盛り上がりは戦隊シリーズの例外に漏れず。 ・・・ まぁ、ざっと書くとこんな感じなのだが、これだけなら別に「N郎♪音汰。」で特集するようなものでもない。ガオレンジャーが数ある戦隊シリーズのなかでも特別に爆発的な人気を得たその要因について、もう少し詳しく分析してみよう。 (この話続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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