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テーマ:仮面ライダー電王(403)
カテゴリ:サブカルについてうんちく
おもしろいとかそういったレベルを飛び越えてスゲーのが始まったって感じだ。日曜あさのテレビ朝日系列で、先々週から放送がスタートした「仮面ライダー電王」のことだ。響鬼、カブトと、マジレンジャーなどの戦隊シリーズに比べて、おなじ東映が作っているとは思えないほど面白くなさ過ぎた平成仮面ライダーシリーズであるが、いいかげん打ち切りだろうと思っていたところ、新番組はこれまでの最低評価を覆し、ぶっちぎりでおもしろい。この調子でいけば今年は「仮面ライダー電王」ムーブメントでも起こるんじゃないだろうか?・・・先日の日曜日に放送された第2話を観てそう思った。 簡単に説明しよう。未来からの侵略者「イマジン」は実体をもたいないエネルギー体として現在にやってくるのだが、2007年の人間と契約を結び実体化する。そして契約者の願いを叶えることと引き換えに、契約者の過去へと飛び、そこから時間をねじ曲げようとするのだ。仮面ライダー電王は”時の運行を守るために”その「イマジン」と闘うという設定だ。 未来からやってきた戦士が悪と闘うというのは当ブログでも何度も紹介している「未来戦隊タイムレンジャー」と似た設定だが、電王の脚本はタイムレンジャーとおなじ小林靖子が担当している。 で、なにがスゲーのか。 ■その1 人は誰でも後悔の念を持っている。 「あのときああしていれば・・・」誰もがそんな後悔の念を持っていることだろう。過ぎたことをやり直せるのであれば、こんな悲しみに暮れなくても済んだのに・・・ 未来からの侵略者イマジンは、人のそんな思いにつけこんでくるのだ。現在、過去、そして未来。古今東西、時間を変えることは人間の夢ではないだろうか。時間という観念には不可思議さとともにそんな強烈な興味を惹きつける何かがあると思う。 電王の活躍する舞台は「時間」という観念なのだ。超SF的でかつ人間の深さを追求出来る舞台ではないか。この舞台設定でおもしろいストーリーがいくらでも作れそうな気がする。そしてこれから小林靖子が書いていくであろう脚本は、人間存在に関わる強烈なテーマを提示してくれそうな気がし、歴史的な傑作となるのではないかと期待してしまう。 ■その2 絶妙なキャラクター設定 主人公の野上良太郎は正義感は強いが気が弱い若者で、ドラえもんののび太のように不運ばかりに見舞われている。しかし、良太郎にとりついた電王が主導権を握ると強烈に強くなり暴れまくる。良太郎は暴走しがちな電王にブレーキをかけ、悪と闘い、人々の願いを叶えるという役割だ。第2話で、過去にさかのぼって病床の母親からクリスマスプレゼントを受取ることが出来たラストシーンには思わずホロリとさせられてしまった。良太郎の性格にタイムレンジャーのシオンを彷彿させられたのは俺だけではないだろう。 そんな普通の、良心的で弱っちい若者が主人公なだけに、今どきの多くの普通の若者から熱烈な支持を受けそうな気がする。要は人として共感できたり感情移入できたりするようなキャラクター設定であるか?そんなドラマであるのか?・・・ということだと思う。人間ドラマを作るうえで重要なポイントだ。 ■その3 俺、参上! で、また良太郎にとりついた電王だが、こいつがまたメチャクチャなキャラクター設定でブレイクしまくり。ヒーローが登場してくる時にはキメセリフを吐くのが定番だが、電王のキメセリフはこれだ。 「俺、参上!」 ・・・(笑) 第1話ではこんなことを言っていた。 「俺に前フリはいらねぇーぜ、最初からクライマックスだ!!」 ・・・・面白すぎ(笑)、このセリフ、俺も使いたい(笑) とまぁ、まだ2話しか観ていないが、このドギモを抜いた面白さに特撮ファンは騒然としていることだろう。2007年、これまでのうっぷんを晴らすかのようにスゲーのが始まったって感じだ。このままいくかどうか一抹の不安はあるが(笑)まぁ、見逃したくはないドラマが始まったことは間違いない。 ●リンク:テレビ朝日|仮面ライダー電王 ●リンク:仮面ライダー電王(東映公式) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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