そうだ坊主になろう！～ヒロ伊藤流仏弟子修行

21日夜はラジオデイズ1周年記念オリンパスシンクる寄席プレミアム。新宿住友ホールに300人近い老若男女が駆けつけてくれました。瀧川鯉昇・柳家小ゑん・柳家喜多八・三遊亭遊雀という4人の人気真打ちが登場する豪華版、緊張気味の会場の雰囲気の中、開口一番！柳亭こみちさんが「権助魚」でご機嫌を伺い和ませてくれました。

そしてお待つかね遊雀師匠が登場、七段目で芝居好きの若旦那が丁稚を相手に大立ち回りで会場を笑いの渦に巻き込みました。師匠の若旦那は益々可笑しく超過激。続く小ゑん師匠は打ってかわったメルヘンチックな「新・竹取物語」で大勝負！転校生の少女と少年達の淡い純情物語。篠笛の響きが叙情的なラストシーンを盛り上げ大拍手！

仲入り後は鯉昇師匠の「持参金」。借金の催促に困った男が持参金目当てに嫁を貰うが。。。金は天下の廻りものという諺が笑いの中にちょっと苦みの噺に大変身。師匠はさらっと演じて濃厚な後味を残します。さてトリは天下の喜多八師匠！得意ネタ「将棋の殿様」で締めてくれました。将棋好きの若殿様、家来を相手に手前勝手なルールで勝ちまくる。家来の頭は罰の鉄扇で殴られ瘤だらけ。そこで老臣が登場し若殿様の心得違いを諭すという勧善懲悪の武家噺、スカッと爽やかに笑わせてくれました。

最後は全員揃ってのお楽しみトークでもうひと笑い、小ゑん師匠の号令一下会場一体となった三本締めの大拍手、スタッフはウルウル何たる幸せ。有り難～いお客様と出演者に幸あれ！　あ～落語ってほんと～にオモシロイ！

ライブの模様はラジオデイズから11月中旬リリース予定、乞うご期待！