カテゴリ:話芸・お笑い、ラジオデイズ
昨夜は第17回オリンパスシンクる寄席。三遊亭歌之介と古今亭今輔の中堅若手対決!つるべ落としの日暮れが早い、秋のお江戸日本橋亭には新作落語好きのディープなファンが集合。開口一番は何かと話題の小朝師匠の弟子の春風亭ぽっぽさん。姿に似合わず?艶っぽい「悋気の独楽」でご機嫌を伺います。
さて大名跡襲名後ほっと一息の古今亭今輔師匠が登場。ワルに成り切れない善人達が悪ガキ共に立ち向かうネタ「ワルの条件」で笑いを取りました。続く三遊亭歌之介師匠は、代表作とも言える当たりネタ「幕末龍馬伝」。坂本龍馬の怒濤のような人生を地噺に絡めて面白可笑しく語ります。地噺芸は師匠の独壇場ですねえ! 仲入り後も今輔師匠。ネタ「国士無双」で中国古典・史記の世界と現代、夢と現実が交錯するサスペンスタッチの作品に。着想のおもしろさと浅ましい凡人の悲喜劇で笑えます。トリはもちりん歌之介師匠で、ネタは「お父さんのハンディー」。子供の高校合格祈願で大好きなゴルフ断ちをしているお父さん。モノゴト全てがゴルフに見えてしまう。ここでも地噺と物語が交錯して歌之介独自の世界に引き込まれる。恐るべし!歌之介師匠であった。 いやー、新作落語ってほ~んまにおもろまんなあ!? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年11月12日 15時44分44秒
コメント(0) | コメントを書く
[話芸・お笑い、ラジオデイズ] カテゴリの最新記事
|
|