テーマ:暮らしを楽しむ(387476)
カテゴリ:話芸・お笑い、ラジオデイズ
霜月のラジオデイズはスペシャル月間、先手はラジオデイズ落語会スペシャルでした。 上方から今、天満天神繁昌亭を一番沸かす男、笑福亭福笑師匠が登場! 元ヤンキー芸人?林家しん平師匠が迎え撃ちます。開口一番は三遊亭玉々丈さん、「子ほめ」でゆる~くご機嫌を伺います。 さて、先鋒はしん平師匠、本日も新作落語で勝負! ネタは「死なない男」。金のない男、ちょっとした知り合いに僅かな金を借りに行くが、散々馬鹿にされたあげく思わず知人を殺してしまう。死体の処理に困った男は知人の首を切断するのだが。。。古典落語「首提灯」のようなアンビリーバボー!しん平師匠の不思議な世界に連れ込まれる。続く待ちに待った上方落語からの初見参福笑師匠。ネタはお馴染み「千早振る」、のはずが福笑流ではただではすまさぬ爆笑噺に。百人一首の歌「千早振る神代も聞かず竜田川から紅に水くぐるとは」が大変なことに。。。知ったかぶりもここまで行くと芸術でんなあ。 お仲入りの後もしん平師匠でこれも新作落語「にんじん」。小学生と幼児、男の子二人が主人公の一風変わった人情噺。バーに勤める母親を思いやる幼児の気持ちと、彼を思いやる本来は悪戯小僧の小学生の気持ちが可愛く泣かせる。現代にも古典落語に通じるテーマがあったのだ。芸の力には折り紙付きのしん平師匠、つくづくユニークな噺家ですねえ。 そしてトリはもちりん福笑師匠。福笑新作落語の代表作とも言えるネタ「葬儀屋さん」アッと新宿!バージョン。父親の葬儀に集まった兄弟達と葬儀屋さんのやりとりが笑わずにはいられない滑稽味を醸し出す。上方落語の心髄ともいえる笑福亭の滑稽落語を受け継いだ師匠の「笑わせてなんぼや!」笑いを産み出す猛烈パワーに圧倒された夜でした。 いや~おもろ、上方落語も新作落語も、あなた聴かずに成仏できますか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年11月12日 15時36分18秒
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