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ラジェンダ　エリコムリ　　　　　　　　　　　　L'agenda d'erikomri

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アリッサ、アリッサ

クスクスの話をかいたので、アリッサについても書かなくては。アリッサとは、これまた北アフリカの調味料で、唐辛子と塩とオリーブオイルを混ぜたもの。（たまにガーリック入りのもあるみたい。）でも、それだけとは思えないほど複雑な味がする。クスクスには欠かせないもので、必ずくっついてきます。で、ですね。おいしいので、いろいろ応用もききます。たとえば私は、パスタに入れたたり、スープにいれたり。それだけで、全く味が変わるので、面白い。写真はＮＹで買ってきたモロッコ産のもの。いままで食べたアリッサの中で１番おいしくて、ちょっと感動。酸味が強くて、まるでレモンが入ってるみたい。唐辛子は辛いだけじゃなく、味わいがあるもの、ということが、よくわかる。日本でも、ちょっと高級なスーパーなんかにはチューブ入りのが売ってます。チャーハンとかラーメンに入れても、おいしいよ。

January 10, 2006

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鹿バーグを食べる。

本日のおひるごはん。下北沢Grand Cruにてちょっとゴージャスランチです。 http://le-cep.net/cru/cru.html お魚をたのんだはずなのに、なぜか肉がでてきて。まあでも、作ってもらって悪いし、とおもい、昼間っから鹿をたべました。魚のソースの質問までしたのに、なぜ間違ったのだろう。。。粗めのアシェ（ミンチ？）。まわりを油の網でコーティング。サイズは小さいんだけど、かなーりヘヴィイ。おいしかったけど、もちょっとあっさりさせてほしいな。というのが、正直なとこでした。お酒はグラスで二杯。シャンパーニュ　Jaques Defrance コート・デュ・ローヌ L'Anglore 昨夜（今朝？）の酒が抜けないままの出来事。。。ここの壁には、Krug主催のテイスティング・ディナーのお品書きがいっぱい貼ってあります。見てるだけでもおいしそうだ。。。吉兆とKrugのコラボ、いってみたいなあ。

January 8, 2006

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クスクス、だいすき。

クスクス、って食べたことありますか？北アフリカの方の料理で、セモリナ粉を粒にして蒸したサムールってパスタみたいなものに、野菜の煮たのとか、羊の煮たのとかをかけて食べます。わたしは、この料理が大好きで。パリですっごい美味しい店がオペラの近くにあるんだけど、そこは１人では入りにくい。カフェのメニューとかでもあるけど、もはやまずいのは食べたくないわけです。というわけで、クスクス食べたいときは、ランファン・ルージュという市場の中にあるクスクスの屋台に食べにいきます。いまは寒いから行きたくないけど、夏は屋台で買って、その横にあるテーブルで食べたりするのは、楽しいです。１人分で８ユーロくらい。市場の中にワインを売り物にしてるレストランもあって、そこで３ユーロくらいのグラスワインかって、ひとりでランチタイム。ああ、たのしい。この写真とったのは、８月くらい。同じテーブルの親子に、「ボナペティ！（おあがりなさい！）」っていわれて、恥ずかしかった。。。この市場、マレという地区のはずれにあります。クスクス以外にも、ピザやパスタの屋台もあって、家族連れでにぎわってます。あったかい時期にパリに行くことがあったら、ぜひ寄ってみてください。マルシェ・アンファン・ルージュ（Marché Enfants rouges） 39 rue de Bretagne 毎週火曜日から木曜日 : 午前8時30分から午後1時と午後4時から7時30分まで毎週金曜日と土曜日 : 午前8時30分から午後1時と午後4時から午後8時まで毎週日曜日 : 午前8時30分から午後2時まで最寄り駅：メトロのフィーユ・デュ・カルヴェール（Filles du Calvaire）ここより転載です↓ http://francezappa.fr/deguster/marche-deg.html

January 8, 2006

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トルコのおいしいもの！２　

ドンドルマとは？あの、噂の「のびるアイス」のこと。どこでもアイスは売ってるんだけど、普通のところのはラクトアイスが溶けるとちょっと伸びるなあ、ってくらい。それほど美味しくもなく。だが、しかし。やっぱり本物はちがった。 MADOという有名なお店で食べたアイス。写真はピスタチオのアイスなんですが、こんなにピスタチオって香り高いんだ！と驚かされました。ナッツが果実であることを実感。フルーティーなんだもん。もちろんナッティーなんだけど。甘味は上品で、いくつでも食べれそうだ。もはや伸びるか伸びないかは問題ではありません。トルコのアイスは、やっぱりおいしかった！

January 7, 2006

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トルコのおいしいもの！１

世界三大料理。深いです、トルコ料理。食って食って食いまくりました。だけれど、いちばん気に入ったもの。それは「シミット」というゴマのついたパン。街中にシミット（正確にはシュミットって感じかな？）を売ってる店があって、トルコ名物のチャイ（紅茶）と一緒に老若男女とわず、おいしそうに食べてます。ベーグルより軽い、でもけっこう重い生地。それにゴマがついただけ、という簡素なもの。なんか、しょぼいもん食べてんなー、と最初はおもってたけど、これがうまい。特に焼きたて。皮のさっくりパリパリと、ゴマの香ばしさ。材料がいいんだろうな。ひねりのないストレートな小麦とイーストの香り。オイルの豊かさを感じさせるゴマのまったりした味わい。ハマりました。最後の日には数個をまとめ買いして、飛行機の中でも機内食のかわりに食べてました。でも、日本に着くころには。その香ばしさも、おいしさも、半分以下に。ほんの数時間の出来事。おいしいものの命は短いですね。やっぱりトルコ、遠いのね、とさみしくなりました。シュミット食べたい。。。

January 5, 2006

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ブログ姉弟

わたしたちは、小さいときからグルメになるように育てられました。それはそれはエンゲル係数の高い家でした。弟もブログをやっているようです。血は争えません。ラーメンと、タイと、ダイビングと、スタバが好きな方、必見。http://blogs.yahoo.co.jp/shu823jpデザインの地味さでは、競ってますね。よろしく、です。

January 4, 2006

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『タンポポ』とスーリ

というわけで、新春初映画は伊丹監督の『タンポポ』でした。 http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=149608 実は、伊丹監督の作品をきちんと見るのは初めて。どうしてこれまで見れなかったのかよくわからないけど、見てそうで、見ていないものって、けっこうある。所属してる学校の通訳でロバートっていう、どうしようもなくおしゃべりなアメリカ人がいて。とにかく、ずーっとしゃべってる。正直あまり上品じゃない男なんだけど、さすがグルメ学校の通訳だけあって、かなりのグルメ。ちょっと人をバカにしがちなところがたまに傷。そんな彼がこの映画のことを話してたのです。映画の中で日本人のマナー教室の場面があるんだけど、そこで先生が上品にスパゲティを食べるよう教えてるんだけど、近くにいる外人が爆音（！）を立てながら食べている。それを見た生徒である娘さんたちは、本場に習えとばかりに先生を無視して、ズズッと音をたてながら、スパゲティをむさぼり食う。多分、この場面すごく有名なんだろうけど、ロバートにとってはものすごく面白かったらしく、「日本人はみんなああやってスパゲッティ食うんだろう」などと私を挑発してきたのでした。もちろん私は「あたりまえじゃん。日本では麺は音を立てて食べないと失礼にあたるんだから。」と答えておきましたが。ただのラーメンの話でないことは知っていたものの、伊丹監督の食の世界への造詣の深さに恐れ入ります。どこにでも幸せってありますね。あたりまえのものが、幸せなわけです。そして、いろんな思いがごはんにつながっている。朝のお味噌汁とも、焼き魚とも、お手製おしんことも、全くの無縁な超家庭的でない私ですが。グルメな学校に行っているのに、普段は何食べたか覚えてないくらい、適当にすませている私ですが。（これも、ロバートに馬鹿にされた。「ほんとにグルメかよ！」って。。）あたりまえの食事を愛おしむ習慣を取り戻したいとこころの底から思ったのでした。おお、キャストみると、アンドレ・ルコント氏の名前が。これって、あの、今は亡きルコントさんですか？役名「太った外人」って？パスタ食べてる外人のこと？ LeconteのSouris（スーリ）は、好きなお菓子の一つです。。。ルコントさんが生きてるときに、食べたかったなあ。（で、写真はスーリ）

January 4, 2006

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初酒　ちょっと遅いけど。。。

みなさま、あけましておめでとうございます！今年はビールで年明けでした。まあ、正確にはお目当ての店に五分遅れで到着。わたしの人生を象徴しております。さて、初酒。 Malheur Biere Brut http://www.malheur.be/bieren.php?l=francais シャンパーニュと同じ製法で作ったというが。それははたして可能なのか？ＨＰによると、ビン内ファーメンテーション３回、と書いてある。ふうむ。泡がきめこまやかで、甘味も普通のビールとちょっと違う。柔らかい甘さで、苦味もマイルド。おいしかったです。マスター、ありがとう。そういや７年だか８年だか前に、原宿のバーで年越しをし、初めてサロンを飲みました。サロンの何だったか、全く覚えてないけど。初めてプレステッジなシャンパンを飲んで、ものすごく驚いた覚えがあります。上品さと、ダイナミックさと。なんていうか、高貴な飲み物って感じしました。あー、これがシャンパンなのね、って。すぐに虜になりましたが、それ以来飲んでません（笑）。高いんだもん。ランスでも、なかなか売ってないんです。なんとなく、それが縁でシャンパーニュ好きになって、それでランスの学校にいる気がします。なんとなく、思い出しました。今年もおいしいお酒がたくさん飲めますように。。。。（だけど、記憶をなくす回数が減りますように。。。。）

January 3, 2006

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モエのシャトーにいってきた。

学校の授業で「教育的ディナー」というのがある。その一回目はモエ・エ・シャンドンの迎賓館（シャトー・ドゥ・サラン）だった。教育的、っていうから、教室でごはんたべるのかなあ、と思ってジーンズで出かけていったんだけど。すっごいお屋敷だった。。。。ほんとに城だった。。。。。シャンデリアやらなんやらかんやら。キラキラしてる、そこらじゅう。ベルサイユ宮殿か、ここは？（←行ったことないけど）シャンパンって儲かるんだねえ。さすが、モエ・シャン。ダイアナ妃も招かれたというシャトー・ドゥ・サラン。ジーンズで行ったのは私がはじめてじゃないだろうか。。。。なんてことだ、日本の恥さらしだよ、わたし。もともと、モエ家が狩り遊びのために持っていたお屋敷で、ランスの郊外の高台にある。夜景がきれい。まあ田舎だから、あんまり光はないんだけど。今から思えば写真とっとけばよかった。でも、そのときは緊張しまくってそれどころじゃなかった。メニューはというと。まずアミューズ・ブーシュ（前菜の前菜？）がサロンにて。モエ・エ・シャンドン　ブリュット・アンペリアル。ジェロボーム、注ぐの大変そう。マグナムでも大変なのに。。。食卓に通されると、これまたキラキラしてる。すごいすごい。貴族みたいだあ。このときのメンバーは前にもかいたけど、 HEG（うちの学校）の生徒7人。先生二人、ディレクター。校長レミ・クリュッグ。ランソン、ヴーヴ・クリコのオノロジスト。シャンパーニュ・ソムリエ協会の会長。そしてモエ家当主、モエの社員の女性。モエ・シャングループ勢ぞろい。ちなみにこのモエの女性、日本人とのハーフで、ちょこっと日本語を話す。目が大きいエキゾチック美人。 40代くらいなんだけど、はじめ、当主の奥さんだとおもってた。この当主が、80歳くらいで、「こんなに歳のあいてる夫婦なんて。さすがフランスだなあ」なんてみんなで言ってた。行ったこともない場所に通されて緊張。しかも、ホステスの隣に座らされた。また緊張。うーん。さて、前菜。ドン・ペリニオン’９８もち米にキャビアのっけたやつ。それだけ。うまいよう。キャビア。「食感とあうでしょう？ドン・ペリニオンは二種類のぶどうから作ってるので、それをイメージしたんですけど。いかがですか？」と、ホステス。やばい、ここで意見を求められ、困るわたし。当主とクリュッグ氏の会話に入れられてしまった。「ええと、おいしいと思います…」とくだらない答えしかできない私に、一同シーンとする。頼むから、高級な話題に私を入れないでください。当主同士のシャンパンの話題になんか、入れるわけないんだし。。。さて、メニューをさくさくと。魚。ランソン　ノーブル・キュベ（ブラン・ド・ブラン）　’９６オマールのタイ風スープ横に先生の一人、ムッシュ・デュモンソーが座ってたんだけど、この人大学の先生らしく、超ストレートにものを言う。「エスニックにランソンなんて、香りを殺してる。エリコはどう思う？」なんて、ホステスの横なのに、料理の文句なんて言えないよ、わたし。おいしかったし。肉。クリュッグ　ロゼかものロッシーニ（あってるんだろうか？）トリュフ入りジャガイモのピュレいちじくこのピュレ、めちゃくちゃうまかった。なんか特別な薬が入ってるんじゃないかってほど、ハマる味。シェフのスペシャリテ。デザート。ヴーヴ・クリコ　リッチ・レゼルブ’８８（！）パンデピスのアイスクリーム、ミルフィーユ風このリッチ・レゼルブはわざとデザートにあうように甘めに仕上げたそうな。食事が終わって、シェフ三名がごあいさつ。そこで、今日の食事に関しての意見がひとりひとり求められる。専門的に話する人もいれば、おおまかに「おいしかった」なんていう人もいる。ところで、ここの料理はとっても難しい。なぜかというと、常にワインが主役だから。おいしいけど、主張しすぎず。料理する人、大変だな。さて、私の番がまわってきた。よりによって一番最後。なんでですか？お願いだから注目しないで。。。。。テーブルの全員がわたしを見る。うう。で、緊張していった言葉がこれ。「えっと、、、、、わたし、いま幸せです！」一同大爆笑。当主、「これは最後にいい言葉もらったなあ」。と、ディナー終了。ごめんなさい、日本のみなさん。また恥をさらしてきました。

December 16, 2005

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ワインごっこ。

ランスの大学のクラスメートにスウェーデン人のイアという人がいる。ジャーナリストでスェーデンのELLE料理版ワイン・スピリッツ担当。ソムリエでもあり、ワインの先生。生徒のひとりが去年のヨーロッパチャンピオンになったそうな。キャリア30年くらいで、超ベテラン。あたりまえだけど、ものすごく詳しい。ワインの詳しさでは南仏でオーナーシェフをやってるチボーも負けない。彼はl'Ecole Supérieure de Cuisine Française というフランスで一番優秀な料理学校を出ていて、レストランはミシュランの一つ星をもっている。 http://www.table-horloge.fr/index.html 泊まっていたホテルのレストランL'assiette champenoiseでは、あらかじめ決められた料理が出てきて、ワインもその皿にあわせてでてくるのだけれど、その度に、ソムリエたちとこの二人は腕試しをする。わたしはこのゲームをみるのが楽しみにしていた。たとえば、カーブにはほとんど外国（つまりフランス以外）のワインを置いてないといっていたのにチリのワインがでてきたとき。ブドウの種類までは当てたんだけど、場所がどうしても当てられない。まさかチリだとは思わないから、頭を悩ませる二人。そんなとき、シェフ・ソムリエが、してやったり！の表情でワインのボトルを抱えてやってくる。今日は、レストランの勝ちですね。と。とあるブルゴーニュのワインがでてきたとき、「これ、ぜったい何か変」とこの二人が言い始めた。「奥に隠れててる味だから、気づかないけど、保存に問題がある。」私、飲んでみてもわからない。まあしょうがないね、キャリアが違うからね。この二人、とりあえずソムリエの一人を呼びつけ、「飲んでみて」という。若いソムリエ君、やっぱりわからない。そして、シェフ・ソムリエのお出まし。何度もテイストを確かめること5分ほど。シェフもその欠陥をみとめた。客チーム、勝利。わたしはこの二人に追いつくには何年の修行が必要なんだろう。ワインのこともそうだけど、実をいうと私の知識というのは全般においてクラスの最低ライン。あたりまえといえばあたりまえだけど、劣等感にさいなまれる日々。だけどあるとき、チボーがおもむろに年齢をきいてきた。「30歳！若いねー。これからだねー。」そっか？世間からみて決して若いとは思わないけど。でも、わたしは今がスタートなので、一生懸命やっていきますよ。そのうち二人のワインごっこに参加できる日がくるかな。

December 5, 2005

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シャンパン天国。

そんなこんなで、シャンパンの本場で勉強しているわけで。シャンパンなんか普段は高いから飲まないんだけど、今回はテイスティング含め、けっこうな数を飲んできました。 Runartのカーブにて Blanc de Blancs R de Ruinart R '99 Dom Ruinart '96 Ruinart Rose Dom Ruinart Rose'90 Dom Ruinart '90 一番のお気に入りはDom　rose'90。落ち着いた味わいで、おいしいんだなあ。 Blanc de Blancもおいしかったです。ああ、語彙がすくない。 Lois　Roedererのディナーにて Cristal '90 magnam Brut rose '99 Brut rose '82 クリスタール！さすが、一本５００ユーロなだけはあるな。 Moet et chandonのChateau de Saranにてディナー Moet et Chandon brut imperial Dom Perignon'98 Lanson noble cuvee blanc de blanc '96 Krug rose Veuve Cliquot rich reserve '88 このディナーはランソンとクリコのオノロジスト（ワインを造るソムリエ）とKrug社長、そしてもちろんモエの一番えらい人、それからシャンパーニュソムリエ協会の会長が同席でした。また書こうと思うけど、ほんとに城みたいなとこでした。それはそうと、やっぱりクリュッグだいすき。あと、クリコのオノロジストのお兄ちゃん、超男前でした。ステキ。あとはプライベートで食事にでたときに飲んだ Cattier blanc de blanc Rene Collard '76!! Palmer Mailly まだあるけど、とりあえず。だけど、いちばんおいしかったのは、最終日の試験が終わったあとにホテルのロビーで飲んだジャック・セロス！開放感も手伝って、あれは最高でした。ちなみに。後日、「あ、あれおいしかったから買おう！」とお店に行ったら、あまりの高さに凍りつきました。高い。。。。こんな高いもの飲んでたんだ。。。。これは、シャンパンに限らず、ほかのワインも。お金ないのに、舌だけ贅沢になる。これ、いかに。

December 4, 2005

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Hautes Etudes du Gout

前期二週間のプログラムを終えて、帰って参りました。いろいろありすぎて、何から書いていいかわからないけど、とにかくすごく中身の濃い二週間でした。ものすごく直球で文章かくので、しょうもなかったらごめんなさい。さて、このプログラム、1年間で食文化に関するディプロムを取得する、というプロ向けのもの。ランス大学のプログラムですが、いろんな企業から協賛をもらってます。代表はシャンパンメーカーのクリュッグ社の社長。グループとしては、コルドン・ブルーやらフランスの高等調理師学校と同じになります。ぶっちゃけ、今の自分には高い出費だなあ、とおもってたんですが、ぜーーーーんぜーーん！むしろ安い。安すぎる。食事の実習のはなしは、写真がないと面白くないのでおいおい書くとして。・二週間、シャトーホテルに宿泊・三食つき、夜はシャンパンメーカーのレセプション、もしくは高級レストラン泊まってたホテルのレストランがすでにミシュラン２つ星で、そこを食堂のようにつかっていたのです。もう、人生に二度とこんな経験はないだろうなあ。もちろん勉強にいったわけで。朝から夕方までびっちり授業がつまっていて、そのあと、夜にはディナー。おわりはいつも２３時くらい。今年の生徒はなんと合計7人！去年は14人だったんですが、半分。これだけでも、中身は濃くなるわけです。想像どおり、わたしがいちばん年齢も知識も下だったけど、レベルの高い人たちの中で勉強できているのは、とてもいい経験です。なによりも、全員、食に対するパッションがすごい。国籍もフランス人2人・ベルギー人・スェーデン人・アメリカ人・ノルウェー人、そしてわたし、日本人とばらばら。職業もマーケティング、料理人、ペストリーシェフ、記者、ソムリエ、などいろいろ。終わった後、ランスからパリに移って4日ほどいたんですが、とりあえずぼーっとしてました。暗い安宿にとまり、りんごとパンをかじる数日。なにもする気がしないので、テレビをながめつつ。その前の2週間との差に呆然としていました。

December 4, 2005

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【fiction】Paris Sweets １

パリ・スウィーツ１マカロン　La duree 21 rue Bonaparte 75006彼と待ち合わせなんてするんじゃなかった。お互いの出張が重なったなんて、ウソ。わたしは、もう働いてない。ちょっとした嘘だけど、もう動かせない。仕事を終える彼を待って、わたしは寒い石畳に置かれた椅子に座りつづける。カフェを二回おかわりして、だけど、わたしの身体は寒いまま。リストラなんて言葉は使いたくないけれど、現実なんだよねえ。よかったね、ちょっとだけだけど、退職金が出てね。そんな慰めをくれる同僚の目は、すこし意地悪に見えた。サンジェルマンの教会で待ち合わせ。ありがちだけど、彼とはいつもここで会う。前にきたときは夏だったし、けっこう忙しかった。いまは、ここで、待っているのが仕事。日が沈みかける。わたしは、また、さみしくなる。そして、甘いものが、食べたくなる。ナポレオンの通りに入って、うすいグリーンの角の店。ショーウィンドーには、あわい色のマカロンが並ぶ。いつか、友達がいっていたスミレの香りのマカロン。優雅な香りなのに、こんなに甘いのに、どうしてこんなに切ないんだろう。携帯電話をもっていなくてよかった。外国でよかった。彼を待つのは、もうやめよう。マカロンの入った箱を大事にかかえて、メトロに乗り込んだ。

November 6, 2005

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学長はシャンパン王

今度入る研究所（HEG)学長はRemi Krug氏といい、シャンパンメーカのKrugの社長です。先日、ごあいさつする機会があり、ちょこっとだけですがお会いすることができました。１０月１３日、パリのソルボンヌ大学内にて。フランス全土で行われていた科学フェスティバル（なんか変ですね）のイベントの一環で、研究所の講師が数人講義を行いました。お忙しい方なので、講義の最後まではいらっしゃいませんでしたが。入学後は、学長とのお食事の機会もあるそうなので、楽しみです。多分、緊張して何も話せないでしょうけど。。。

November 6, 2005

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美食家への道。

来月からここにいきます。ランス大学の大学院（高等教育院）のガストロノミーの講座です。 http://www.iheggat.com/ 巷では「究極の美食学講座」「料理界のハーバード」といわれているそうな。代表はシャンパンメーカー「クリュッグ」の社長。講座内容は料理に関する歴史・情報学法律・経済・調理学・物理学など。ランス大学ということもあり、講座には各シャンパンメーカー主催のディナーなども盛り込まれます。またパリではコルドン・ブルーとソルボンヌ（パリ第四大学）が主な会場となり、実践的かつハイレベルな講座が展開される予定。講師はソルボンヌの学長をはじめ、シェフではアラン・デュカス、ピエール・ガニエールなど三ツ星シェフが目白押し。泊り込みの授業で、合計一ヶ月。何度も授業としての昼食と夕食が組み込まれています。おおー、プログラム見ただけで太りそう。すでに二ヶ月、過酷な（笑）が美食家特訓をパリでしてきたので、それも書いていきます。

November 5, 2005

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眠り癖

誰かと眠るとき、かならずベッドの左側にいるこれは、ただの推測だけれどわたしには、右向きに丸まって寝るクセがあるたまに、相手も右を向いて寝たりしてそうすると、くやしいからわたしはいつもの反対向きで、眠るのです

May 17, 2005

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コロンビア、まで

パリで出会った男の子がいた。５才年下の、男の子。コロンビアから来てる、目の大きなかわいい子。学校が終わると、いつもくっついてきた。犬みたいに。本屋さんにいったり、公園にいったり。つたないフランス語でも、友だち。半年後、再びパリを訪れた。ちょっとステキなパリジャンになっていて。街は、かくも短い時間で、人を変える。彼の帰国1週間前、偶然の再会。もう会うことはないだろう。あまりに遠く、娯楽には向かない土地、コロンビア。会えないと思うと、さみしい。だけど、離れてなくったって、会えない人はいる。ほんの近くにいるのに、一生話をしない人もいる。しつこいくらい、相手のことを知りたいと願う。ほんの数秒のすれ違いで、会えなかったかもしれないから。明日には、会えなくなるかもしれないから。

May 9, 2005

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ロンドン・アイ

あの頃のことは、あんまり思い出したくないんだけど。なんだか全てが低調で、なにもかもが恨めしく。毎日、すべきことをしないで、膝を抱えて椎名林檎をきいていた。どうにもならないことが、たくさんある。そんなことを思いながらね、過ごしてたんだよ。ここのところね。ロンドン・アイの中、他に日本人はいなかった。ひさしぶりに会った私たちは、とりとめもない現状報告をする。観覧車というには大きすぎる乗り物。ゆっくりと、あまりにゆっくり、その大きな部屋はロンドンの空に上がって行く。気付くともうてっぺん。で、ちょっとつまらない。ずっとつきあってる彼氏がいるのに、１年間の留学をしにきた彼女。今までもあんまり会えなかったから、長距離だって同じなんだよ。そんな思い切りのある彼女が羨ましかった。寂しさの弊害は、あまりにも大きい。彼のために留学しなかったなんて、嘘。わたしは、意気地のなさを、恋愛のせいにしていた。

April 22, 2005

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メトロ

長旅というわけではなかったけれど、妹との２週間に、わたしは疲れきっていた。仲が悪いわけじゃない。だけれど、一緒に暮らしていなかった７年ほどで、私たちは共通の言語を持たなくなったようだった。パリをぼんやり歩く妹に、イライラする。守ってあげなければ。パリは危ない場所だから。本当は、自分が怖かったんだ。空港で彼女を見届けて、薄暗いメトロに乗り込んだ。独特のにおいに、疲労と安堵が引き出される。眠りそうになる、少しの停車時間。ホームから、ギルバート・オサリバンの「アローン・アゲイン」が聞こえた。あと１ヵ月もの孤独。自由はいつも、寂しさと同時にやってくる。

April 13, 2005

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ビフォー・ザ・ナイト・イズ・オーバー

夜が明ける前に、彼は帰っていく。わたしは、朝に気づかないふりをしてベッドはそのままで、仕事に行く。

April 13, 2005

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息の白さと、各停と

そのころは終電を逃すと、かならず朝まで飲んでいた。全くの冬。かぎりない朝の寒さに後悔する。都会にあるまじき素朴さを保つ駅に、各駅停車は数分間停車する。始発近く。停車時間の長さは仕方ない。停車してしばらくたつと、各車両のほとんどの扉は閉まる。その「しばらく」がもどかしい。生温かいシートに座りながら、吐く息は白かった。わたしを支配していたのは、寂しさ。彼の家に帰るのは、ただの習慣で、愛しさからではなかった。

April 12, 2005

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ページ更新

ミクシーにかいてる日記（もどき）をフリーページにためはじめました。タイトルは「トラベル」。いつまで続くやら、ですが。よろしければ覗いてくださいませ。

April 5, 2005

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ミクシィ中毒（でもないけど）

そんな感じで、最近はミクシィに日記やらなんやら書いてます。知り合いの人はメールください。ミクシィのアドレスおくりますんで。ちょっとだけ、さよなら、楽天。

February 4, 2005

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だって、忘れちゃうから・・・・

年明けから４日間、ひたすら映画をみた。ひさしぶり。映画の見すぎで目が痛くなるなんて。しめて１０本。昔、学生の頃はよく見てたけど、いつの間にか劇場にいかなくなって。それでもって、ビデオで見るのはキライで。だって、どうですか？あの、映画が終わった後の寂しさ。頭の中は映画の世界のままなのに、周りにあるものは悲しくなるほどの日常で。やりきれなさが、残るのです。だけど、そんなのにも慣れてしまったみたい。お部屋でビデオが楽しめるようになるなんてね。忘れちゃいそうなので、とりあえず見たものだけでも書いとこうと。トリュフォー「柔らかい肌」→久しぶりに見た。フランソワーズ・ドルレアック、かわいい。不倫男は、それだけでも身勝手なんだから、奥さんにも彼女にも、もっと気を使いなさい。チュルパンが出てる「ルナ・パパ」→これまた久し振りに見る。いままで見たチュルパンの中で、この映画の中の彼女が一番かわいい。エピソードがいちいち奇想天外で、最高にたのしい映画。しょっちゅう人が死ぬけど、それも全てコミカルで。ロシアのコメディは、実は世界一面白いんじゃないかと思ってる。クストリッツァ「SUPER8」→すでに書いたので省略。数日経って、すでにクストリッツァが理想の男性となってる。ああ、ステキ。ルコント「タンゴ」→これまた久し振り。ルコント映画の中では一番のお気に入り。男映画作らすと、ルコントは面白い。作家主義にはいってからより、８０年代までのアホ映画の方が好き。モーパッサン原作の「温室」→名作エロ小説の映画化。でも、上品。出てくる人物も愛すべき存在ばかり。短くって「え？もう終わり？」と思ったけど、なかなか面白かった。モラヴィア原作の「金曜日の別荘」→はっきりいって最悪。途中で何回も寝そうになった。モラヴィアの原作が好きなだけに、ちっとも魅力を感じない映画化。変な英語のせりふも？だし、モラヴィアが得意としてる（と私が思っている）「人間の汚さと情けなさ」がちっとも表現されてない。オススメしません。「ナショナル７」→障害施設でのお話。想像してたよりずっと面白かった。美化や哀れみは存在しない。ここには、欲望をもった生身の人間が、そのまま表現されている。快作。長くなったから、残りは今度にしようっと。

January 6, 2005

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求む、ジャック・ロジエ。

最近、ふっ、と色んなことを思い出す。ちょっとは余裕が出てきたからなのか、もしくは仕事にやる気がなくなったからなのか、現実に関心がなくなってきたからか？原因はなんであれ、どうして断片的で、何の関連もないことを、ふっと思いだすのだろう。ある日、昔好きだったアポリネールの詩を思い出した。とても仲の良かった男友達にプレゼントしたんだな、その詩。自分のものじゃないのに。今から考えると、何者なんだ、わたし。あと、友達のお父さんの好物を思い出した。トビウオの刺身だっけ？会ったこともないのに。そして、ジャック・ロジエを好きだったことを思い出した。ヌーベル・バーグのときの映画監督なんだけど、当時は全くビデオなど手に入らなくて。いつのまにか存在まで忘れてた。いまは「アデュー・フィリピーヌ」だけＤＶＤで手に入るみたいだけど、私は「Maine Ocean」が見たいのです。内容はほとんど覚えてないけど、全編に流れる音楽を鮮明に覚えている。どうにかならないなあ。誰かもってないですか？と、情報を求む、なのです。

January 5, 2005

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ジャージでロック

正月とは何の関係もないが、「SUPER8」を見た。エミール・クストリッツァの、自身の主催するバンドのヨーロッパツアーのドキュメンタリー。映画監督だけでなく、なんだかバンドもやっている、この才人は。人生の些細な部分の輝きを引き出すのが映画だと思っているが、逆に人生の最大の輝きをより増幅させた形で記録に残すのも映画だ。いやつまり、この映画にはかっこいい人たちの、最高にかっこいい瞬間が記録されている。ユーゴという国を失った悲しみをハイテンションなロックにし、なおも強いアイデンティティーを保ちつづける。皮肉も冗談もなにもかも、日本で安穏とくらす私には大人に見える。このバンドで面白いのは、各人のキャラクターも文化的バックグラウンドもばらばらで、それが渾然一体となってジェットコースターのようなサウンドとパフォマンスが作られているところだと思う。カメラはブエナ・ビスタ・ソシアルクラブと同じ人だそうだが、それも納得。彼らはブエナ・ビスタのメンバーと同様に、まぶしいほど楽しそうにカメラに映っている。とにもかくにも、ジャージでギターを演奏するクストリッツァ、ステキすぎ。私も彼のような、肩の力の抜けた大人になりたい。

January 1, 2005

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上海の憂鬱

何をかくそう寒さが苦手だ。苦手どころではない。冬になると細胞レベルで活動停止する。できるなら冬眠したい。なのになのに、明日から上海へ行く。どこでもよかった。どこかに行きたかった。たまたま旅行に誘われたから、上海へ行く。最近経済的に急成長の、とかオールドタウンの、とか、そういったことは知っていた。雑誌の特集読んじゃったりなんかして、けっこう楽しみにしてたのに。いま、知った。上海って、超寒い。29日から31までの旅行。30日の最高気温2度、最低気温－1度。31日の最高気温0度、最低気温にいたっては－5度！なんてことだ。生きて帰れるのか、わたし。無事に正月を迎えられるのか、わたし。いやそれよりも、旅行を楽しめるのか、わたし。そんなこんなで、憂鬱を抱えつつ、旅立ちます。アデュー。

December 28, 2004

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男と女　もしくは妄想とシュミレート

今年はじめ、ふと気付いた。自分は性別的に女であって、しかも男と女はかなり違う。なにしろ去年までずっと女子ばかりの環境で育ったのだ。長い。中学から去年の助手時代まで、しめて15年。男の子との付き合いはないわけではないが、恋愛にしろ、友達にしろ、私は彼らを自分と同性だと思ってつきあっていた。実をいうと今もそうだ。だから、どうも恋愛関係を長続きさせることができない、ようだ。（他の原因も多くあるというのは認めざるを得ないが。）しかしながら、そんな中でも決定的な差異を感じる瞬間がある。先日のクリスマス・パーティーでの話。最初から最後まで下品な話で盛り上がったなんとも色気のないパーティーだったのだが、そこで挙がった話。男性と女性の妄想具合は確実に違う。ある男子の話だが、会ってお話しただけで、性的妄想までに到達するらしい。はっきりいって、女性にはこういうことはない。私の知る限り。ここになって、師匠土屋氏が何度も言っていた言葉が理解できた。「男と女って、絶対にわかりあえないんだよ。違いすぎるから」その通りだな、たぶん。

December 27, 2004

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現実認識とそれに対する行動について。

こないだ行きつけのバーに行ったら、バーテンに「クリスマスどうするんですか？」ときかれた。また来た、この質問。しかし、それほど悲劇的には捉えていない。私の中でのクリスマスとは、仕事をしている日、もしくは仲間といっしょに楽しむものなのだ。そして、今年は幸い仕事が早く終わる予感がしたので、家でパーティーをすることにした。「友達とパーティーするんですよ～。いっつもやってるし、楽しみ！」」とバーテンに答えると、きっぱり言われた。「それって逃げじゃないですか？」思いもよらない答えで驚いたが、そういわれてみれば。世間では今日パーティーをすると「逃げ」といわれるのか。自分の状況は正しく認識し、それを全面的に受け止めているつもりだったが、世間からの見られ方は正しく認識していなかった。なかなか世知辛いもんだ。とにもかくにも、みなさま、メリークリスマス。

December 24, 2004

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知ってた？

近鉄バッファローズのシンボルマークって岡本太郎がデザインしたらしい。あと、チュッパチャップスの包み紙ってダリがデザインしたんですって。いろいろ知らないことがあるな～。

December 14, 2004

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ル・レクチェと生ハム。

日曜日のブランチ@al solito posto.お店の人がぜひ！と薦めていた前菜。もう勘弁して！ってくらいおいしかった！で、レクチェとは・・・最高級洋梨。口のなかで、さわやかな甘さが広がって・・・ああ、また食べたい。あと、あわせて食べる生ハムも、マスカルポーネも最高。あと、ここで食べたピザが、いままでで最高でした。こうやって、また貧乏になっていくんだな、わたし。でもしあわせ・・・。

December 12, 2004

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鱈のポワレとショコラクラシック。

下北沢Grand Cruにて。鱈は表面のパリパリ具合がとてもよい。身はしっとりして、ハーモニーがよろしい感じです。デザートのショコラクラシックが、またおいしかった。濃厚で、「ショコラはこうでなくちゃ」というほどガツンと甘く、苦い。お昼だったけど、今度は夜にいきたいところ。

December 11, 2004

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岡本太郎マニア

最近出会う人のなかに、岡本太郎のファンが多い。それほどすごい人だという認識はなかったのだけれど、影響されて本を読んだりしてみてた。それでもまだピンときてなかったけれど、昨日川崎の「岡本太郎美術館」にいってみたら・・・・すごい。あのひと、ほんとにすごいんだ！というわけで、すっかり感動して帰ってきたのです。ほんとうに生きた人、ほんとうを生きた人。できそうで、できないのです。作品はもとより、言葉の力がすごい。ああ、うらやましい。ああいうふうに生きたいものです。

December 6, 2004

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偶然のこと。

偶然はあるもので。映像の制作会社にいる友人がＮＨＫに出向してディベートの番組を作っているのだけれど、そこに何回か間違い電話が。その間違い電話の主が、九州の局に勤める共通の友人。しかも、今、長期出張中で、フロアが一階しか違わなかったそう。未だ家庭教師のアルバイトを続けている私の、生徒のお母さんがＮＨＫの研究所の研究員で、その九州の局の人が、お母さんの研修を三回ほど受けたことがあって。しかも、その九州の人は、某人気科学番組を作っているんだけど、他の友人のそのまた友人は、その番組の再現ＶＴＲに出てる女優だった。こんなことって、あるんだな、なんて。

December 2, 2004

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いつのまにか。

八ヶ月もたってた、前回から。本人も来てないのに、ページを見てる人がいいるっていうのは不思議。そんな中、もうライターもコピーライターもやってない自分がいて。でも、だからこそ、また書こうかな、と思える。お金にならない文章も、いいもんだ。ていうか、あんな文章でお金とってたんだから、たいしたもんだ。今は、なんちゃってプロデューサー。誰に向けて書いてるかわからない文章も、いいもんだ。

November 5, 2004

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人生ネタだらけ。

仕事を終えて帰ってきたのが午前０時５０分。お風呂に入ってゆっくりしようと思ったら・・・・お湯が出ない。なんてことだ、大家に文句を言わなくては！と思ったら、よく考えれば最近ガス料金を払った記憶がなかった。ガスを止められるなんて、初めて。この真冬に冷水シャワー、ツラい。一人暮らしはじめたての学生ならまだしも。うーん、なさけない。そんなわけで、こういうミジメな話はネタにしないと、です。

February 20, 2004

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「しあわせな孤独」

デンマーク映画、しかもドグマです。ストーリーは複雑だからここには書かないけど、なにからなにまで、つらい。半身不随になった恋人への想いをもてあまし、慰めを求める若い女。突然半身不随になって、なにもかも受け入れられなくなってるその恋人。一瞬の恋にふりまわされ、幸せな家庭までも捨てようとする夫。夫の変化を受け入れられず苦悩する妻。こう書くとありがちなストーリーにみえるけれど、なんとも軽くのしかかる哀しみにあふれた、すてきな映画。邦題が、すばらしい。なんだって、こんなに複雑な感情を毎日生きなくてはいけないんだろう？この映画には、つらいことしかないけど、そのつらさがしあわせにつながってしまうのだから、生きてるっておもしろい。なあんて、思ってみたりして。こういう話、男の人からみたらどうなのかしら？

February 18, 2004

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西麻布な毎日：メソー電気

西麻布交差点近くの小さな小さな電気やさん。とってもやさしいおじさんがやってるけど、なかなかこれが深い。いつもラジオで米軍放送が流れてて、おじさん、英語の勉強してるのかしら、なんて思ってましたが、先日行ってみると、客が二人いるといっぱいいっぱいという狭い店内で外人（何人かわからないが英語で話してた）がゴスペルのビデオ見ながら踊って歌ってました。おじさんの友達みたいだけど・・・。西麻布においでの際は、メソー電気へゴー。

February 17, 2004

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最近・・・

なんだかとても涙もろい。とくに、映画の予告編にヨワイ。本編ではめったに泣かないけど、予告編。なかでも、昨日見た、これにはまいった。http://www.LIT-MOVIE.com/日本人がつくると、こうなるの。アメリカ版の予告編なんか、ちっとも目じゃないのよ。

February 16, 2004

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「クリビアにおまかせ」

オランダでは知らない人はいない！という大ヒットムービーなんだそうで・・・こんな映画が大ヒットするオランダ、恐るべし。おもしろいかおもしろくないかは、モンダイではないのです。とにかくすごいインパクト。なんていうか、濃い。途中、つまんないなー、なんて思ってたのに、終わったら強烈な印象がアタマの中をグルグル。ところで、ワイデマル･トーレンストラっていう俳優さん、めちゃくちゃスカーレット・ヨハンソンに似てる。兄弟？国籍違うけど？

February 15, 2004

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今度は４カ月ぶりだ！

昨日はボジョレーヌーボー解禁。たまたま仕事が早く終わったので、表参道「長慶楼」に行き、ボジョレー飲む。それにしても、ヨーロッパの熱波で沢山の人が死んだっていうのに、「暑さのせいで、いいワインができた！」なんて喜ぶのはなあ。どうかしらねえ。西麻布につとめ始めて4カ月。この地域は、意外に庶民的な気がする。

November 21, 2003

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遅ればせながら

『CHICAGO』をみる。個人的には非常に満足。舞台でもみたけど、全然それに劣らない映画化だと思う。（というか、舞台でみたときは英語がわからなかったので、ストーリさえあまり理解できなかったのだけれど）それにしても、レニー・ゼルヴィガー。あんなに太ったり痩せたりして大丈夫なのか？ブリジット・ジョーンズもまたやるらしいし。リチャード・ギア。なんだか、はじめのミュージカルシーンが恥ずかしそうに見えるのは気のせい？でも、ステキ。ああいうスター映画をみると、改めて脇役のすごさを感じますね。たいがいの人は退屈しない、ステキな映画だと思います。オトナなあなたにお勧めです。どうぞ、恋人と。それはそうと、もひとつおすすめ。「ミニミニ大作戦」みてください。おもしろいです。タイトルはかなりだめだめですが。

July 2, 2003

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またまた久しぶり。

失業してもう２ヶ月。最初の二週間はほとんど寝てて、次の二週間は遊んでて、その次の二週間はもういろいろ仕事もらってて、けっこう忙しくなってた。はやく失業手当もらいにいかないと・・・。身辺、いろいろ変化あり。梅雨の季節の前に変わってよかった。そんなこんなでいろいろ落ち着きましたので、近くのみなさん、また遊びましょう。では。

June 4, 2003

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なかなか書けないなあ。

そうこういってるうちに、実は今月末で助手の任期切れ。そして、失業街道まっしぐら、です。精神的に忙しいと、書くものも書けないのね。最近よかったこと。久しぶりにお芝居を見ました。カフカの「アメリカ」。かなり面白くって、芝居熱再燃、といったところ。せっかく仕事やめて時間できるし、いろいろ観にいけるかな。あと、最近面白かった映画。「ボウリング・フォー・コロンバイン」は言うまでもないですが、チャン・イーモウの日本未公開作品「キープ・クール」も面白かった。彼にしては全く耽美的な部分のない猥雑なお話ですが、人のストレスレベルをギリギリまであげて、もう我慢しきれない！ってところでフっと離すテクニックには脱帽。ところで、モトギフミオの日記はやばいよ。けっこう前からはまってるんですが。どこの誰が「人間の盾」に対して「かわいそうに。あのひと、これから死ぬんだ」なんて言える？すごすぎる。正直に書くパワーを持ちたいものだ。

March 25, 2003

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くちのなか。

先週から口の中の一部が腫れている。まだ痛い。木曜に歯医者に行ったら誤診され、むやみやたらに傷を増やされ、週末にかけてかなり辛い思いをした。（週末に会った人、ごめんね。）口の中のトラブルは初めて。うう、こんなに辛いなんて。まず、ご飯が食べられない。飲み物を飲むも一苦労。もちろんお酒も飲めない。私の生活から食事と酒をとったら何が残るというのだろう。痛くて痛くて、イライラしていた。バーで働いてても、笑えない。サービス業失格。もともとあまり愛想のいいほうじゃないけど、輪をかけて。お店のお客さんの話。「幸せっていうのは、痛くないってことだ。」これに同感。幸せの定義は難しいものから簡単なものまでいっぱいあるだろうけど、「痛い」と多かれ少なかれ絶対に不幸。ところで、「戦争」の反対は「平和」だっていうけど、これっておかしいと思う、と小学生のころから思ってた。「戦争」してないからって「平和」とは限らないのに、変なの。とおもってた私も変な子供。

February 17, 2003

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埼玉県？

私が歯医者でひどい目にあってるあいだに、埼玉県が大変なことになっていたらしい。早速調べなくては！

February 14, 2003

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携帯電話のこと

　私の日常は携帯電話にとらわれてる。かかってくるのが嫌だとか、メールがめんどくさい、なんてことはなくて、むしろもの凄くマメなほう。そして、すきなほう。　旅行にいって思ったことだけれど、携帯を気にしなくていいってなんて楽なんだろう。そんなことはみんなわかってる？　携帯電話を持ち始めたときに感じたのは、、便利さとともに、その寂しさ。なにが寂しいって、人からのメールや電話を待ってる自分が寂しい。パソコンのメールや自宅電話にはない、あの期待感、一体感。期待してる連絡のないときの寂しさ。あー、持たなきゃ良かったなあ、なんて当時は思ったものですが。　しばらくして、そんなことも忘れ、この寂しさと付き合うのが日常になってた。わざわざフランスまでいって、この程度しか気づかないってのも悲しいけどね。

January 29, 2003

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やぶれたほうが？

宮崎出身の同僚からきいた話。彼女が宮崎に帰省したときに「やぶれまんじゅう」というものを買ってきたらしい。なんのことはない、普通の薄皮饅頭のようなものだけれど、そのパッケージにかいてあった文句がすごい。　　　～恋と饅頭は破れたほうが美しい～わけのわからないことこの上なし。本気なのか、この文句。だとすればけっこうステキ。そういえば、知り合いの男性は失恋をきっかけに歯医者通いをはじめたそうだ。失恋の痛みを治療の痛みで誤魔化そうってことだろうか。ひとそれぞれ。失恋の癒し方って、性格出そう。ちなみに私はさっさと次にいっちゃいますけどね。悲しみつつ。だって、だめなものはだめだもの。ほかの人はどうしてるのかなあ。しかし、女の子のほうが引きずらないのはどうしてだろう。

January 23, 2003

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パリでの出会い。

そう、今パリにいるのです。なんでもなく、ただの休暇。そして、あまりの寒さにほとんど動けずにいます。なにしろ、朝４時半にパリの空港についたときはマイナス８度でした。笑うに笑えなかった。あそこまで寒くなると、なんだか理解が及ばないのです。寒いかどうかもわからない、あそこまでいくと。さて、今、フランス人の友人の家にとまらせてもらっているのですが、ああ、こんなところで幻のバランス椅子に出会ってしまいました。ご存知でしょうか。なんとも形容しがたい、不思議な座りかたをする椅子。メイドインジャパン。座った姿勢は中途半端な正座、といった感じ。でも、姿勢はうまく保てます。こっちで４０ユーロくらいらしい。そんなに高くないのね。密かな国際進出を発見といったところ。

January 13, 2003

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いまさらだが。

もしたまたまみてらっしゃる方がいるのなら、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。正月たるや、想像どおり、二日酔いの繰り返し。一般的にそうですよね、きっと。（そんなことない？）今年もろくな一年じゃないなー、きっと。ふふ。

January 7, 2003

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