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カテゴリ:科学・技術
GoogleEarthには明らかに検閲が加えられている場所が多く存在するが、このアラスカとカナダの国境沿いの地域にある黒で塗りつぶされた箇所は、その検閲された領域の大きさから言って、GoogleEarthで見つかる検閲地域の中では最大規模となるだろう。 黒で塗りつくされた領域は縦4.5km、横は42kmにも及ぶ。42kmというと大体、東京=鎌倉間の距離に相当する。 実は、このGoogleEarthでは隠されているこの地域には米国防省のHAARPと呼ばれる電磁波実験施設がある。下の写真が米国政府が公式資料で公開しているこの研究施設の写真となる。 HAARPとは「High Frequency Active Auroral Research Program」の略で、米国政府は 1993年からここで電離層を使った新しい通信技術の研究開発を進めている。 もっともこのGoogleEarthの衛星画像を見ても判る通り、この実験の内容は機密性が高く、HAARPの真の目的が何であるのかについては謎が多い。一部の専門の研究者からは電磁波を利用した兵器の実験を行っているのではないかとする説までもでてきている位だ。 とはいえ、このGoogleEarthの黒塗りはいくらなんでも逆効果ではないだろうか。ここまで徹底的に隠蔽を行うと却って周りから怪しまれるとは思わないのだろうか?これではまるで 「秘密兵器の研究を行ってます。だから絶対に見ないでください」 と世界中に流布するようなものだ。 絶対に見るなというと見たくなるのは人の常となる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.06.21 16:14:32
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