おくりびと
滝田洋二郎監督グランプリ+もっくんということでいつかみたいと思っていた作品。DVDがでるまで待とうと思っていたけど舞台が山形県庄内(酒田市)と知って見に行くことに決定。安からか旅(立ち)のお手伝いをする納棺師。温もりのない柔らかいだけの肉体。やっぱり人の形をしたものには気持ちがあってほしい。人がどんな一生を歩んできたか、どんな死に方をしたかそれがどんなものであっても、それは最大限の尊厳をもっているんだ。一見、世間には疎まれる職業だけれど、それは使命感すら感じるとても大切なことなのだ。人はいつか死ぬ。自分ではどうあがいても波風ひとつ立てられない。どうしようもない…。原作も読みたくなったいい映画でした。月山のふもと、庄内の豊かな自然と「○○だの~」という庄内弁はやっぱりいい!酒田の町並みも懐かしかった~。