その情報を耳にしたときは、にわかに信じがたい、というのが本心だった。
そう、アレは例年ならば１１月開催のはず。
故に全くの想定外、完全なる予想外、寝耳に水、青天の霹靂。

既に過去の話となっているが、

Ｂｉｋｉｇ２０１４

6/20～6/26開催！！


どうやら、今年も戦争が始まるようだ。
僕はその幕開けを、静かに待つのであった…












なんて言うと思ったら

大間違い！！




情報をキャッチしたのが6月上旬であったため、この日を迎えるために必要なのは
リハビリである。リハビリと言えば医療的な何かを彷彿させるが、この場合に於い
てはその真逆、来るべき日に少しでもスペックを発揮するために暴飲暴食すること
にある。


…と言えばまだマシに聞こえる、というか、そもそもそれはただの言い訳なので
あって、フツーにコンビニ弁当とカップ麺をデザートまで付けて平らげた後に
らーめん屋に行くことになり、









当たり前のように大盛りで、当然の如く白飯まで付けて食わされるハメになり、
あまつさえ


「今日はポテトが食べたい、ポテトの気分だ。

　ガストへ行こう」



というスポンサーＧＩＲの謎めいた思考のアオリを食らった僕は、既に「ごちそうさまで
した」と言って寝っ転がって、そのまま爆睡できるレベルの満腹感を覚えていたのだが、










ガストの山盛りポテト二人前（上が普通、下が明太マヨ）を、結果的に一人で8割近く処理
する憂き目にあったりする。

ちなみにその対面で、ＧＩＲはハンバーグ突付いてやがりました。


またご丁寧に、やめときゃいいのについついドリンクバーでゼロコーラを選択し、
後先考えずがぶがぶ飲んだりして、帰る頃には満腹レベルは歩くのが辛いほどに昇華。
自分の低脳さがいい加減イヤになる。






イヤになるとか言いつつも、その次の週はその次の週で、同様に夕食を処理したあと
に、濃ゆ～い漬け汁のつけ麺400グラムを流し込んだ挙げ句、車の中で「おちびちゃん
が生まれそう」とのたうつ僕の無様な姿があった。


そもそも、ある程度腹が満たされている状態で、とんこつのこってり漬け汁を選択
することが大間違いであることは、重々承知している。だが、つけ麺と言えば、麺
を濃ゆい漬け汁にくぐらせて、ズルっと一気にいくあのダイレクト感が堪らないの
であって、あっさり系のそれだと、敢えてつけ麺なんて選ぶ意味なんてないような
気がするのだ。

そんな自分自身の勝手極まりない思考も手伝って、先週のことにも関わらず、何
一つ学習もしていないアタマの悪さを存分に発揮していたのであった。


そうして、僕達のＢｉｋｉｇは6/21と定め、それぞれは、その刻（とき）を虎視眈々
と待つのであった…

（続く）