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テーマ:最近観た映画。(40092)
カテゴリ:review
大友克洋が原案・脚本・監督を手がけ、9年の歳月と24億の制作費をかけて作り上げたアニメ大作。 のわり、19世紀半ばのイギリスを舞台に、謎の球体スチームボールを廻る大活劇という設定は、あまりに地味という気がしたが、さすが手間暇かけただけあった見応えのある仕上がりとなっている。 とは言え私的には大友克洋、漫画にしてもアニメにしても、作者的にはまったく評価していないので、お話に期待しているものはないし、その通りでも結構なのだが、これだけ時間がかかってしまうと、CG技術の向上に合わせることが出来ずに、仕上がってみれば最早古くさいと感じさせられる描写が見受けられ、しかしそれが幸いしてかあるいは意識してか、最近のアニメ映画にありがちな、あまりにビジュアル描写に傾向してバランス欠くような仕上がりを抑え込めたところは評価できるかな。 画質はディズニーCG系の目の覚めるようなクリアさにはほど遠い、ちとベタっとした色合いと解像感。よって暗いシーンなどちと見苦しいが、見られないほどではない。音場感もまぁそれなりに頑張ってた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.04.29 07:36:11
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