|
テーマ:最近観た映画。(40092)
カテゴリ:review
題名からしていかにもの恋愛映画。なかなかこういう作を観るのも相当の気持ちのタイミングがいるが、今日は女の子が一緒だったので許容の範疇。まぁ女の子と恋愛モノ観るってのも、ちと、こっ恥ずかしい気がしたが、一人で観るよりゃまともだったかもしれない。 お話はひと夏を過ごすため町を訪れた裕福な良家の娘と、地元で働く青年の身分違いの純愛を描く、ホント今時……と思った通りの展開の恋愛映画だったが、なかなか引き込みが上手かった。 話は介護施設で老婦人にこのこの話の本を読み聞かせる老紳士の語りで始まり、間々にそういう場面を挟み、ちょっと話の腰が折られる感じであったのだが、結果としてみればそれが上手く作用して、ただの一時の熱愛話で終わっても完結できるありがちな話を、見事な人間ドラマへと昇華させている。 主演はライアン・ゴスリングとレイチェル・マクアダムスという若手だが、不細工にも美人にも見れるレイチェル・マクアダムスがなかなか表情があってよろしい。また、「ジョンQ」のオープニングで丁寧な表現を見せた監督のニック・カサヴェテスが、その手腕を生かし随所で心洗われるような美しく繊細な映像と音楽で見せてくれるのも魅力。 画質は久々に鮮明な青空が覗く透明感あるクリアーな高画質。綺麗すぎて人肌の凄みに欠ける感もあるが、それこそがこの映画の画作りだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.05.03 07:35:30
コメント(0) | コメントを書く
[review] カテゴリの最新記事
|
|