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テーマ:家を建てたい!(9874)
カテゴリ:アドバイザーとして(一般消費者向け)
前回
2.立地条件<土地がどんな所にあるのか> の続きです。 エリアが大丈夫なら、次に人の目になって下さい。 愛する子供が 何年も通う学校。徒歩●●分か? 通学路に危険はないか。 病院、駅、スーパー、アミューズメント施設の有無 逆に近くに有って欲しくない施設はないか? 危険、有害な、音、光、臭い、熱、を発する建物、 エリア、は有りませんか? 3.建物はどの様にして造られたのでしょう? 悪徳リフォーム業者が、一般消費者が解らない事を良い事に 数千万円の無駄な契約をして、ずさんな工事をしていた事が 問題になっていますが、 巷で発生している、欠陥住宅被害の殆どは 出来上がった物件を購入している場合に集中しています。 発注者が居ない場合、工事中見られる事もありません、 監理者も名義貸しなど名ばかりで事実上管理も監理も されていないまま建物が出来上がる事があり得ます。 不動産業者さんの仲介では 出来上がった姿、形、設備等は説明する義務が有りますが 施工中の管理不行き届きに関して、 責任を持って大丈夫です。と言い切れる要素があるのかどうか? と言うと、事実上有りません。 強いて言うなら、 「住宅の品質確保の促進等に関する法律」 に、基づく ★設計住宅性能評価 及び ★建設住宅性能評価 を 受けた建物。と言う事になるでしょうか。 それ以外の建物で有れば、 ●どんな所が設計し ●何処が施工・管理し、 ●どんな所が監理(管理ではなく)したのか。 と言うところを最低限 押さえなくてはなりません。 販売業者(の営業マン)の人柄 と 建物の品質 は、全然別の所に有ります。 公団の分譲したマンションでさえ手抜き工事の 建て替え訴訟が起こっているのはご存知の通りです。 施工は、現場で起こってるんだ!(青島刑事 風) と言う事です。 たくさんの材料・たくさんの人 で造り上げる建物は よりたくさんの利害関係の一致しない人同士で監視し合う 環境で出来上がる事が必要なのです。 次に 建物の仕様はどうですか? 出来上がった建物を選ぶ場合、 とかく 色 デザイン 設備 に目が行ってしまいがちですが 例えば外壁の材料の場合 一般的にはまだサイディングが多い様ですが その種類、施工方法、塗っている物の種類、繋ぎ目の納め方。 等で 耐久性・メンテナンス性に大きく違いが出てきます。 要するに後から維持・メンテナンスの費用が大きく変わってくる ひいては、建物自身の寿命にも関わってきます。 間取りや日当たり・風通しも重要な要素ですが、 建物が信頼出来るかどうか。 忘れがちですが 重要な要素 の一つだとお忘れ無きように! もう一つ、重要なのは建物内の空気環境ですね。 最近シックハウス症候群と話題になっている話です。 これについては、また次の機会にでも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/06/27 01:49:11 PM
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