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カテゴリ:眼の疲れやショボショボ・痒み・むずむず
私たちは、映像(視覚)、音(聴覚)、におい(嗅覚)、味(味覚)などによって外界から情報を集めています。これらの全情報のうち、約80%を視覚が占めていると言われています。目の構造、物が見えるメカニズムなどをあらためて見直して「目の健康」管理にお役立て下さい。 【2】視覚のメカニズム ○物が見えるしくみとは 私たちは目に映るものを自然に映像情報として認識していますが、そこには次のような精密なメカニズムが介在しています。 (1)光が「瞳孔」を通って眼球内に入る 目に届いた光は、まず角膜で大きく内側へ屈折し、瞳孔から眼球内に進入。このとき、虹彩によって瞳孔の大きさが変えられ、眼球に入る光の量がコントロールされています(光が弱いときは瞳孔を大きく開いて、できるだけ多くの光を集めます。強い光では逆に瞳孔を小さくします)。 (2)水晶体がピントを調節する 瞳孔から入った光は、眼房水を通って水晶体に届き、屈折させられます(屈折のしかたは、水晶体の厚さによって変化します)。 正常であれば、ここで屈折させられ硝子体を直進した光が、ちょうど網膜上で焦点を結ぶのですが、焦点が網膜の手前や奥で結ばれると映像がぼけてしまいます(近視、遠視など)。 (3)網膜で光の情報が電気信号に変換される 網膜で結ばれた映像は、視細胞によってひとつひとつの点として認識され、その情報が電気信号に変換されます。電気信号は視神経を通って大脳皮質の第一次視覚野へと運ばれます。視細胞には明暗を感じ取る「桿体(かんたい)」と、色を感じる「錘体(すいたい)」の2種類があります。 (4)大脳で視覚情報が処理される 視覚情報は、まず大脳の第一次視覚野で色、形、動きといった要素ごとに区分され、それぞれの分析を受け持つさらに高次な視覚野に送られます(たとえば、奥行きの認知は第二次視覚野、方向や速さは第三次視覚野、色の識別は第四次視覚野が受け持つといわれています)。それらの分析結果は「視覚連合野」で総合的に統合されます。こうした複雑な情報処理を経てはじめて、“物を見る”という作業が完了するのです。 おまけ<今日3月17日は何の日?> 1959年のこの日、日本初の少年向け週刊誌「少年マガジン」と「少年サンデー」が創刊されました。1990年には、大相撲力士の千代の富士関が1000勝を達成しました。 ご投稿を歓迎します。ハーブのご利用についてのご質問もお気軽にお寄せ下さい。 ご参考情報:眼病の収れん、結膜炎などによる目の炎症、疲れ目、副鼻孔炎、アレルギー性鼻炎、花粉症などにおすすめのハーブ:アイブライト <hidechan1229:オーガニックハーブサプリメント専門店eサプリ東京店長> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2007年03月17日 10時03分14秒
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