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カテゴリ:疲労・ストレス
ストレスは、私たちの生活と密接に関わっています。適度なストレスは、人々にやる気や向上心をもたらしてくれますが、それが過度であったり長く続いたりした場合は、心やからだにさまざまな悪影響を及ぼします。特に近年、注目されているのは、生活習慣病や免疫力とストレスの関係です。 【ストレスは外的圧力による「歪み」】 ストレスと聞いて、まず何を連想しますか? 仕事上のノルマ、受験勉強、人間関係のトラブル、経済的な不安、子育ての心労……。 今でこそ「ストレス」という言葉は、私たち人間を苦しめる困難や緊張、不満、不安などを表す言葉として当たり前のように使われていますが、そもそもは物理学や機械工学の分野で用いられていた用語で、“外的圧力による物体の歪み”を指します(ですから厳密に言えば、嫌な上司、実現困難なノルマ、膨大な借金など、ストレスの原因となる“外的圧力”は、「ストレッサー」と呼ぶのが正解です)。 このストレスという言葉を医学的な用語として広めたのは、カナダの生理学者ハンス・セリエ(1907~1982)です。 彼は“体外から加えられた種々の刺激によってからだに生じた歪みと、その結果生じる防衛反応の総和”を「ストレス状態」と定義しました。ちなみにセリエは、“ストレスは人生のスパイスである”という言葉も残しています。 ストレス状態のときに体内で起こる反応の本来の目的は、外界の刺激から生体を守ることです。決して、自らの心身をボロボロにするためのシステムではありません。 しかし、強度のストレスや継続するストレスは、心筋梗塞、動脈硬化、糖尿病といった生活習慣病を引き起こしたり、免疫力を低下させて感染症にかかりやすくしたりすることがわかっています。 ※現在、生活習慣病と呼ばれている疾患の多くは、かつて成人病と呼ばれていました。国が生活習慣病という言葉(概念)を初めて導入したのは、1996年の厚生省(当時)公衆衛生審議会です。 それによると、生活習慣病は“食生活、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣がその発症・進行に関与する疾患群”と定義されています。 おまけ<今日3月28日は何の日?> 1860年のこの日、遣米使節団一行が米大統領と会見しました。1876年には、廃刀令が発布されました。 ご投稿を歓迎します。ハーブのご利用についてのご質問もお気軽にお寄せ下さい。 ご参考情報:ブルーな時にお勧めエクレクティック研究所のハーブサプリメント:セントジョンズワートFFD <耳寄り情報> 4月9日(月)午後8:00~放送のNHK教育テレビ(番組:福祉ネットワーク)に、「日本山人参」が登場します。ぜひご覧下さい。 <hidechan1229:オーガニックハーブサプリメント専門店eサプリ東京店長> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年03月28日 06時16分56秒
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