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カテゴリ:疲労・ストレス
夏のハーブ湯
<料理用でも効能十分> 「ハーブを上手に使って、お風呂を楽しんで」と佐々木さん(東京・原宿の「生活の木」で)お風呂好きの日本人は古くから季節に合わせた薬湯に親しんできました。最近は、料理や園芸で人気のハーブ(香草)を浴槽に入れて楽しむ人も増えています。ハーブ湯のさわやかな香りやエキスは、夏の疲れた体、日焼けした肌を癒やしてくれるようです。 庭やベランダで育てる人も増え、ミント、バジルなど生のハーブ類はずいぶん身近になりました。スーパーの野菜売り場でもよく見かけます。しかし、料理などに使う量は限られていて、余ってしまうことも多いようです。 東京・原宿にあるハーブ専門店「生活の木」の佐々木薫さんは、「使いきれなかったハーブは、お風呂に入れるといいですよ」と勧めます。 イタリア料理でおなじみのバジルには鎮静作用があります。ミント類は香りに清涼感があり、肌がすっきりします。レモングラスは気分をリフレッシュするのに有効です。好きな香りや作用を考え、組み合わせてもいいそうです。 入浴する1時間ほど前に、軽く洗ってから束ねて、風呂に浮かべておきます。葉や茎が散らばって気になる場合は、ガーゼのハンカチでくるみます。「生ハーブの鮮やかな緑をめでながら、時々ちぎって香りを楽しみます。葉でひたひたと肌を軽くたたく時の感触もいいものですよ」 乾燥ハーブの中にも、夏の入浴に向いているものがあります。ローズには肌を冷やす作用が、カモミールやラベンダーには抗炎症作用があるので、日焼けした後に気持ちがいいそうです。 ハーブ専門店などでは入浴剤として袋入りを扱っています。料理やお茶、また芳香剤に使って残ったものを、お茶用の紙パックに入れて使ってもいいでしょう。 ハーブティーのティーバッグはそのままお風呂に使えます。ただし、糖分を添加したものは使えないので、表示をよく確認して下さい。 乾燥ハーブを使う場合、1回の量は5―10グラムが目安。ティーバッグなら2、3個です。入浴前にそのままつけておいてもいいですが、エキスを濃く抽出した方がより効果的。やかんやなべで十分に煮出してから、風呂に入れます。 「出がらしのティーバッグも捨てないでください」。佐々木さんは旅先に好きなカモミールのティーバッグを持っていき、部屋で飲んだり風呂に入れたりした後、体や顔をぴたぴたとたたきます。即席の化粧水代わりになるのだそうです。洗面器にハーブを入れて熱湯を注ぎ、1、2分置いた後、蒸気を顔に当てるのも気持ちがいいものです。 「夏の疲れをハーブ湯で取り、秋に向けて少しずつ体調を整えてください」と佐々木さんは話しています。 <小物で浴室を楽しく> ぬるいお湯にゆっくり入る半身浴なども普及し、以前より入浴に時間をかける人が多くなったようです。「お風呂大好き!」の著者で東京ガス都市生活研究所所長の早川美穂さんは「お風呂場は1人でゆったりした気分に浸れる第2のリビングルームだと考えましょう。インテリアや小物類に気を配ると、さらに楽しくなります」と提案します。 たとえば、入浴剤やタオルなど小物類の色を、気分によって使い分けるのもひとつの方法です。気持ちを落ちつけたい時は淡いブルーやグリーンが、明るい気分になりたい時にはピンクやオレンジなどの暖色系が向いています。 早川さんは仕事で疲れたとき、お気に入りのラベンダー色の入浴剤を入れたぬるいお湯につかり、雑誌を読むそうです。「最近は、風呂場用のCDプレーヤーやラジオも販売されています。本を読んだり音楽を聴いたりすると、気持ちもさらにくつろぎます」 (2004年8月10日 読売新聞) おまけ<今日6月24日は何の日?> 1958年のこの日、九州の阿蘇山が大爆発しました。1968年には、アメリカ合衆国で黒人の「貧者の大行進」が阻止され、首都ワシントンに非常事態宣言が発せられました。 ご投稿を歓迎します。ハーブのご利用についてのご質問もお気軽にお寄せ下さい。 ご参考情報:美容とリラクゼーションにおすすめのハーブ :世界の一級品チリ・コエサム社オーガニックローズヒップ製品 <hidechan1229:オーガニックハーブサプリメント専門店eサプリ東京店長> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年06月24日 08時19分56秒
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