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カテゴリ:諸事雑感
復活祭について
2007年の復活祭は東西教会とも4月8日だそうです。この日は、お釈迦様の生誕を祝う「花まつり」の日(仏教では「仏生会」)として、私たちは小さい頃から親しんできました。 今年は、たまたま復活祭と花祭りが同じ日に重なりました。そこで、ご存知の方も多いでしょうが、私の大切な友人からのメールで今日がキリスト教の大切な日であることを知りましたので、復活祭について簡単にご紹介します。 ■復活祭(ふっかつさい)は、キリスト教の典礼暦における最も重要な祝い日です。 十字架にかけられて死んだイエス・キリストが三日目によみがえったことを記念する日です。 「復活の主日」、あるいは「イースター」とも言われます。復活祭は、基本的に「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」に祝われるため、年によって日付が変わる移動祝日です。2007年の復活祭はたまたま4月8日になったわけです。 ■復活祭を表す英語「Easter」およびドイツ語「Ostern」は、ゲルマン神話の春の女神「エオストレ(Eostre)」の名前、あるいはゲルマン人の用いた春の月名「エオストレモナト(Eostremonat)」に由来しているといわれています。 8世紀の教会史家ベーダ・ヴェネラビリスは、ゲルマン人が「エオストレモナト」に春の到来を祝う祭りをおこなっていたことを記録しています。 実際、復活祭の習慣の中には、このゲルマン人の祭りに由来すると思われるものもあります。例えば、復活祭に色をつけた卵を配るイースターエッグや多産の象徴であるうさぎが復活祭のシンボルとされていることがそうであると考えられています。 ■復活祭にかかわる習俗としてもっとも有名なものにイースター・エッグ(Easter egg)があります。これは復活祭に殻に鮮やかな彩色を施したり、美しい包装をしたゆで卵を出す習慣です。国や地域によっては、復活祭の際に庭や室内のあちこちに隠して子供たちに探させるといった遊びもおこなわれます。近年では卵だけでなく、卵をかたどったチョコレートも広く用いられています。これはもともとヒナが卵から生まれることを、イエスが墓から出て復活したことに結びつけたものといわれています。 また、上記のイースターエッグの探し物遊びにちなんで、ソフトウェアの中に開発者がまぎれこませたメッセージ(開発チームスタッフへの謝辞やスタッフロール)のことも「イースター・エッグ」と呼ばれています。 (上記はフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』から引用後、加筆修正しました) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年04月08日 09時36分57秒
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