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カテゴリ:諸事雑感
鑪 幹八郎著「アイデンティティの心理学」
本書は、学生時代に、愛読した一冊です。最近、友人と日本文学について学ぶ機会に恵まれ、参考資料を探そうと書棚を物色していて、ピックアップした一冊です。 著者の鑪 幹八郎(たたら みきはちろう)氏は、ホワイト精神分析研究所(米国)で精神分析の訓練を受け、A・リッグスセンター(米国)では、E・H・エリクソンの下で研究に従事しています。 「アイデンティティとはなにか」とは「自分のアイデンティティは・・」など、良く聞く言葉ですが、正しく理解するための書物は多くありません。本書は、それに明確に応えてくれると思います。 本書の要旨は、「自分とは何者か?これまで何をしてきたのか?何のために生きているのか?生涯に幾度か訪れる自己喪失や自己崩壊の危機を、いかにして乗り越え、本当の自分に出会うか。」です。 対人関係が大きな要素である営業の仕事に従事している私は、第五章「日本人のアイデンティティ」に著述されている「日本人の自我と人間関係」を、今日でもよく読み直しています。 参考情報: 講談社現代新書 鑪幹八郎/著 「アイデンティティの心理学」(税込価格 735円) ご参考情報:アンチエイジング効果で注目されているサプリメント:日本山人参 <hidechan1229:オーガニックハーブサプリメント専門店eサプリ東京店長> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年05月12日 23時02分20秒
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