249030 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

自然が創り出したハーブの魅力と自然治癒力

自然が創り出したハーブの魅力と自然治癒力

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Free Space

ようこそ~
ハーブサプリメント専門店 eサプリ東京の店長ブログです。

SHOP:http://rakuten.co.jp/esapuri-tokyo/

Freepage List

Category

Profile

hidechan1229

hidechan1229

Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索

Recent Posts

2007年06月19日
XML
カテゴリ:健康グルメ
星山形・東根から サクランボ「宝石」の里

 夏スキー盛りの月山を左手に仰ぎながら、山形新幹線は、きらめく水田を縫うように北上した。目指すは、さくらんぼ東根駅。軽薄な名前と思うかも知れない。が、サクランボという名を冠するだけの“資格”が、この地にはある。

 全国のサクランボの約7割を作る山形にあって、東根市の収穫量は県内一。2005年産の全国の収穫量1万9100トンのうち19%が東根産で、市はサクランボ生産量日本一を掲げている。

 さらに、高級品種として名高い「佐藤錦」が誕生したのも、この地。そう聞けば、いかに東根がサクランボと深い結びつきをもっているか、納得できる。

 駅ビルを出ると、翁の銅像が目に飛び込んできた。モデルは、佐藤錦の「生みの親」佐藤栄助だ。

 市内で果樹園を経営していた栄助は1912年(大正元年)、甘いが日持ちのしない「黄玉(きだま)」と、酸味は多いが肉質の良い「ナポレオン」を交配し、両者の長所を併せ持った品種の開発に着手した。

 栄助に助言を与えたのは、友人で果樹苗木生産販売会社「天香園」(同市中島通り)の創業者、岡田東作。東作は28年(昭和3年)、栄助が育成に成功した新品種を佐藤錦と命名、世に送り出すために心血を注いだ「育ての親」だ。


 「『砂糖のように甘いね』という会話が、名前の由来になったと聞いています。栄助は『出羽錦』を主張しましたが、開発者の名字をかけて『佐藤錦』としたようです」。天香園の3代目社長、岡田誠さん(59)が教えてくれた。

 「いつも本を読みながら、こつこつと勉強している学者肌の祖父でした。最初は苗木が売れず、作っては捨てるの繰り返し。もしあきらめていたら、佐藤錦という品種は消えていたでしょうね」

 市南部の若木(おさなぎ)地区に約70アールの畑を持つ武田昭彦さん(36)を訪ねた。20~40歳代の農業後継者約100人で作る市果樹研究連合会のイベント部長。親類も総出でたわわになった果実を一つずつもぎ、女性陣がはしを使いながら、丁寧に化粧箱に詰めていた。

 「雨をよけても、湿度が上がりすぎると実が割れる。日が当たるよう葉を摘んでも、涼しければ色着かない。こんなにデリケートなフルーツはないね」と武田さん。

 同会事務局長の高橋浩司さん(35)が言葉を継ぐ。「収穫時期は10日から2週間くらい。短期に作業が集中するから、手間も人件費もものすごくかかる。本当に、子どものようなものなんですよ」

 つやつやと輝く果実をかみしめた。軽やかに果皮がはじけた後、甘い果汁があふれ出る。果肉の舌触りは繊細そのもの。程良い酸味が味を引き締めている。

 栄助と東作の苦闘、そして農家の苦労に思いをはせると、「赤い宝石」に例えられるその味わいが、一層濃厚に感じられた。

(2007年6月18日 読売新聞)

スマイルおまけ<今日6月19日は何の日?>
645年のこの日、わが国初の元号「大化」が制定されました。1915年には、日本の化学研究の拠点となった理化学研究所が創設されました。

ご投稿を歓迎します。ハーブのご利用についてのご質問もお気軽にお寄せ下さい。
メール

ウィンクご参考情報:阪大医学部が発見「ナツシロギクの成分パルテノライドがハゲに効く!」 :ナツシロギクFFD

                  feverfew

<hidechan1229:オーガニックハーブサプリメント専門店eサプリ東京店長>





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007年06月19日 06時33分48秒
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X