気楽にキラッと術！

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  ジュエリーデザインの、魂をヒントに

  写真は１９世紀初期のリングです。先ほどの三角形のアクアマリンの石、そのＫｏさんのリングデザインのヒントになったひとつです。（参考文献The splendour of DIAMOND)この写真のローズカットダイヤモンドは楕円のオーバルです、その周りにペアシェイプ（しずく型）ダイヤを規則的に配置し、それぞれのダイヤをひとつづつきれいに取り囲んでセッティングしていて美しい。どこをヒントにしたと特定は出来ないのだが、普遍的なデザインの力を感じイメージが広がります。Ｋｏさんの想いをのせて、いくつかデザイン提案の完成です。お見積もりが出来れば連絡できます。ふう、エアコンがフル回転です。ブログランキングへ参加しています、なんとジュエリー系で２１位へアップです！感謝します。いまひとつがんばれるようよろしければクリックで応援してください。人気blogランキングへ

  2005.09.13

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  ジュエリーを使う側の悩みが届いていない

  今日デザインしなければならないのは、三角のアクアマリンを使ったリングです。依頼主のＫｏさんは小柄でやせていて指も細い。あまり派手派手しいデザインは好まないし、似合わない。少し困ったことに指も細いのだけれど節がやや太めです。だから普通のリングを指に（節に）通すとゆるゆるになってしまう。だから今まで指輪は苦手だったという。こんなお悩みは、実は簡単にデザインで解決できるのです。これは長年のいろんな失敗を重ねてつかんだ私なりのデザインテクニックなんです（企業秘密!?っていうと大げさですが）。意外とそんな悩みで指輪嫌いになっている方がとても多いのに驚かされます。ジュエリーを届ける側もその点に特に目を向けているわけでもありません。ちょっとその辺が私はとても残念です。少しでもジュエリーに対する悩みは取り除いていきたいものです。ブログランキングへ参加しています、なんとジュエリー系で２１位へアップです！感謝します。いまひとつがんばれるようよろしければクリックで応援してください。人気blogランキングへ

  2005.09.13

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  オーダーメイドジュエリーデザイン決定

  以前からＹａさんのトンボモチーフのデザインを進めていたが、アトリエに立ち寄っていただき最終的に細かい点を詰めて決定した。近頃自分でもこんなにわくわくするジュエリーデザインは多くはない。大きさといい素材といい、デザイナーとしてアドレナリン全開という感じだ。めったにこういうドキドキ感は味わえるものではない。まったくその辺はＹａさんも同じで、デザイン画をはさんで期待に燃えていることがありありと分かります。こんなにデザイナー冥利につきる喜びを、味あわせていただけ幸せです。ありがたいことです。本当はこういう仕事の経過ほど画像アップできればいいのですが、ご本人の了解を得ることはありません。まあそうでしょうね分かります、これを了解する人はなかなかいませんでしょうね。承諾していただける方が現れれば、仕事の同時進行でご覧に入れることが出来ます。いや、やはりおられないでしょうね、恐れ入りますが多くの画像が過去のものですが、お許しくださいね。ブログランキングへ参加しています、なんとジュエリー系で２５位前後になっています！感謝します。いまひとつがんばれるようよろしければクリックで応援してください。人気blogランキングへ

  2005.09.12

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  ジュエリーデザインのヒント

  土曜日の昼にアトリエに立ち寄っていただいた、Ｏｋさん、後から奥さんも合流してオリジナルデザインの検討です。話は徐々にこの写真のようなオープンワークの傾向になっております。リングですが。写真のものは１８世紀後半のフランスのものです。イヤリングとのセットになっていて、ハートやクラウンのモチーフはともかく、イメージはＯｋさんと一致です。中世などのジュエリーデザインはヒントになるものがとても多いのです。Ｏｋさんなりのオープンワークのリングデザイン、いいものが提案できそうです。ブログランキングへ参加しています、よろしければクリックで応援してください。人気blogランキングへ

  2005.09.12

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  テレビ、アド街っく

  アトリエから眺めた、メジロの団体さんです。ジュエリーデザインの相談などで、立ち寄っていただいた方が一様に驚き感動していただくのが、このメジロやシジュウカラの水浴びパフォーマンスです。たまプラーザにもこんなところがあるのです。こういう小鳥や自然の「気」を感じたりしていることが、私の仕事にはとってもいい…！といわれたことがあります。それは自分でもそう思いますので水遣りや手入れは怠りません。仕事中に毎日こういう姿が見られるのはとっても癒されるものです。ところで先週のＴＶ「アド街っく」では、このたまプラーザを特集していました。ランキングにも入っていました日本料理の「美吉野」という店で、古くからのお客様のＦｒさんと食事を楽しんでいたところ、その「アド街」の撮影に遭遇したものでした。いつもより見入ってしまいましたよ！　でも私は映っていませんでしたがね…！このお店のご主人和田さんとは、私が長年お店をやっていた当時からの戦友という気がして、気心知れたお付き合いをさせていただいているのです。時々Ｆｒさんに誘われ足を運びます。そしてまたよく立ち寄る、イタリアンレストラン「ラ・ルコラ」では以前何度か西城秀樹さんを見かけておりましたので、良く行くという発言に納得したものです。自分の知っているお店が出るとちょっとうれしいものですね。楽しめました。今日は等々力競技場にサッカー観戦です。フロンターレがアントラーズと対戦、でも雨の中の試合でしょうかね。ブログランキングへ参加しています、よろしければクリックで応援してください。人気blogランキングへ

  2005.09.11

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  ジュエリーデザインアワード入選表彰状が届く

  先日来話題になっていますジュエリーデザインアワード２００５の入選表彰状が届きました。長年お客様と直接相対してのジュエリーデザインを、効率は悪いけれど続け、たくさん鍛えていただいたおかげと思っています。改めて感謝です。１６日に作品返却されるということでした。受け取りに行くか送ってもらうかをただいま検討中です。表彰状は照れくさいので飾りませんが、また励みになるようにととって置きたいと思います。今日は、なんとウッドデッキにシロアリ発見！　対処方法を聞きに走り回っていました。さあ大変だ。ブログランキングへ参加しています、よろしければクリックで応援してください。人気blogランキングへ

  2005.09.10

• ジュエリープレゼントに最適なレストラン照明

  写真はアトリエまでお越しいただけない方との待ち合わせによく利用する、駅前のショッピングセンター、入り口２階のティールームです。いつも繁盛していて、時間帯や座る場所によっては騒がしく落ち着かない時があります。しかし、ジュエリーの映える照明という点で私にとってかけがえのない場所です。ジュエリーデザインの相談に物騒では！？とはじめは躊躇したのですが、大量の商品をお見せするわけでもなし、地の利のよさなども含めてじっくりとデザインの打ち合わせをするにはうってつけなのです。ところでレストランなどで、女性客を増やしたいと考えたなら、私はやはりジュエリーの映える照明に気を配っては？と提案します。とてつもない特別な照明が必要というわけではありませんし、少しの配慮をするだけでそれは可能だと思うのですが、いかがでしょうか。でも意外と女性の方はそういうことは気にしないんでしょうか。私は女性客に気配りをしているところが少ないのでは…と、わずかな経験ですが思います。ジュエリーをプレゼントするなんていうストーリーを考えたら、メニューの下見とあわせて!?　照明チェックは感激度合いを高めるには大切、と男性諸氏にはアドバイスしたいものです。ブログランキングへ参加することとしました、よろしければクリックで応援してください。人気blogランキングへ

  2005.09.09

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  リフォームもオーダーメイドジュエリーの心で

  １０数年前のジュエリーリフォームの一例です。最新のものはその方にとって気分がいいとは思えませんので、画像にするのは避けております。さて上の写真は少し前まで使っていたのですが、なぜか物足りなくなりいつも宝石箱の片隅に…、というお定まりのリフォーム素材です。およそお分かりでしょうが、どこかブランド物に似せた量販品というわけです。どなたも通る、ジュエリービギナーのたどる道なのかもしれません。いろいろ好みのデザインのやり取りを楽しんで、創り上げた完成品が下の写真です。ことさらアートを感じさせるものにしたいと考えるならいざ知らず、多くの方は日常に使える、普段使いをお望みです。そしてさらに、お友達やお知り合いに、ちょっといいじゃない？といわれるものを手に入れたいものですよね。リフォームとはいえオーダーメイドジュエリーの心を持って創り上げるものです。自分だけの、自分だけに似合うデザインジュエリーを、賢く手に出来るコツ、その術が、気楽にキラッと術！です。ぜひ充分会得した上で、お近くのジュエリー店などでもお試しくださいませ。ブログランキングへ参加することとしました、よろしければクリックで応援してください。人気blogランキングへ

  2005.09.08

• オーダーメイドジュエリーの、キホンのキ２

  昨日の続き…、プリンセス・ヘンケル・フォン・ドナーシュマルクの肖像です。わかります？写真の一番下のほう…　トカゲが２匹いるのを。写真から彩色されたこの肖像画で、昨日のペアのトカゲをどのように使っていたかがわかるのです。彼女はプリンスの２番目の妻で、若い頃キャバレーの女優だったと言うことがどれだけ当時の貴族社会で良くない噂になったか想像に難くないですね。現代のように写真週刊誌があったらもう大変だったでしょう。尻尾をからめた２匹のトカゲというモチーフも意味深です。真夏の炎天下でもじっとしていられることから、火をものともしないといわれ官能的な意味も感じさせ、彼女の過去を思い起こさせるものだったといわれました。でもトカゲは当時特に変わったモチーフというわけでなく、ありふれたものだったそうです。それにしてもこんなジュエリーのオーダーをうけ、そしてこのようにものの見事に創り上げる…。すばらしいですね。オーダーメイドジュエリーの肝、キホンのキ、を感じさせます。ブログランキングへ参加することとしました、よろしければクリックで応援してください。人気blogランキングへ

  2005.09.07

• オーダーメイドジュエリーの、キホンのキ

  １８８９年　制作、ペアのトカゲ、コルサージュの一部です。（煌きのダイヤモンド・ヨーロッパの宝飾４００年展より）有名なジュエリーハウスのひとつショーメの作品です。ショーメはナポレオン１世と皇族たちに仕えたジュエラー（１７８０年創業）一族の娘と、船長の息子ジョセフ・ショーメの結婚からはじまります。ジョセフ・ショーメはこの作品の頃にハウスを引き継ぎ、たくさんの王侯のお抱えになるのです。ポルトガル、スペイン、イギリスなどの国王たち。そしてロシア皇帝、さらにはベルギー国王からも…。想像するに、あるジュエラーが一人の君主に注目を浴びひきつける。王妃などの女性たちの完璧なお望みのデザインに仕上げ、身分の高い依頼人との間に深い信頼が生れる。およそ偉大なジュエリーハウスのはじまりはそんなだったはず。オーダーメイドジュエリーの真髄、心、を思わずにいられません。このトカゲをどのように身につけたのかは、その肖像画でわかります、それは明日にでもアップしてみます。そのプリンセスは若い頃にキャバレーの女優だったと言う。当時は相当センセーショナルなものだったと言います。続きはあした。いずれにしても、ジュエラーのキホンのキ、心していきたいものです。ブログランキングへ参加することとしました、よろしければクリックで応援してください。人気blogランキングへ

  2005.09.06

• あわてずゆっくりオーダーメイドジュエリー

  ジュエリーリフォームや、オーダーメイドジュエリーのコツのひとつに、あわてずゆっくり仕上げると言うものがあります。写真はだいぶ以前のリング画像であまりはっきりしていませんが、参考リングデザイン画像のひとつに加えようと思うものです。このようにリングを一回り石が埋め込まれているタイプが、フルエタニティーというわけです。もちろん「不変」を表すダイヤモンドをリング全体に入れ、“永久の愛”を意味するのですが、常時着けているリングで大きな石がついていたりしない上下のないものは、いつの間にかぐるっと回転してしまうことがありがちです。それでも同じ表情を保てるよさがこのフルエタニティーリングにはあります。でもそれってコストがかかりますよね。ですから量産品の中には内側の地金を少なくして、表面的には変わらないと言う創りにして少しでもコストダウンというものがあります。それにひきかえ１個創りのオーダーメイドジュエリーは地金を薄くする加工のほうが手間や時間がかかってしまいます。地金をケチらずひとまず創っておいて、後から徐々にダイヤを入れていき何年かすれば完全なフルエタニティーというように考え、あわてずゆっくり仕上げることが出来るのも、オーダーメイドジュエリーのよいところです。何年かごとに結婚記念日などにダイヤを埋めていく、などという方もおられるわけです。その時には石を対角線に入れ込んでゆくのがいいでしょう。写真のリングは十文字の４箇所にエメラルド、そしてルビーを埋めています。それらの石の間にダイヤモンドを徐々に入れていけば、最後はこんな風に完成です。こんな創り方もとても楽しいものです。オーダーメイドジュエリーならではのおもしろさのひとつです。ブログランキングへ参加することとしました、よろしければクリックで応援してください。人気blogランキングへ

  2005.09.05

• ジュエリーデザインアワード入選作の展示が終わって

  ジュエリーデザインアワード２００５が昨日３日で終わりました。東京ビッグサイトまでお出かけいただいた方には心より感謝いたします。日本ジュエリー協会が「ジュエリーコンテスト」とうたい、１５年前より開催し、去年より名称を「ジュエリーデザインアワード」と改称したものです。その中のプロフェッショナルゾーンが第１部門　パーティーシーン第２部門　カジュアルシーン第３部門　クラフト＆ギフトそしてフレッシュゾーンの第４部門　フリーマテリアル以上合計５８４作品の応募でした。そして、私の応募して入選いたしました第３部門のクラフト＆ギフトを含め、入賞入選作品は合計１００作品だったそうです。こういう使うシーンに分けての応募はこのコンテストの特徴的な点かも知れません。そんなことからか“とんでもデザイン”!?よりも、実際に装着できるタイプが多いと言われています。私の応募したクラフト＆ギフト部門は、まだ定着していないせいか応募も少なくこれから大いに新しく提案していくと言うことです。偶然ですが競争率の少ないところへの応募が、私に幸運をもたらしたのかもしれません。しかし生活の中に浸透してのジュエリーということで、このクラフト＆ギフト部門はこれからどんどん増えるのではないかと私は思います。自己表現の中の「これでもか！」というジュエリーのスタイルではなく、日常のさりげない中のジュエリーこそ本当の豊かさ、癒しとなるのではと思います。使ってナンボ！　ジュエリーの現場は貸し金庫の中ではない…！　日常のジュエリーこそ本当の意味のジュエリーだ…！（ちょっと古い織田裕二風でした!?）ブログランキングへ参加することとしました、よろしければクリックで応援してください。人気blogランキングへ

  2005.09.04

• 音色を聞いていただいて初めて完成品

  ジュエリーデザインアワード２００５、私の第３部門入選作品です。Ｋ１８、ダイヤモンド、真珠/　　チャイム　パールのペンダントとダイヤモンドを使ったブレスレットは、はずしてそれぞれ使う事ができます。初日はこのダイヤモンドのブレスレットが、陳列されていないので驚いたというハプニングがあったものです。それと、ケースの高さの関係でしょうか、黒のディスプレイを低く抑えて飾られており、ブレスがケースの床面に垂らされておりました。その辺が少しこの写真とは感じが違って見えたのですが、欲張ることもないでしょう。来場者の方たちは一通りまんべんなく見ている様子です。石川暢子大御所の閑ジュエリーなどの加工実演などもあり、皆さん興味深く見ていたようです。お立ち寄りいただいた皆さん、本当にありがとうございました。感謝いたします。昨年のジュエリーアート展では、上野の森美術館で入選者たち自らが搬入搬出したものでした。今回は総点数も多くないこともあるのかすべておまかせで済み、とても良かったことも感じました。私のこの作品は、音色を聞いていただいて初めて完成品をご覧頂いたことになります。どうぞいつかこの響きをお聞きいただけることが出来るといいなあと思っています。なにかいい方法がありませんかね。

  2005.09.03

• ジュエリーデザインアワード入選のお祝いに駆けつけていただく

  めったにない!?　入選ということなので、今日もジュエリーデザインアワード２００５として、作品が展示されている東京ビッグサイトに…　と思っていたのですが。古くからのお付き合いをしていただいているＦｒさんが、アトリエにお越しいただけるということで待機。お子さんのものを１点メンテナンスにとお持ちいただく。もう家族ぐるみのお付き合いをしていただいているので、ことのほか和んでしまう。私にとってアナログ形式ののブログといえる「アトリエ通信」で、入選も「号外」としてお知らせしてある。「２年連続の入選」をことのほか喜んでいただいた。お子さんのメンテナンスは名目で、早速こんな風に駆けつけていただけるのも本当に感謝にたえないのです。新作で創っておいたリングを気に入っていただき、なんとお祝いを兼ねた!?　お買い上げをしていただいた…！　本当にありがたいことです。

  2005.09.02

• ジュエリーデザインアワードでドッキリ！

  ジュエリーデザインアワード、展示はじまりました！自分の入選作を見に、東京ビッグサイトにいってまいりました。で、８月３１日の全国紙の夕刊にもイベント情報として紹介されていたからでしょうか、意外や多くの来場者と言うのが正直な感想です。一般入場のアトリウムには、ジュエリーに興味のある方には、おもしろい実演がされていたり、楽しいスペースとなっていました。そんな中に入賞作のケースが並んでいます。多くのビッグメーカーの出品作がドーンと並んでいます。さて部門別に展示されているいるようで、第３部門は見当たりません、左に回りこんで…、ありました！片隅にひかえめに展示されていました。ちょっと妙な感動です。え？あれ？おかしい…、おかしいぞ！？　なんか感じが違うのです。うーん？　とよく見ると、なんとダイヤのブレスがありません！　音の出るチャイムなのですが、確かに私の作品は取り外しが出来るものです。ですがそのブレスがないのです。ジュエリー協会のスタッフらしき人に、あわてて伝えました。「え！申し訳ありません！梱包ケースを急いで確認します！」と飛んでいきます。うーん、残念、指摘する前までご覧になった方は、私の未完成を見ていたわけです。とても悲しいです…！　ところでほんとに無くなってないかなあ、ほんとに残念でした。しばらくしたら、きちんと飾られていました…、　これで一安心。あー、なんだかドッキリにあったみたいでした。

  2005.09.01

• ダイヤモンドと日本人の初めての出会い

  １８６０年１月、咸臨丸がアメリカに向けて出航しました。日本の代表として勝麟太郎（海舟）船長をはじめ木村摂津守、福沢諭吉、中浜（ジョン）万次郎ほか総勢１０７名。このとき日本に贈られたものに、５カラットのダイヤモンドがあります。大統領主催の使節団一行歓迎パーティーの席で、木村摂津守がブキャナン大統領夫人より贈られたのです。これが日本人とのダイヤモンドの初めての出会いです。明治維新の６年前のことです。幕末の武士たちの姿と、美しい５カラットのダイヤモンドとの取り合わせ。文明開化の幕開けの象徴のように思います。午前中からジュエリー業界で長い付き合いのＯｉ君がやってきた。情報交換に長時間話し込む。長年の付き合いで確かな情報はとてもありがたい。いろいろなヒントとなる話で、刺激をうけました。自分もがんばらないと…。

  2005.08.30

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  リフォームとはいえ、オーダーメイドジュエリーのエッセンスで

  ジュエリーリフォームの一例です、過去のリングデザインを順次整理中。写真上は今ではもう使っていない、母譲りのリングを下のようにリフォームした例です。宝石箱の片隅に転がっているような、どなたのお家にもありそうなリングのリフォームです。参考になればと載せてみました。自分だけに似合う、ボリュームや、イメージを探求すれば、必ず見つかるオンリーワンというわけです。リフォームとはいえ、オーダーメイドジュエリーのエッセンスで仕上げれば、以前とはまったく違う逸品に…。魂をデザインにのせて、母の心も伝わります。ほんとうの意味のジュエリーを創り続けていきましょう。 東京ビッグサイトでの、ジャパンジュエリフェスティバルにて、ジュエリーデザインアワード２００５の入選・入賞作が展示されます。９月１日（木）から３日（土）までです。私の作品はその音色、響きを聞いてほしいのですが、会場では無理かもしれません。でもせっかくですので他の入選作なども、この機会にぜひご覧になってみてください。

  2005.08.29

• いよいよジュエリーデザインアワード２００５

  ９月１日（木）から行われるジャパンジュエリーフェスティバル（ＪＪＦ）の、東京ビッグサイトでの会場に、私の作品を含めていよいよジュエリーデザインアワード２００５の入選作が展示されます。写真は７月２７日に行われた、その選考会の風景です。９月３日（土）まで行われますので、お時間があればお出かけください。私の作品は触れてその音色を聞いていただきたいのですが、おそらくそこでは難しいかもしれません。でもまたとない機会ですので、よろしかったらぜひどんなものかお出かけいただければ大変うれしいです。ジャパンジュエリーフェスティバル２００５東京ビッグサイト西ホール　１階アトリウム（ジュエリーパーク）一般公開・入場無料です東京ビッグサイト　交通のご案内大井町駅より　りんかい線　国際展示場駅下車（徒歩約７分）新木場駅より　　　；　　　　　；　　　　　（　；　　　）新橋駅より　　ゆりかもめ　国際展示場正門駅（徒歩約３分）

  2005.08.28

• オーダーメイドジュエリーは、ゆっくりと育てる

  ２週間前にダイヤのピアスをお渡ししたＩｊさんから連絡、この前のピアスに合うペンダントを考えたいとの事でアトリエに来訪。そういうアイデアはこちらから提案しなければいけないのかも知れないが、しかし押し付けもよくないと思い、あまりこちらから積極的にその手のおすすめはしません。２週間ほど使った結果ご自分でそんな想いにいたったようです。お出でいただきしばらくすると、新たなアイデアがお互いの話の中から生れてきた。こういう経過が後から考えるととてもおもしろいのです。ひとつ自分に合うジュエリーデザインが確立されると、進むべき道がはっきり現れてくるのです。以前のＩｊさんはこういっては失礼ですが、自分の良さに気づかない、ですので自分に合うデザインが見つからなかった方です。しかし今日は自信を持ってデザイン決定。よかったです。そして、ありがたいことです。オーダーメイドジュエリーは、自分に合うデザインの進むべき方向が分からないときには、無理に突き進んではいけない。そんな時には時間をかけてゆっくり育てましょう。

  2005.08.27

• 君のために、俺がデザインさせたんだ…

  中学時代の仲間の後輩Ｈａ君は警察官、しばらくぶりにアトリエに制服で!?来訪だ。聞くと奥さんとの結婚２５周年の記念にと、プレゼントを相談しに来た。ところがそれがあと数日の９月１日なんですと！　日にちがないではないか。でも任せておきなさいな、あるものでもいいものがあるから！。何年か前に仕事中に大事故にあい、奥さんには大変な苦労をかけたということもあって、今回は気合が入っている。ダイヤのペンダントが気に入ってくれた。しかし、今回とりあえず私のオリジナルデザインの、ペンダントネックレスだけれども、もっと前もってそのためのデザインを考えて創れば、奥さんはもっと喜んだと思うよ。もう少し早く来なよ…！　そうすれば、２人の２５周年の記念に「君のために、俺がデザインさせたんだ…」とかって、かっこつけて言えるでしょう！後輩ということもあり、こちらの理屈を言ってしまうのです。予算もそのために特別変わるわけではないので、少しの時間を見計らってほしいものです。本当に女の人はこの、「自分のためにデザインをしてくれた」ということは、喜びが倍増するのではないでしょうか。もちろん自分好みのものでなければなりませんが…。そこは私におまかせくださいね…。「君のために俺がデザインさせた…」このせりふは、私の周りの男たちには周知徹底できていたと思っていたのですが、漏れがあったようです。でも「今度の誕生日あたりには考えますね。」　まあ、おまわりさんだし…？許しましょう！失礼ながら以前のＨａ君を考えたら、大変な変化です。すばらしいです。これも感謝しなければね、ありがとう！

  2005.08.26

• 想いをこめて、ジュエリーデザイン

  ジュエリーリフォームをしたいとお持ちになる方の中に、「以前あるジュエリーデザイナーに勧められて買ったジュエリーが、ただ単に“変わっている”だけっていうことに気がついたんです。そしたらいっぺんに着ける気がしなくなりました、どうにかなりませんか？」というのです。自分に似合っているのかそうでないかを冷静に見つめている人が、案外少ないことに驚くことがあります。一方、ジュエリーデザイナーの役割についても考えさせられます。「デザイナーに勧められて」ということは、すでに出来上がっているものだったことがうかがわれます。同じジュエリーデザイナーとして、心しておかなければならない点がいくつかあります。デザイナーの心理として、自分なりの特徴は出したいものですし、よくあるデザインですねとは言われたくないものです。かと言って、奇抜ですね、変わっていますね…も、当然要注意です。自分だけに似合うデザインっていうものが見つかればそれが理想ですよね。それは、そこに“自分らしさ”が表現されていることです。デザイナーはその点を充分把握して提案しなければなりません。よくあるデザインでもなく、変わっているでしょう？という使い方でもない、その人らしさを表現することを常に心がけなければならないのです。その理想とするデザインは、どちらか一方の側だけでは生れません。理想に向かってお互いに充分やり取りすることで初めて生れてきます。その想いを持っていれば、きっと将来アンティークにもなり得るものが出来るでしょう！写真のようなこれほどの素材でなくてもきっとできますよ…！写真は、１８６１年制作、ナポレオン３世から後のスウェーデン王妃ソフィアにフランス訪問中に与えられたもので、以来世襲されてきたものだそうです。

  2005.08.25

• ジュエリーデザイナーとはいえ、ひとりビジネスのがんばりどころ

  伝票整理、伝票整理！　会計処理はのろまな私の一番苦手なものかもしれません。集中力がなく、仕事のスピードがぜんぜん出ません。でもなんとか今日の予定はクリアした。やはり人間向き不向きがあるのです。だからだから「トホホの経緯」になるんだよね。と反省しながら…　でもがんばりました。明日も続けないとです。それと感謝の手紙も書かないと…　また結構たまってきたのです。おざなりに出来ませんので、時間がかかります。これも明日までかかるかな。ひとりビジネスですので、少しづつでもがんばらないとです。

  2005.08.24

• 小心者のくせに、うけたい

  “とんぼ”のブローチ・ペンダントを検討中のＹａさんがアトリエに来訪。デザインをつめる。とうとうようやくデザイン完成！すばらしいです！きっとものすごいのが出来るでしょう。Ｙａさんは毎年クリスマスごろに、１００人ものジャズコーラスを催しているとんでもないパワーの持ち主の、この辺ではちょっとした有名人だ。文才もあり２冊のエッセイなどもものしている。そのエッセイのタイトルに“とんぼ”が出てくるのだ。タイトル「極楽とんぼの色めがね」過日、このエッセイの２の出版記念パーティーにも出席させていただいたものでした。盛大なパーティーに驚きました。私のような小心者がなんと挨拶をしてしまったことが、恥ずかしく思い出されます。小心者のくせに、うけたい…　という姑息な自分を垣間見たパーティーだったことを思い出しました。恥ずかしい。

  2005.08.23

• オーダーメイドジュエリー・コレクション

  オーダーメイドジュエリーの完成品お渡しは、なんともわくわくするものです。ダイヤのバングルのＩｇさん来訪予定。感動のお渡しです。以前にもお書きしましたが、この地を離れることが決まっての、その記念と言う意味でお創り頂いたもの。これこそが本当の意味のジュエリー！と、こちらが感動したものです。ちょっとてこずったところもあり、このダイヤのバングルはなおさら感慨深いものがあります。いつもお渡ししたときに思うのですが、そんな感動の喜び、笑顔を、デジカメで撮って記録していいかと聞くのですが、未だに恥ずかしがって残念ながら了解を得る方はいません。それこそが、私の大切なコレクションとなるのですが…ね。今のところは、作品写真だけをコレクションしているというわけです。

  2005.08.22

• 上質のゆとり

  今日はミューザ川崎のコンサートに行き、その後お茶の先生のＫａさんのお宅におじゃまするという予定でした。ところがＯｈさんが親子でアトリエに来訪との事で、もちろんコンサートを中止。出かける前に電話をいただき助かりました。考えてみると無理なスケジュールだったかもしれないので、かえって良かったと思ったものです。Ｋａさんのお宅では当然正座です。実は以前皆さんに、正座は慣れる事が大切ということと、夜食は控えめに…などのアドバイスをいただき少しづつ練習をしておりました。ですので、初めての折とはだいぶ違います。と言っても自分の中でそう感じただけですけれど。そう、夜中に足はつりませんでしたので!?ほんの少しですが進歩したようです!?かんじんのお茶の話をと思いますが、正座でこんな調子ですのでそんな余裕もありません。でも初めて「お濃茶」を経験させていただきました。と言っても初心者向きにしていただいてのもの。それにしても一つ一つの動きに上質のゆとりを感じます。体全体の気の流れが良くなるような気もいたしました。あまり上手に写っていませんが、写真はそのときのお庭での夕涼み、和ろうそくの不思議なあかりに家内ともども癒されて帰りました。ご近所でこんな素敵な時間を過ごせるなんて、ほんとにありがたいことです。Ｋａさん！ありがとう…！　正座もっと出来るようにがんばります…！

  2005.08.21

• 珍しいダイヤモンド…その２

  ダイヤモンドの原子構造のタイプは右のような４つに分類されています。上２つが１型、窒素を含むタイプ。下２つが窒素を含まないタイプです。（中央宝石研究所資料より）昨日の続き。１aは、窒素原子が集合体のもの。ダイヤのほとんどの無色から黄系のダイヤモンドがこれにあたります。１bは、窒素原子が単独で存在しているもの。ファンシーインテンスなどの濃い黄色系のもの。２a、窒素やホウ素などの不純元素を含まない無色のダイヤモンド。希少性が非常に高いものです。昨日の画像のダイヤモンドがこれです。２b、不純元素としてホウ素を含むもの。電気を通し、ファンシーブルーのダイヤが属するタイプで有名。これはまた希少性が高いです。珍しくややこしい話をしました。今日は夕方から川崎等々力競技場に向かい、久々のサッカー観戦。川崎フロンターレＶｓ大分トリニータの試合を見に行く。古くからの友人３人との観戦でビールを飲みながら、ちょっと開放感に浸る。フロンターレの勝でした。

  2005.08.20

• 珍しいダイヤモンド！

  ダイヤモンドのタイプに１型と、２型があります。これはジュエリーにたずさわっていても、ほとんどの方がご存じないか、忘れていることです。なぜかと言うと、この世に出回っているダイヤモンドの９割以上が１型だからです。１型と言うのは窒素を含んでいるタイプです。多くの産出されるダイヤモンドがこのタイプです。しかし、ごくまれに窒素を含んでないものが、１００万個に１個の割合で出ます。それが２型です。希少性があまりにも高いために、タイプ１とタイプ２があるなんていうことすら忘れていたり、万一知らなくてもジュエリーの仕事にまったく差し支えることはありません。そういう意味で、それを意識する必要がないほどのダイヤの知識かもしれません。多くの有名なビッグサイズのダイヤモンドは、この窒素をなどの不純物を含んでいない２型だそうです、だからあんなにバカに大きくても、引き込まれるような美しさがあるわけです。単に大きいから美しいのではありません。さてこの写真のダイヤ、どっちだと思います？はい、なんとタイプ２なのです。きれいでしょう？７．５３ミリＸ４．７８ミリ０．６２カラットです。写真写りより実物はほんとに美しく、息が詰まるような輝きです。きのう電話で言っていた、Ａｓくんの持ってきたダイヤなのです。こういうのを見せられると弱い。

  2005.08.19

• ジュエリーアワード入選のニュースをお届け

  ジュエリーアワード２００５入選の知らせは、アトリエ通信でお知らせしなければいけない。「号外」ニュースとして、発送準備に余念がありません。くどくどと自慢げな表現はいけません、丁寧に経過もあわせてご報告です。暑中見舞いはご夫婦でいつも私をご利用いただいている、Ｓｉさんのもの。手書きのセンスのよいカードをいつも頂いている、ありがたいことです。Ａｓ君より電話、ダイヤのめったにないおもしろいルースを入手とのこと、明日午後アトリエに来ると言う。「見たことないと思う」って言うけどどんなのか楽しみです。

  2005.08.18

• コート・ドレスに縫いつけたダイヤモンドのオーナメント

  ドレス・オーナメント、銀、ダイヤモンド、１７６０年ごろ、ロシア。（ヨーロッパ・ジュエリー４００年より）ダイヤの咲いた花の茎はリボンで結ばれている。コート・ドレスが煌きを放つように、縫い着けられていた。赤穂浪士の討ち入りの１７０２年、その少し前にダイヤのブリリアントカットが生れている。１８世紀はそのダイヤモンドの時代と言えるのです。ロシアンスタイルといわれるこんなダイヤのジュエリーが、ドレスに縫い付けてあるなんて驚きです。夜通常は若手事業者の会がある日なのですが、今月はお休み。加工のＫｒさんと電話で打ち合わせ。以前のお休みの水曜日、なので、少しお休みモード。でもＩｇさんお渡しの連絡し、２３日火曜日の来訪予定となる。楽しみです。

  2005.08.17

• ジュエリーの“仕上げ”専門職人

  お蔵入りになっているジュエリーの中には、きちんとクリーニングをしたり新品状態にまでする、“仕上げ”を施すことを一度してみることをお勧めします。買った当時の輝きを再びまとえば、お蔵入りにすることもないかもしれません。このジュエリーの“仕上げ”専門職人の存在はほとんどの方はご存じないと思います。この仕事の良し悪しで本当にそのジュエリーの存在感が変わってくるのです。ところがスポットライトを浴びることはほとんどありません。この影の功労者の仕事は過酷です。華麗なジュエリーの仕事とは思えない汚れにまみれます。なおかつ一日にごくわずかな点数しか出来ません。ですので大変な仕事なのです。単に研磨をするだけでしょう、とお思いでしょうがさにあらず、道具においてもありきたりなものだけでなく、門外不出の決して我々にも教えないという秘術もあるのです。ジュエリーはそんな人たちの力によっても支えられています。もう使わなくなったというジュエリーも、もう一度あなたの愛情を注ぐことで見違える結果になるかもしれません。新品状態にする、“仕上げ”職人さんにまずは出してみてはいかがでしょうか。お近くの信頼できそうなジュエリーショップに相談してみてはいかがでしょう。皆さんの、その後の結果をお待ちしています。午後Ｍｈさんお約束どおりアトリエに来訪。メンテナンスの仕上がりをお渡しし、せっかくなのでリングのクリーニングを施した。久しぶりなのでお互いに話が弾み、盛り上がったものです。

  2005.08.16

• ジュエリーデザインの接近戦は続きます！

  Ｍｉさんから久しぶりの電話。２年前にテナントビルの建て替えで店を閉めていた頃、心臓の手術をしていたと言う。きのうのＡｋさんといい驚いた。あまり外に出ていないらしい。少し直してもらいたいものがあるらしい。やはりジュエリーも、点検・クリーニングはたまに必要なのです。次回のアトリエ通信（会員へのアナログ!?新聞を送っている）にはこのメンテナンスを盛り込んで記事にしたい。街はお盆休みモードでシャッターの下りているお店が多い。しかし明日はＭｈさんがアトリエに来訪予定が入っている。ジュエリーデザインアワード２００５入選という刺激もあり、またこの時期は遠出をする気もないので臨戦態勢のままです。加工の職人さんにとってはこの暑さは厳しい仕事です。何しろジュエリー貴金属相手に火を使う仕事ですからね。しばらく完成品は届きません。その意味ではお休みモードなんですが…。お客様とのジュエリーデザインの接近戦は続きます。リストラ状態は変わりませんのでがんばるのです。

  2005.08.15

• ジュエリーデザインファイル、デジタル化が必要か？

  きのうに引き続きピアスの完成品のお渡し。Ａｋさんは久しぶり、オーダーを頂いてからしばらく経つが、なんと入院をしていたらしい。まったく知らなかったのでした。でもすっかり良くなってお元気そうです。その後溜まってしまった顧客管理データの更新をして、さらにデザイン帳にも書き込んでいく。ここのところお渡しなどが多く、なかなかその整理が出来ない。どうしても溜まってしまうのはしかたないのか。早めにデータ更新などはしていくほうがよさそうだ。顧客管理データはデジタル処理できても、顧客別のデザインデータ帳はご覧の通りアナログだ。このデザインデータ処理も、将来的には簡素化する必要があるのかもしれない。ただまだ当分このままでいってみようと思っているのだが、甘いかもしれない…。緊急ではないが重要な問題点だ、考えよう。

  2005.08.14

• ピアスのオーダーメイド

  先日出来上がったピアスのオーダーメイドのＩｊさんがアトリエに来訪。お渡し。ピアスホールからの長さなど確認。すばらしいバランスで装着。大変喜んでいただけた。ピアスというアイテムのオーダーメイドは、他のアイテムと比べるとあまり多くはない。どうしても加工費用はペア、２点となるので割高に感じてしまうのだ。ですからオーダーメイドでのピアス、またはイヤリングを考えた場合、結果的に量産品となんら変わらない仕上がりになりそうなデザインは決して避けなければなりません。つまり、見るからにオーダーメイドといった、説得力のあるものを創ろうと言う意思の元でならお勧めと言うわけです。何が何でもオーダーメイドが優れているということではなく、苦手なものもあるということです。ピアス・イヤリングはデザインによっては、量産品で満足ならばそれで充分ということもあるのです。満足できないのなら、その時に初めてオーダーメイドを考えようということです。この辺が賢くジュエリーを…という、キラッと術のポイントです。今日のＩｊさんのピアスは、合計１．２５カラットのダイヤを使用しています。かなりの説得力がある仕上がりです。しかも普段使いが可能な点が際立つところです。この辺のバランスはとても見事に出来上がったと、我ながら満足。Ｉｊさんにもそれを大変喜んでいただきとてもよかったと思います。

  2005.08.13

• 素朴な疑問から生れたアイデア！

  オリジナルデザインリング、過去の画像を整理中。エメラルドハートカット、ダイヤ、リング。きのうのＳｕさんのパールネックのアジャスターセットは、どなたにも好評です。パールネックにアイデア参照そういえば９日の火曜日、午前中父の代参で告別式に出席してまいりました。その時にどうしても目がいってしまうのが、女性の方たちの黒服での襟元です。暑い中でしたが、やはりパールを自然に身につけている方がほとんどでした。ナチュラルグレーや黒系統のパールが以前より増えている事にも気がつきました。ただ、喪服のネックラインに合っていない方が少なくなく、一人の方は目をみはるパールの品質、なのにほとんど隠れていてとても残念と思ったものです。法事や喪のときに使うパールネックの長さと、別のときにオシャレのアイテムとして使う時の長さの違いを解消する、このアイデアはぜひ参考にしていただければと思います。このアイデアもお客様からの素朴な疑問から生れたものです。

  2005.08.12

• オーダーメイドジュエリーならでは！

  アトリエに今日は午前中、Ｓｕさんが例のパールのアジャスターセットのつくりと糸替えの受け渡し。その後Ｍｏさんが早速ヒスイのリングを受け取りにみえた。Ｍｏさんのリングは本当に秀逸。つけた感じもＭｏさんの雰囲気にバランスよくフィットして、なんともいい感じです。ご本人もあまりの仕上がりのよさに、感動して少し瞳が潤んで見えたのはわたしの気のせいか。前にも書いたが、このヒスイは少し前に亡くなった母のものですという。来月の娘の結婚式につけていくことで、母も一緒に見届けられる…。これこそが本当の意味のジュエリーではないかとわたしは思うのです。このヒスイのリング、きっとＭｏさんのお家に永く受け継がれていくものと思います。こういったものをお届けできるのは、本当にオーダーメイドジュエリーならではの、デザイナー冥利につきるものです。大変うれしいことですね。

  2005.08.11

• 同じデザイン画でもまったく違うものが…

  オーダーメイドジュエリーの完成品を２点、Ｋｒさんがアトリエに届けてくれました。そのうちのひとつ、Ｍｏさんのヒスイのリングがとてもやわらかく、シンプルで存在感があるすばらしい！出来です。そしてＩｊさんのダイヤのピアス。こちらも見事！相変わらずの制作力！　技術の高さに感心するばかりです。Ｉｊさんのピアスにはまた驚きます。こちらの指示したデザインに、あるわずかな部分に微妙なニュアンスの表現を加えているのです。気づかなければ見過ごしてしまうそれが、絶妙なバランスでわたしのデザインをさらに引き立てて余りあるものに仕上がっているのです。工房の技術力と言うものは、当然しっかりしたものが必要なのですが、わたしが最も大切にしていることは、こういう絵や口で言い表せないニュアンスを充分理解して、さりげなく実現してくるという、一口で言えばレベルの高い“センス”なのです。まったく同じデザイン画で何人かの加工人に創ってもらうとする、おそらくその絵の理解、解釈の仕方の違いで、感じのまったく別もののジュエリーが出来上がるはずです。これは決してオーバーな話ではありません。ですからただデザイン画を描けばいいというものではないのです。そのデザインの、そのライン、そのカーヴ、そのボリュウムや角度など、もちろん大切です。でもそれ以上に伝えなければならない重要な“デザインの魂”と言うようなものがたくさんあるのです。

  2005.08.10

• スイス・ジュネーヴといえば

  今回「入選」という栄誉を頂いた、ジュエリーデザインアワード２００５を主催しているＪＪＡは、社団法人　日本ジュエリー協会です。ジュエリー産業が健全な発展をするように、そしてジュエリーの正しい情報を消費者に届けるためにと設立されたものです。ところでほとんど知られていないけど、ジュエリーデーってご存知ですか？　明治42年11月11日に日本で正式に宝石の単位“カラット”が制定されたことにちなみ、毎年11月11日を「ジュエリーデー」としています。協会は昭和61年以来毎年この日を記念してさまざまなイベントを開催しています。１９回目の今回は、イヤーストーンをバイオレットカラーとしてキャンペーンを行っています。バイオレットカラーの有名なジュエリーとして、写真左は１９４７年カルティエ制作の合計１５８．９カラットのアメシストのネックレス。（photo:リシュモンジャパン）右は、そのネックレスをしているウインザー公爵夫人。１９５３年６月のベルサイユ宮殿でのガン撲滅慈善パーティでのもの。９０歳で亡くなった後にジュネーヴのオークションで他のジュエリーと共にこのネックは出され、６０万５千ドルで落札、すべての売上はエイズとガンの研究のために寄贈されたのです。スイスのジュネーヴといえば、長年わたしを厳しくそして優しく鍛えていただいた!?　最も遠方の最も大切なＪｙさんがいる。日本に来ると必ずアトリエにおいでいただき、かの地で楽しむジュエリーを頼んでいただいている。このブログでわたしの朗報を知り、早速のおめでとうメールを頂いた。ブログ上であらためてお礼を…、ジュネーヴのＪｙさんありがとうございます！。そのうちそちらに出張デザイン!?しにいけるようになりますね…！　まだ先の話かな～！！！　スイスはなんと気温１３度との事、ヒートアイランドのこちらからすると、その涼しさはうらやましいかぎりです。例の仕切りなおし!?のダイヤのデザイン、おまかせくださいね…！！！！

  2005.08.09

• いつもより気合が入ってます

  Ｋ１８，ガーネリング。過去のリングデザイン順次整理中。朝からジュエリー修理の依頼で、Ａｂさんが来訪。パールネックレスの糸替え。いつまでかジュエリーデザインアワード入選！と浮かれてはいられないのです。ひとりジュエリーデザイナーは日々の仕事をこなさなければならない。午後はトパーズ石のリングデザイン考察。暑さのせいというわけではないが、近頃こういう時間が意外と持てない。今日はデザインコンセプトが充分練られたことで満足。こういう仕事も日ごろの鍛錬が必要というわけだけれど、デザインアワード入選は刺激になっている。いつもより気合が入っています！？

  2005.08.08

• ジュエリーデザインアワード入選！２

  入選の案内が届き、きのうはテンション高く作品の提出エピソードに終始してしまい、作品そのものにまったく触れませんでした。妙なガッツポーズのやり過ぎかもしれません！？以前２００４年のジュエリーアート展での入選作で、意識したのが「動き」です。ココナツメノウのくぼみにダイヤを垂らし、ジュエリー自体に動きを取り入れたものでした。今回は動きに加えて「音」を意識してみたのです。Ｋ１８とダイヤモンド、で「チャイム」を創ってみようと考えたのです。はじめは音色も何もうまくいかず、失敗を重ねたものでした。何度も試行錯誤を繰り返しましたが、そうこうしているうちにとうとう、えもいわれぬ可憐なチャイム音が出るようになったのです！　その音はダイヤとパールがそっと揺れて奏でます。一部をはずせばダイヤのブレスレットにもなり、パールはペンダントにもなります。といっても想像つきませんよね。９月１日～３日までの東京ビッグサイトでの発表が過ぎれば画像もアップできると思います。そのときまで楽しみにお待ちくださいませ。ちなみにこの部門の参加の中では私を含めて２点だけの入選との事でした。考えてみるとリストラ状態の厳しいときという時期も時期だった、２００４年日本ジュエリーアート展での入選も何ものにも代えがたい喜びでした。でもそれはたまたま？かも？という小心者の自信のなさが、自分の中にありました。今回は、喜びがじわじわとわいてくる感覚を、自分なりに味わっているところです。

  2005.08.07

• ジュエリーデザインアワードに！なななんと！入選です！！

  ＪＪＡジュエリーデザインアワード２００５の、選考結果が今日届きました。ジュエリーデザインにおける日本の最高峰で新人の登竜門といわれるものです。なんと！入選ですと！！！！確か７月２２日に初出品なのでかなりあわてて提出したものです。そのときの日記には何をどうあわてているのかも書きませんでしたが、このコンテストの作品提出だったのです。のんびり屋の私は例によってもたもたしているうちに、４時という提出期限時間ぎりぎりになってしまったのです。近頃こんなに走った記憶がないほどハアハアと、駆け回って汗だくでたどりつきました。ところがなんとまだ受付が終わっていない人たちが廊下にあふれていたので、かなりほっとしたことを覚えています。そのうち汗を拭きながら受付終了、振りむいてみればなんとわたしが最後の受付でした。最終受付のわたしが３０１０番ということは相当な点数だと思ったものです。周りの様子を見るとかなりの有名企業たちばかりです、初出品のこちらは激しく気後れしていました。小心者のわたしは正直これは参加などしなければ良かったかと、後悔を胸にとぼとぼと多少うつむき加減に帰ってきました。そしたらなんと今日入選のお知らせが届いたのでした。Ａ４一枚の紙がぺラッと入っているだけの知らせなので、あーやっぱりだめか…、と思ったのですが。「入選」の文字！これには驚きました。やりなれない妙なガッツポーズをしていたような気がします！？（覚えていません）９月１日～３日まで、東京ビッグサイトでジャパンジュエリーフェスティバル２００５というものが開かれますが、その中の一般公開で入場無料のアトリウム「ジュエリーパーク」にて公開されます。思いもかけないビッグニュースでした。日ごろ鍛えていただいた多くの方々のおかげです！本当に感謝します、ありがとうございました！

  2005.08.06

• 紹介いただくことは幸せの極み

  １８世紀中期、ローズベリー伯爵夫妻蔵（ヨーロッパ・ジュエリーの４００年より）。ジャルディネットリング。色石とダイヤモンドを枝状の花やバスケット、また、花瓶などにあしらったリングは、“ジャルディネット”小さな庭という意味のリトル・ガーデンと呼ばれたという。ところで今日は前にＭａさんに紹介いただいたＭｏさんがアトリエに来訪。きのうのＭｉさんといい男性の方が続いた格好だ。Ｍａさんには大変お世話になっていることもあり、はじめは緊張してしまった。まだ急いでいるわけではないのですがといった感じですが、ジュエリーをオーダーしたいということです。アウトラインをお聞きして、またオーダーメイドのジュエリーの完成までの流れやおおよその費用についてもお話した。どうなるか分からないが、少し気合の入りそうなお話しでした。ご紹介いただいてのこんな話に大変感謝しているしだいです。そして気を引き締めてかかりたいですね。ほんとにありがたいことです。

  2005.08.05

• 完成品の使い心地の感想は聞きたいものです

  バツいちの（失礼！）男性Ｍｉさんのデザイン決定しました。きっと新しい奥様になる方は喜ぶはずです。楽しみです。なにも分からないと言いつつ自分の意見もあり、奥様への想いが“形に”なることになりデザインが決まったことに、とても喜んでいただいた。出来上がりが大変楽しみ。夕方からはお礼のお手紙書きです。オーダーメイドやリフォームしたジュエリーのその後の使い心地や評判は気になるところ。長時間使っての感想と合わせて正直なところをききたいものです。

  2005.08.04

• オーダージュエリーのデザイン検討は楽しい

  Ｋ１８，ガーネ、ダイヤ　リング。過去のリングデザイン画像順次整理中。昔のデザイン画像を見ると懐かしい。いずれもお客様の素朴な要望から、ヒントを得て提案する。その提案からまた新たな希望が生れる。そのキャッチボールの積み重ねで、自分だけの　いわれのある、自分にしか似合わない…、というデザインが出来上がるのです。その素朴な要望には、もちろんデザインの要望が、そして何より価格の要望もあります。様々な要望に応じて様々に提案する、それを踏まえたうえでのキャッチボールはとても楽しいものなのです。オーダーメイドのジュエリーだからといって、身構える必要はないのです。気楽に考えるオーダーメイドジュエリー、ということが気楽にキラッと術の極意でしょうか。

  2005.08.03

• ジュエリーリフォーム、メンテナンスなど、お店選びはむずかしい

  新しいジュエリーリフォームを発注し渡す。受け渡しはアトリエでダイヤ屋のＫｒさん。オーダーメイドやリフォームのチャンネルを広げてくれた、わたしの立役者だ、いつも感謝している。そこへ、Ｋｒさんも顔見知りのＭｉさんが現れる。手持ちのいろいろなジュエリーのクリーニングをしてと持ってきた。超音波クリーナーなどを使いきれいにする。超音波クリーナーを使えない石などがあるので、きちんと注意しながらメンテナンスする。自分でジュエリーの手入れをする方もいますが、たまに点検をかねてお店に持ち込むのもおすすめ。でもお店とそれほど気心の知れているお付き合いになればいいのですが、そうでないとセールスの絶好の餌食!?になったりするのでそれが怖くて気軽には持ち込めないですよね。他店で買ったものはトラブルを避けて請けないところもあります。買ったところにそれぞれ持ち込むということでしょうか。リフォームやオーダーメイドジュエリーを積極的に勧めているようなお店でしたら、メンテナンスも多くは安心して頼めると思います。この見分けは難しいですがね。Ｍｉさんのもこんなときに万一石のゆるみなどがないかどうか充分点検する。いろいろな話をしているとまた新たなデザインアイデアがお互いに浮かび上がってくるのです。ジュエリーリフォームそしてオーダーメイドの楽しさ、またその格安さを覚えると、量産品を見る気がしなくなってくるらしい。気楽にキラッと術を会得したものだけの感覚かも知れない。

  2005.08.02

• デザイナーの力量

  アメシスト、ダイヤ、プラチナリング。過去のジュエリーデザイン、リング画像順次整理中。Ｉｇさん、Ｏｂさん予定通りアトリエに来訪。バングルデザインに少し解決しなければいけない問題が発生。でもそれは簡単にクリアできることなので心配するほどのことはない。ジュエリーを創るということはそれぞれ小さな問題をきちんとクリアすることがとても大事です。その微妙な部分の予測が優れているかどうかが、デザイナーとしての力量を問われるところだと思う。毎日が勉強になる。夕方から、神宮前の妹の家に行く。毎年楽しみにしている恒例の神宮外苑の花火です。３階の部屋から眺めて間近に見る大迫力！１万発の花火を見ながらのビールは最高でした！。

  2005.08.01

• キラッと術会得者たち

  エメラルド、ダイヤ、プラチナリング。過去のリング画像順次整理中。考えてみるとオーダーメイドジュエリーの、しかも出張デザインもするというような仕事をするなんて、本当に以前は考えられなかったものです。お店をなくしたとはいえ現在のような仕事のペースが成り立つとは、まったく思わなかったものです。明日は、Ｏｂさんがアトリエにパールのイヤリングのお渡し。そしてＩｇさんがバングルのデザインで来訪予定です。ジュエリーをデザイナーに直接オーダーするという、そんなに多くない体験者たちではあります。ですがそれは、はげしくセレブな世界の人たち…ではありません。普通と言っては失礼かもしれませんが、ジュエリーにちょっと興味を持って“キラッと術”を会得した方たちです。一つ一つのデザインに魂をこめてお届けする。効率から考えたらとても良いとは言えませんが、喜びの大きい仕事です。毎度の事ですが、感謝いたします。

  2005.07.31

• キラッと術を極めてくると

  連日暑い日が続くが、今日もピアスのデザイン打ち合わせでＩｊさんがアトリエに…。特にこの用事というわけでもなく現れて、結局いろいろな話になりデザインが固まってくることが多い。Ｉｊさんもそのような感じで打ち合わせが進んでいった。結果はなかなかいい感じのデザインが決まったものでした。以前は現実に品物がないと想像すらできなかったＩｊさんだが、見事に自分だけのオーダーメイドジュエリーのとりこになっている。始めの頃は「わたし分からないので」と言っていた方が、いろいろ経験してくると自分の好み、そして似合うボリューム、雰囲気が分かってくるのです。そのあたりがとてもとてもおもしろいのです。はじめからいきなりキラッと術に到達している方はそんなにいませんが、たいていの人はすぐに極める領域になります。自分だけにしか似合わない。そんなデザインが必ず生れるのです。

  2005.07.30

• ジュエリーはその方の一部分

  Ｋ１８ガーネット・ダイヤリング、過去のリング画像順次整理中。かなり以前制作したこれらのリングやジュエリーは、それぞれの方たちの手指・たたずまいや感覚に合わせて、充分なやり取りをしたうえでのデザインです。ですからこれだけを取り上げて見ても、ほかの方たちにはピンとこないかもしれません。できればその方たちご本人がつけている全体像を見れば、おそらく納得するはずです。ジュエリーはつけるその人と合わせて初めて完成するもの、とつくづく私は思います。これらのジュエリーデザインを見ていただいても、それはその「一部分」しか伝えていないというわけです。あまりにもジュエリーそれ自体に気をとられて、ジュエリーに着けられている！？なんて事にくれぐれもならないようにしないといけません。午後にＯｉさんアトリエに来訪。パールペンダントの出来上がりお渡し。チェーンもお選びいただく。感謝です。

  2005.07.29

• ジュエリーブランドのコピー考

  歴史あるジュエリーブランドのコピーを作ってくれという方は今まで私には一人もいません、というかお断りしています。形だけ似せたうわべだけの偽者は魂が込められていません。というよりなによりもそんな風に似せて創ったものには、創り手の想いの裏づけがありませんので、当然そのジュエリーを着けて堂々としていられる「自信」というものは生れないのです。それでもいいという方たちはおられるようですが、わたしはお断りしています。それは創る行為をする、創り手の方たちにも大変失礼なことなのです。デザインをする　提案をするということは、どんなに普段使いのジュエリーであろうとも、必ずその方だけに似合う質のよい「格」を求めて、デザインを何度も深く追求するものなのです。歴史あるブランドのコピーを創らないのは、そうした当たり前な意味で当然といえば当然であります。私はさらにブランドのみならず、今までお創り頂いた方たちのまったく同じものは、デザインをしてはならないと考えています。デザイン検討中には過去にお創り頂いたものを資料としてご覧頂きます。でもそれは同じものを創るという発想ではなく、あくまで参考資料としてご覧頂きます。同じものをデザインするなどということは、私のところで過去に創っていただいた方たちにそれはそれは大変失礼な話しというわけです。今日はそんな風に一日中夜のミューザ川崎でのジャズコンサート（まさちゃんず！）まで、デザイン仕事でした。ミューザは近頃お気に入り！です。

  2005.07.28

• 繰り返しの喜び

  ベビーパールでセンター石を囲っているデザイン。過去のリングデザイン画像順次整理中。２種のデザインを発注。ひとつはピアス、それとヒスイのリング。特にヒスイのリングは楽しみなものになります。お客様といいものができるという予感のようなものが共有できたとき、デザインが決まった瞬間は本当にうれしいものです。もちろん実際に完成して“お渡し”の時もそれにも増してのうれしさがあります。この繰り返しの喜びはは何ものにも代えられません。水曜日が店を持っていたときの休みでしたので、少しオフモードでしたが近頃そんな気も薄らいでいます。

  2005.07.27

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