徒然ひぐらし亭

いや～ようやく、といいますか
あー辿り着いちゃった、といいますか
最新刊まで読み終えました「彩雲国物語」

早く先は読みたいけど、でも読んでしまったら
次の巻が出るまでうずうず・・・
ってな感じで矛盾しちゃうのは皆さん同じですよね？

今回から秀麗は本当に「1人で」歩いていかなければならない
道のりとなりました。
「甘さ」を痛感した巻となりましたね。

そう、今までの秀麗のしてきた事は
はっきり言えば秀麗の家柄や、周囲の有能な人物によって
また王の独断などによって「守られて、支えられ、助けられた」
功績である事は否定出来ません。
もちろん、彼女自身の力量、才覚と強い意志がなければ
コトを解決まで運ばせる事が出来なかったのも事実。
理想にもえ感情だけで突っ走ってきた事も認めなければならないでしょう。

でもね、その全ての甘さを否定しなくてもいいんですよ。
甘さも政治にとっては必要だと思うし
天河のユーリの台詞じゃないけど
いつしかそれが本物になるかもしれない。
確かに今のままの秀麗じゃ出世前に潰されてしまう。
出世するより前に官吏としての仕事が出来ればいいといっても
出世しなくては出来ない事も変えられない事も山ほど！

冷静に人を見る事の出来るタンタン君も傍にいてくれる事ですし
秀麗を叩き潰そうとする部署に配属、なんて
もう山、山、山、だらけの秀麗の官吏の道ですが・・・
こんなんで潰されるなよ、秀麗、頑張れ！
でもアンタは頑張りすぎるから時には気抜けよ(笑）

それにしても秀麗は恵まれているね。
人の縁、というものに。
人から好かれるそのまっすぐさや純粋さとか素直さとか
・・・気をつける程に気をつけないと足元を救われちゃうけど
その「甘さ」が秀麗のいいところ、なんだからね。

さあて～、ようやくまいだーりん
赤川次郎さんの作品も読めるわ(笑）
いや、彩雲国読んでいる間に読めない事もなかったんだけど
自分がごちゃごちゃしちゃう感じだったんで。
赤川作品を読む前に気になっていた「今日からマ王！」を
読み始めています。
まだ本当にちょこっとだけど結構面白そう♪
アニメも見たいなぁ・・・。
だって森川さん井上さんも出てるし～(笑）
でも私が行きつけのレンタルショップに1部がないんでやんの、
んもー！！