徒然ひぐらし亭

実はかなり前から漫画の存在は知っていたし
絵も嫌いではないので気になってはいたんだけれど
何となく、たまたま手が出なかった作品。

最近「彩雲国物語」や「十二国記」
中国風ファンタジーではないけど
「輝夜姫」「天は赤い河のほとり」
等々、とことん

少女漫画の王室モノ



が大好きなワタシ。

この漫画は韓国でも、日本でも人気があるし
韓国でドラマ化もされたので
ご存知の方も多いとは思うけれど
日本やイギリスのように
今現在「もしも韓国に王室があったら（続いていたら）」
という設定。
韓国の普通の高校に通う
特別頭もいい訳でない、美人でもない
家もごくごく普通
（・・・というか家計は結構、かなりキツイ）
ちょっとおっちょこちょいな
何もかも「普通」の女の子チェギョンが
同じ学校に通う皇太子シンの妃になる事になってしまって・・・。

という処からアレコレ始まる話。
かなり、少女漫画の王道いってます。
一見シンデレラストーリーっぽく見えて
シンもチェギョンも最初は「冗談じゃない」
と思いつつもお互いに意識し始めて
すれ違いや誤解がありーのなんてーの
元カノやらチェギョンに想いを寄せるシンの従兄ユルとかが
からんできたり太皇太后のおばあちゃん始め
王宮のじいちゃん、ばあちゃんどもが
2人をどうにかくっつかせようと、既成事実を作らせようと（笑）
アレコレ巡らせたり、まぁ、色々事件は起きるんです。
ギャグのセンスが結構好きです♪



お互いの祖父が親友で
「孫を結婚させよう」と約束してしまっていたのが
結婚理由なんですが・・・

今現在はシンの父親が主上。
でも彼はシンの祖父の第2王子で
シンの伯父さんにあたる人が皇太子で
主上になる筈だったのが
病弱だったので皇太子のまま他界。
妃と息子（これがシンの従兄のユル）は
王室を離れてイギリスへと移住して・・・。
実は2、3巻を読んでいないし
この王室の設定も把握出来てないんだけれど
本来だったらユルが皇太孫で
チェギョンはユルと結婚する筈だったんですよ。


ヒーロー役のシンですが
かっこいいんだけどかなりひねくれてます（笑）
だからチェギョンを意識し始めても
それを素直に表現出来なくて
逆に従兄のユルは女性の扱いが巧くて
チェギョンに優しく接したりして、
またそれを傷ついてるシンが目撃して
ジェラシー起こしちゃって素直になれなくて
チェギョンを傷つけちゃったり・・・


と
うへへへへへへへへ、
とたまらないんですよー（笑）

韓国のコミックって日本と逆読みなんですよね。
右開きで左から右に読む・・・。
だからちょっと最初は読みにくいと思います。
まぁ、私の場合は慣れました。
大体の人も慣れれば平気かな、とも思うけど
やはり人によっては読みにくくてイライラしちゃうかも。
でもやっぱり反転版で作って欲しい気も・・・
でもそれすると高くなっちゃうかな(^_^;)
コマとコマ・・・話の繋ぎ方や表現が
もうちょっと、という処はありますが
絵も日本の少女漫画チックなので
入りやすいとは思います。


さっきも書いたようにちょうど今2、3巻が品切れで
私が寄った本屋でもなくって・・・。
でもとりあえず12巻まで買っちゃいましたよー！
12巻ではもう既にお互いに想いが通じ合っているんだけど
素直じゃない2人な上にシンの廃太子問題が出てきたり
結婚1周年の会見で「離婚」の文字をチェギョンが口にしてしまった
為騒動が起きていたり（結局シンが巧く「離婚までしようと思ったけど
今は愛し合っている」と巧くまとめたんだけど）
ユルの母親はユルを王位につける為
シンを陥れようと画策していたり
おじいちゃんが危篤状態にあったのに
シンはそれをチョギョンに知らせず
（知らせるべきか知らせないべきか苦しんでいた。
何でかというとシンのお母さんが
出産で周囲に慶事を優先させられた為）
おじいちゃんの死に際に間に合わなかったり
（シンが知っていた事をチェギョンは知らない）


とまぁ、まぁ、騒動は止みません。
そろそろ終息に向かう頃かな・・・？と
思います。
一体全体どうなる事やら。
まぁ、やっぱりこのままシンが皇太子で
チェギョンが皇太子妃で離婚なんてせず、
ハッピーエンドで終わって欲しいですけどね。



ところでドラマ化された際の俳優さんを
写真で見たんだけど
ん～～～～～何か私の好みではなかったー、ごめんなさーい(^_^;)